電脳筆写『 心超臨界 』

人は歳をとったからといって遊ぶことを止めない
人は遊ぶことを止めるから齢をとるのだ
( バーナード・ショー )

欠点さえも長所に変える――ジャック・ウェルチの母

2024-08-01 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


(2005年7月16日投稿)
シャープは14日、「デュアルビュー液晶」を開発したと発表した。視野角を制御し、画面分割なしに二つの映像を同時に表示する。左斜めから見るか、右斜めから見るかで、映像が異なる。家庭用テレビやゲーム機、広告用ディスプレーなど幅広い用途が見込まれている。

シャープはまた、横からのぞいても画面が見えない「ベールビュー液晶」も同時に開発した。ATM端末での暗証番号入力などを他人から見えにくくできるため、安全性やプライバシーの確保に有効とみている。

液晶テレビが世に出たとき、視野角が狭すぎて、画面を横から斜めに眺めると映像が極端に暗くなるという欠点があった。今ではそれも、各種フィルターの開発のおかげで解決している。視野角の広さは、ブラウン管テレビ、プラズマテレビと比べてももはや遜色ない。

それどころか、今度の「デュアルビュー液晶」や「ベールビュー液晶」は、視野角の狭さという欠点を逆に売り物にしてしまったのだ。欠点を克服しなければいけないと思ってやってきたのが、見方を変えれば最大の強みを発揮することができる。

世界最高の経営者と言われるジャック・ウェルチは、若い頃、吃音(きつおん)がひどく、なかなか治らなかった。そのため困るほどではないにせよ、滑稽な事態を引き起こすことがあった。大学生のころ、金曜日にはよく学食でツナ・サンドイッチを注文した(当時、カトリックは金曜日に肉を食べることが許されなかった)。ひとつ頼んだつもりなのに、ウェイトレスはいつもサンドイッチをふたつ持ってきた。彼の注文を「ツーツナ・サンドイッチ」と聞くからだった。

ジャック・ウェルチが吃音に悩まずにすむよう、母が絶好の言い訳を考え出してくれた。「頭がよすぎるからよ」と、母はよく言っていた。「おまえほど頭の回転が速ければ、誰だって舌がついていかないよ」。彼は実際、長いあいだ、言葉がつっかえてしまうことをまるで気にしなかった。母が言うとおり、頭の回転が口の回転より速いのだとずっと信じていた。

見方を変えれば、欠点は最大の長所にも変り得る。では、あなたの欠点は何だろうか。そして、その欠点を一番必要としているものは何なのだろうか。そこに自己を変革するヒントが隠されている。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上等な帽子はかぶっているこ... | トップ | 今日のことば 《 つねに敵に... »
最新の画像もっと見る

03-自己・信念・努力」カテゴリの最新記事