電脳筆写『 心超臨界 』

一般に外交では紛争は解決しない
戦争が終るのは平和のプロセスとしてではなく
一方が降伏するからである
D・パイプス

くだらん奴がくだらんと言うことは?――黒澤明

2024-08-25 | 03-自己・信念・努力
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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父は、検閲官に「くだらん奴が、くだらんと言うことは、くだらんものではない証拠で、つまらん奴がつまらんと言うことは、大変面白いということでしょう」と、食ってかかり、上映禁止を余儀なくされた。


◆くだらん奴がくだらんと言うことは?――黒澤明

『回想 黒澤明」』
( 黒澤和子、中央公論新社 (2004/8/1)、p37 )

『虎の尾を踏む男達』(昭和20年)のときは、アメリカ軍が日本に進駐して、軍国主義退治の一環として、司法警察や検閲官を馘首し始めた頃と重なっていた。

ところが、検閲官に呼び出され、「日本の古典芸能である歌舞伎の『勧進帳』の改悪だ。エノケン(喜劇俳優、榎本健一)を出すこと自体、歌舞伎を愚弄している」とか「こんなつまらんものを作って、どうする気だ」とまくし立てられた。

父は、検閲官に「くだらん奴が、くだらんと言うことは、くだらんものではない証拠で、つまらん奴がつまらんと言うことは、大変面白いということでしょう」と、食ってかかり、上映禁止を余儀なくされた(公開は昭和27年)。
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