電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

不都合な真実 《 マイナス金利だと、国債を発行すれば国は儲かる――高橋洋一 》

2024-07-04 | 08-経済・企業・リーダーシップ
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財務省がこんな簡単なことをやらないのは、これまで「国債は将来世代に負担を残す」と言い続けてきたからだ。国債で利益が出ることがわかってしまうと、彼らの主張がウソだったことがバレてしまう。「国債を出したほうが儲かる」なんてことは、彼らにとっては、天地がひっくり返るようなことなのだ。


◆マイナス金利だと、国債を発行すれば国は儲かる

『高橋洋一、安倍政権を叱る!』
( 高橋洋一、悟空出版 (2020/3/25)、p165 )

2019年10月に、10年国債の金利はマイナス0.2%になった。これが何を意味しているかわかるだろうか。

簡単な例で考えてみる。まずプラス金利の場合。

国債を発行してお金を調達すると、金利分を加えて返済しなければいけない。例えば、10年国債の金利がプラス0.2%だとすると、1兆円調達した場合には、毎年1兆円✕0.2%=20億円ずつ金利を支払う。10年間で200億円の金利を払う。そして10年後に1兆円を返す。

マイナス金利の場合はどうなるのか。

マイナス金利というのは、金利分が手元に入ってくるということだ。マイナス0.2%の場合は10年間でマイナス2%になる。国債を額面1兆円発行したときに、手元には1兆200憶円が入ってくる。その後の利払いはゼロ。そして10年後には1兆円を返す。

マイナス0.2%の金利のおかげで、手元に200憶円の収入金が入ってきてしまう。無為無策をするのなら、1兆円は使わずに保管しておいて、10年後に1兆円を返却すればいい。国債を発行することによって、労せずしてして国は200憶円が儲かってしまうわけである。

何も考えずただ国際を発行するだけ。こんなことは、バカでもできる。ところが、財務省はやろうとしない。筆者から見ればバカ以下だ。

財務省がこんな簡単なことをやらないのは、これまで「国債は将来世代に負担を残す」と言い続けてきたからだ。国債で利益が出ることがわかってしまうと、彼らの主張がウソだったことがバレてしまう。

「国際を出したほうが儲かる」なんてことは、彼らにとっては、天地がひっくり返るようなことなのだ。
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