電脳筆写『 心超臨界 』

目標を立てることは
見えないものを見えるようにするための第一歩
( トニー・ロビンズ )

無名有力の人たれ――安岡正篤

2024-05-13 | 08-経済・企業・リーダーシップ
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きょうは、安岡正篤師の「無名有力の人たれ」を学びます。

花を取り上げた相田みつをさんの詩にこういうのがあります。

  花には人間のような
  かけひきがないからいい

  ただ咲いて
  ただ散って
  ゆくからいい

  ただになれない
  人間のわたし

だれも見ていない山奥の花でも、ただひたすらに命いっぱいの花を咲かせて散っていきます。「無名有力の人たれ」は、だれが見ていなくても、かけひきのない花のように精一杯の命を燃焼させて最善を尽くすことをいいます。


◆無名有力の人たれ

『致知』2006年9月号【特集・上に立つ者の人間学】
●対談――伊與田覺&渡邉五郎三郎
「人に長たる者の人間学――先哲の教えが導くもの」

【渡邉】安岡先生がなくなられる前、「無名有力の人たれ」ということをよく私に言われました。名前がなくても力がある人間、世の中に役に立つ人間になりなさい。これは非常に肝に残りましたね。無名有力の人はまさに君子です。ですから私も講義の最後に「無名有力の人たれ」と付け加えることにしているのです。

そういえば、『論語』には、「孟之反(もうしはん)」の話があります。

子曰く、「孟之反伐(ほこ)らず、奔(はし)りて殿(でん)す。将(まさ)に門に入(い)らんとす。其の馬に策(むち)うちて曰く、『敢(あ)へて後(おく)れたるにあらず。馬進まざるなり』と」

孟之反という人物は決して伐らなかった。軍が敗走した時には、自らしんがりとなって敵の追撃を防いだ。まさに城門に入ろうとする時、自分の馬を鞭(むち)うち「自分はしんがりを務めたのではない。この馬が進まなかったのだ」と言って、少しも伐ることがなかった――という話です。
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