電脳筆写『 心超臨界 』

我われの人生は我われの思いがつくるもの
( マルクス・アウレリウス )

今日のことば 《 良い話し手になるゆいつの法則――クリストファー・モーレー 》

2024-05-02 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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良い話し手になるゆいつの法則がある
それは聞くことを身につけることである
( クリストファー・モーレー )
There is only one rule for being a good talker - learn to listen.
( Christopher Morley )


◆相手にしゃべらせる

『人を動かす』https://tinyurl.com/y957rtwu
( D・カーネギー、創元社、p213 )

アメリカ屈指の自動車会社が、内装用の織物類を一年分購入しようとしていた。3社の大メーカーが、見本を提出した。自動車会社の重役たちはその見本を吟味したのち、メーカーにそれぞれ通知を出し、最終的な説明を聞いたうえで契約するから、指定の日にたずねてくるようにといってやった。

そのうちのあるメーカーの代表者R氏も、重い喉頭炎をおしてやってきた。以下はR氏の話である。

「私の説明する番がまわってきたが、声を出そうにも出なかった。かすれ声すら出ない始末だ。一室に案内されると、そこには社長をはじめ、各部門の責任者がずらりと並んでいる。わたしは立ちあがってしゃべろうとしたが、喉がキーキーと鳴るだけだった。

そこで、わたしは一枚の紙に『喉をいためて声が出ません』と書いて差し出した。

それを見た社長が『では、君にかわってわたしがしゃべってあげよう』といい出した。そして、わたしの見本を広げると、その長所をほめだした。すると、それにつれて活発な意見が各責任者から出た。社長はわたしの代弁をしていたものだから、いきおいわたしの味方になってしまった。わたしはただ、ほほえんだり、うなずいたり、身ぶりをして見せるだけでよかった。

この風変わりな会話の結果、わたしは50余万ヤールの布地の注文を受けた。金額にして160万ドル。わたしにとっては、生まれてはじめての取引だった。

そのとき、もしわたしが声をつぶしていなかったら、とてもその注文はとれなかったにちがいない。わたしはそのときまで、商売のやり方について、とんでもないまちがった考えを持っていたのである。自分でしゃべるよりも相手にしゃべらせたほうが利益が大きい場合があることを、そのときまで知らなかったのだ」。
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