電脳筆写『 心超臨界 』

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( H・ジャクソン・ブラウン・Jr. )

不都合な真実 《 建国日があやふやな韓国――高橋洋一 》

2024-08-15 | 04-歴史・文化・社会
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臨時政府は国家として正式に国際的な承認が得られることはなかった。だから、歴史的に見れば1919年4月11日を建国日とするには無理がある。さらに韓国は、1910年に日本に併合されたが、実はそれを誰が解放したのかもよくわかっていない。それゆえに、韓国の建国日は、日本の終戦日(1945年8月15日)かもしれないのだ。


◆建国日があやふやな韓国

『韓国、ウソの代償』
( 高橋洋一、扶桑社 (2019/9/1)、p182 )

実は韓国は悲しい歴史をたどっている。そもそもいつ建国がなされ、主権をいつ獲得したのかすらよくわかっていないのだ。日本は古代までずっと起源をさかのぼれる。終戦後、一時は米国に占領されたものの、のちに主権を回復した。

一方の韓国は、いちおう起源をたどってみると、1919年の日本統治時代の朝鮮で起きた日本からの独立を目指す「3・1運動」の後、海外で朝鮮の独立運動を進めていた活動家の李承晩(イ・スンマン)、呂運亨(ロ・ウニョン)、金九(キム・グ)らによって、中国・上海市で結成された「大韓民国臨時政府」という組織だとされている。

だから韓国は自国の歴史を主張するとき、この臨時政府があったことを論拠にする。彼らが言うところの臨時政府の樹立は1919年4月11日(以前は4月13日)とされていた。

だが、臨時政府は国家として正式に国際的な承認が得られることはなかった。だから、歴史的に見れば1919年4月11日を建国日とするには無理がある。さらに韓国は、1910年に日本に併合されたが、実はそれを誰が解放したのかもよくわかっていない。それゆえに、韓国の建国日は、日本の終戦日(1945年8月15日)かもしれないのだ。

いずれにせよ、韓国が臨時政府を根拠とするには、日本の支配から逃れたいという気持ちが前面に出ている。韓国は建国日がとてもあやふやなのだ。だから国としての一貫したアイデンティティーがない。これは悲しい話だ。

そんな韓国が、米国中心の安全保障という「呪縛」から逃れることは不可能だ。その一方で、安倍首相はそれを逆手にとって米国に食い込むことで、安全保障を有利に進めているといえるだろう。
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