電脳筆写『 心超臨界 』

影は光があるおかげで生まれる
( ジョン・ゲイ )

向上心 《 相手の「人間性」をどのように見抜くか――サミュエル・スマイルズ 》

2024-07-08 | 03-自己・信念・努力
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豊かな人間性を持ちながら礼儀を知らなかった人たちも、時にはいたということを忘れてはならない。堅い皮がおいしい果肉をおおっているように、ぶっきらぼうな外観が親切で暖かい性格を閉じこめてしまっていることがよくある。一見無骨(ぶこつ)な人間はお辞儀の仕方さえ知らないような印象を与えるが、心の中は意外に誠実でやさしく暖かみにあふれていることがあるのだ。


◆相手の「人間性」をどのように見抜くか

『向上心』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房 (2011/5/21)、p177 )
第5章 よい人間関係をつくる――つき合う相手を糧に自分を成長させているか
3 相手の「人間性」をどのように見抜くか

礼儀は美術品と同じで、感動を与え、見た目にはきわめて心地のよいものである。

しかし人が「持っていない美徳をさもあるかのように見せかける」ように、礼儀もただの仮面がわりに使われる可能性がある。

それは目に見える外面的なよい行ないのしるしではあるが、うわっつらだけの薄っぺらなものかもしれない。洗練された身のこなしを見せても、心の中は腐り切っているかもしれないし、一分の隙もない礼儀正しさも、結局はにこやかなゼスチュアと美辞麗句を並べてただけにすぎないかもしれない。

これとは反対に、豊かな人間性を持ちながら礼儀を知らなかった人たちも、時にはいたということを忘れてはならない。

堅い皮がおいしいい果肉をおおっているように、ぶっきらぼうな外観が親切で暖かい性格を閉じこめてしまっていることがよくある。一見無骨(ぶこつ)な人間はお辞儀の仕方さえ知らないような印象を与えるが、心の中は意外に誠実でやさしく暖かみにあふれていることがあるのだ。
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