電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが他人を責めるとき
あなたは成長し変化する自分の力を放棄したことになる
( ロバート・アンソニー )

NPO法人を立ち上げ、林業の担い手の育成を始めた――水野雅夫

2025-03-30 | 08-経済・企業・リーダーシップ
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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広角鋭角「森林を守る」
  [1] 人工林 持続の岐路に
  [2] 採算確保へ間伐集約
  [3] 林業再生 成功例に学ぶ
  [4] 組織改革、若返りで成果
  [5] 科学的視点養う林業塾
  [6] 林業担い手、NPOで育成
  [7] 社員・家族 山仕事学ぶ


目標は林業を志す人に学んでもらう学校の開設。「どんな世界か知らずに入り、すぐやめてしまう人も少なくない。学校や会社に通いながら林業の実情を学ぶことができれば定着する人も増える。どんなニーズがあるかなど、林業・寺子屋プロジェクトを続ける中で探っている」と語る。


[6] 林業担い手、NPOで育成
( 広角鋭角「森林を守る」08.11.17日経新聞(夕刊))

2008年版の森林・林業白書によると、1965年に25万人を超えた林業就業者は年々減少し05年には約5万人に落ち込んだ。高齢率も約26%(全産業では約9%)に達しており、林業の衰退を如実に反映している。

一方で増加傾向にあるとされるのが、出身地とは別の地方に移住したIターンの人が新たに林業に従事するケース。岐阜県郡上市で個人で林業に従事していた水野雅夫さん(46)は01年、特定非営利活動法人(NPO法人)、ウッズマン・ワークショップを立ち上げ、林業の担い手の育成を始めた。

「Iターンはナタもチェーンソーも使ったことのない人ばかり。早く技術を覚えないと危険だし効率も悪い。それなのに森林組合など林業現場の指導は相変わらず『見て覚えろ』式で人が育たない。自分でやってみようと考えた」。水野さんは説明する。

県内のレクリエーション施設周辺の森林整備を請け負ってNPOを維持する収入を確保する一方、技術向上などを目的とした研修会「林業Iターン・ミーティング」(年1回)や、幅広い希望者を対象に週末行う講座「林業・寺子屋プロジェクト」(体験コースなど6コース)を主催する。

今年は10月17日から3日間、市内の郡上八幡自然園で第9回林業Iターン・ミーティングが開かれ、17の都府県から75人が参加。最終日は森林組合などに勤務する経験組と初心者組に分かれて現場実習が行われた。

「だれかやらん」「はい」。経験組では20人の男性が次々と手を挙げ、チェーンソーでヒノキを切り倒していく。一人ひとりが作業を終えるたびに講師の専門家から厳しい注意が飛ぶ。「そんなに無造作に切るとケガするぞ。もっと切断面に気をつけて」

「経験者といっても独学でやってきた連中がいっぱいいる」と水野さんはいう。技術向上もさることながら「ここでの交流や情報交換で『元気をもらった』『リフレッシュできた』という人が多い。最近は森林組合から派遣されて参加する人もいて驚いている」。

目標は林業を志す人に学んでもらう学校の開設。「どんな世界か知らずに入り、すぐやめてしまう人も少なくない。学校や会社に通いながら林業の実情を学ぶことができれば定着する人も増える。どんなニーズがあるかなど、林業・寺子屋プロジェクトを続ける中で探っている」と語る。
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