電脳筆写『 心超臨界 』

計画に失敗すれば、失敗を計画したことになる
( アラン・ラケイン )

従軍慰安婦という嘘 《 朝日 記事取り消しの矛盾——阿比留瑠比 》

2024-07-14 | 04-歴史・文化・社会
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朝日は慰安婦に関する吉田証言は否定したものの、同じ吉田氏が朝鮮人男性6千人弱を同様に連行したと証言した記事は取り消していないというのだ。なるほど、朝日の昭和57年10月1日付朝刊記事「朝鮮人こうして連行 樺太裁判で体験を証言」「壮年男子根こそぎ 集落包囲、殴りつけ」は、東京地裁での吉田氏の言葉をそのまま紹介してこう書いている。「木刀で殴りつけ、『コラ、表に出ろ』と、男を全員道路にたたき出した。その中から20―40歳に思える男だけをホロでおおったトラックに乗せ、着のみ着のままで連行した」


◆朝日 記事取り消しの矛盾――阿比留瑠比・政治部編集委員
 (「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞 H26(2014).12.04 )

藤岡信勝・拓殖大客員教授が先月、僚紙夕刊フジに連載していたコラムで興味深い事実を指摘していた。朝鮮半島で女性を奴隷狩りのようにして強制連行したと証言した吉田清治氏について、虚偽だと判断して関連記事16本を取り消した朝日新聞の矛盾に関してである。

  男性連行証言

朝日は慰安婦に関する吉田証言は否定したものの、同じ吉田氏が朝鮮人男性6千人弱を同様に連行したと証言した記事は取り消していないというのだ。

なるほど、朝日の昭和57年10月1日付朝刊記事「朝鮮人こうして連行 樺太裁判で体験を証言」「壮年男子根こそぎ 集落包囲、殴りつけ」は、東京地裁での吉田氏の言葉をそのまま紹介してこう書いている。

「木刀で殴りつけ、『コラ、表に出ろ』と、男を全員道路にたたき出した。その中から20―40歳に思える男だけをホロでおおったトラックに乗せ、着のみ着のままで連行した」

「吉田さんが指摘した限りでも、こうして推定6千人弱を『労務動員』した」

朝日が歴史問題でいかに「職業的詐話師」(現代史家秦郁彦氏)である吉田氏に執心し、また依存していたかがうかがえる。ともあれ、男性強制連行の記事はなぜそのままなのか。

藤岡氏が朝日に(1)なぜ取り消さないのか(2)記事内容は真実と認定したのか(3)今後取り消す考えはあるか―の3点を問い合わせたところ、こんな回答があった。

「記事は、当時の裁判の吉田清治氏の証言を報じたもので、裁判の証言自体をなかったことにすることはできないと考えている」

てんで理屈になっていない。この論法に従えば、吉田氏が慰安婦を強制連行したと証言したのも事実なのだから、朝日がその証言自体を紹介した記事を取り消したのも間違いだということになってしまう。

  不自然な放置

第一、朝日は平成5年3月20日社説「日本の道義が試されている」では、こう主張しているではないか。

「朝鮮半島からの労働者の強制連行があったのに、慰安婦についてだけは、強制がなかったと考えるのは不自然だろう」

慰安婦の強制連行証言を取り消した朝日が、同じ人物による男性の強制連行証言を取り上げた記事を放置するのは不自然である。

そもそも、労務者の「徴用」を「強制連行」と言い換えていること自体おかしいのだ。

朝日自身、昭和34年7月13日付の記事「大半、自由意思で居住 外務省、在日朝鮮人で発表」「戦時徴用は245人」ではこう書いている。

「韓国側などで『在日朝鮮人の大半は戦時中に日本政府が強制労働をさせるためにつれてきたもので、いまでは不要になったため送還するのだ』との趣旨の中傷を行っている」

また、前述の57年10月の朝日記事は、吉田氏が裁判で、「(朝鮮半島からの男性強制連行は)18年夏から20年2月ごろまでにかけて、毎月のように続いた」と証言したと記すが、この点についても34年7月の記事はこう指摘している。

「国民徴用令は(中略)朝鮮への適用はさしひかえ昭和19年7月に実施されており、朝鮮人徴用労務者が導入されたのは、翌年3月の下関―釜山間の運行が止まるまでのわずか7カ月であった」

朝日がどうしても男性の強制連行に関する記事を取り消したくないのなら、いっそ34年の記事の方が間違いでしたと訂正してはどうか。
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