電脳筆写『 心超臨界 』

幸せは外部の条件によって左右されるものではない
自分の心の持ちようによって決まるのである
( デール・カーネギー )

光らないものはひとつとしてない――坂村真民

2024-10-07 | 03-自己・信念・努力
「この天地に生を受けたものに、落ちこぼれなどあるはずはありません。すべては光る存在なのに。最近、落ちこぼれなどという言葉が使われているようですが、これほど人間の本質を見失っている言葉はありません。競争原理という価値観でものを見るから、優秀だとか落ちこぼれとかいう見方をしてしまうわけで、これほど生命を傷つけるものはありません」 . . . 本文を読む
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自分の人生に有終の美を飾るために伝記を読む――森信三

2024-10-07 | 03-自己・信念・努力
若い頃は青雲の志を抱き、夜も寝ないで夢の実現に挑戦したけれども、どうも自分にはそれだけのものは備わっていなかったことに気付いた。さりとてこのまま人生を終わるには何か寂しい思いがする。自分も何かしておかなければならないのではないか。こういう問題意識を持ち始めたとき、今度は偉人伝ではなく、市井(しせい)に生きている人の中で、自分にも手が届きそうな、ウーンと唸(うな)るような生き方をしている人について書いたものを読むと、大いに励まされ、参考になるものです。かくして人は再び発奮し、有意義な人生を形作ることができます。 . . . 本文を読む

八歳で皇帝よりも重要なフロイトと握手する――ピーター・ドラッカー

2024-10-07 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
両親はフロイトと長年の知り合いだった。特に母キャロラインは、結婚前からフロイトの講義を聴講し、彼の娘と親しいなどの関係にあった。当時の女性としては極めて珍しく医学を専攻し、精神医学にも少なからぬ興味を持っていたためだ。今も私の手元には母が愛蔵していたフロイトの『夢判断』の初版がある。生前に母から楽しそうに聞かされたのだが、彼の講義では母は唯一の女性聴講生で、性の問題を話す際にフロイトは困惑した表情を見せていたそうだ。 . . . 本文を読む

「坐忘」小我を捨てて大我に帰る――松原泰道禅師

2024-10-07 | 03-自己・信念・努力
「坐忘」とは聞きなれない言葉ですが、中国の『荘子』という書物にある言葉です。孔子の弟子の顔回(がんかい)が、「先生、私は仁義や礼楽を深く究め、いまや坐忘の心境です」と言います。孔子が坐忘とは何かと尋ねますと、顔回は、「主体を落とし聡明を退く。形を離れ、知をを去り、大通に同じ、これを坐忘という」と答えます。 . . . 本文を読む

仕事というのは自分以外の人に喜んでもらうこと――矢内廣

2024-10-07 | 08-経済・企業・リーダーシップ
仕事というのは自分以外の人に喜んでもらうことかもしれない。そう直感するきっかけが私にはありました。それは小学校3年生の頃です。 . . . 本文を読む

哲学の道は特別な道ではない――茂木健一郎

2024-10-07 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
歩き慣れていない京都の「哲学の道」を歩くと、私はキョロキョロと周りの風景に目を奪われてしまって、脳がリラックス出来なくなってしまいます。 . . . 本文を読む
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努力する者を勇気づける――ジョン・トッド

2024-10-07 | 03-自己・信念・努力
われわれがものを手に入れるには必ず努力をせねばならないのであり、いやしくも自分が所有したり他人に提供したりする価値のあるものには、すべて努力という代価が必要なのだ。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 対外インテリジェンス機関を持たない日本――江崎道朗 》

2024-10-07 | 05-真相・背景・経緯
適切な政治判断をするためには、正確な「情報」が必要なのです。ところが日本には、海外に「協力者」「情報収集担当者」を送り込む「対外」インテリジェンス機関は存在しません。内閣調査室も公安調査庁も主として国内で活動するだけで、外国に「協力者」を送り込んで、外国の内情を探るということはしていないのです。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 教科書調査官「無謬神話」――藤岡信勝 》

2024-10-07 | 04-歴史・文化・社会
文科省はなぜ自由社の175箇所の反論をただの1つも認めず、全てに「否」の判定をしたのか謎であったが、文科大臣の回答を見て謎が解けた。検定意見の誤りを1つでも認めたら「一発不合格」制度が論理的に崩壊するからである。教科書調査官「無謬(むびゅう)神話」こそがこの制度の唯一の根拠である。間違うかもしれない生身の人間が国家によって絶対的な権力を付与されて民間の業者を思いのままに切り捨てることができる制度は、独裁国でなければ正当化し得ない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 歴史教科書問題――倉山満 》

2024-10-07 | 04-歴史・文化・社会
鈴木善幸首相の誕生により、「どんなバカでも、角栄に忠誠を誓えば総理大臣になれる」という風潮が出来上がってしまいました。田中は、自分の権力を誇示するために無能な人間を意図的に要職に据える悪癖があります。まさに善幸がそうでした。この鈴木内閣がやらかします。歴史教科書問題です。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中国語に「やさしい」は存在しない――石平 》

2024-10-07 | 05-真相・背景・経緯
中国のトップクラスの学者が編纂(へんさん)した『日中辞典』(上海商務印書館)という辞書があります。日本語を中国語に翻訳するものですが、その辞典で「やさしい」という項目を開いたら、この一言のために中国語での解釈が山のように書いてある。中国人が使う辞典ですよ。「やさしい」という日本語を解釈するのに10個以上の中国語の単語を並べている。しかもその単語は「善良」「寛容」などと、みんな素晴らしいことばばかり。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 潰された「船津工作」――藤岡信勝 》

2024-10-07 | 04-歴史・文化・社会
(「船津工作」)は塘沽停戦協定以来、日本側が北支で手にした権益のほとんどを放棄するという思い切った提案です。中国側からいってきた案を丸呑みするような妥協案でした。ですから中国としても文句のつけようのない、このうえもない好条件がそろっていました。 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 「なかったこと」を「あったこと」にする――西尾幹二 》

2024-10-07 | 05-真相・背景・経緯
しかるに桜井さんは、石原信雄氏の口から、当時いくら探しても客観的証拠はなく、16人の女性たちの証言は、日本政府がソウルで聞き取り調査をすると決めた瞬間から強制連行の“証拠”となるべき運命であったことが示唆されている。逆にいえば、16人の証言がたとえなくても、(客観的証拠は他にもちろんない)強制連行を日本政府が認めるつもりでいたことが見えてくる。 . . . 本文を読む

南京大虐殺という嘘 《 日本人みずからが言い出した南京大虐殺——倉山満 》

2024-10-07 | 04-歴史・文化・社会
昭和47(1972)年、田中角栄はそれまでの友好国の台湾(中華民国)を切り捨て、大陸(中華人民共和国)と結びました。その時の日中共同声明は、前文と本文9項目からなりますが、前文に「日本側は、過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」と明記されています。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 大塚久雄――艶やかな表皮につつまれた毒饅頭/谷沢永一 》

2024-10-07 | 03-自己・信念・努力
一般世間に顔出しするときには紳士的に居座(いずま)いを正し、社会主義者であり共産主義者である厳(いか)ついご面相を露呈しないために、近代主義者の仮面をかぶり、自由主義者の衣裳をこれ見よがしにまといます。のちに歴史学研究会、通称歴研(れきけん)は、世界史の発展法則、という便利な惹句(キャッチフレーズ)を持ちだして、一世を風靡(ふうび)したものです。この毒饅頭の外側を掩(おお)っている世界史の発展法則という艶々(つやつや)とした薄皮をめくると中には世界革命必然論という黒々とした餡(あん)こが入っているという仕掛けです。 . . . 本文を読む