電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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われわれはホメロスやヴェルギリウスと同じ時代に生きたかのように、二人の行動をすべて知っている。彼らの作品を手に取ることも、枕元に置くことも、声に出して読むこともできる。肉眼で見えるこのような足跡を地球上に残している者は他にはいない。文学者は死んでしまってからも、自分の作品の中で息づき行動しながら生きているのだ。
『向上心』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房 (2011/5/21)、p161 )
第4章 見識を高める――「人生の教え」をいつ、どこから学びとるか
3 「最高の人生」を切り開く最良の刺激剤
◆時代の精神を動かしてきたこの偉大な「力」
書物が人類の文化の発展にどれほど大きな影響を及ぼしたかについては、今さら言うまでもあるまい。
書物は人類の知識の宝庫である。書物はあらゆる学問の分野におけるあらゆる営為・業績・思想の成功と失敗の記録である。
書物はいつも、時代を未来に前進させるもっとも力強い原動力となった。
「福音書から民約論(ルソー)に至るまで、革命を引き起こしたのは常に書物だった」と言っている人もある。
事実、偉大な書物は、しばしば大戦争に負けぬ威力を持つ。虚構文学(フィクション)ですら、時によると強い社会的な力を発揮する。フランスのラブレー、スペインのセルヴァンテスは、人間の恐怖の逆の表現である嘲笑を唯一の武器として、中世修道院制度と騎士道精神の権威を同じ時期にくつがえした。
詩人は英雄よりも後世まで生き延びる。それは、詩人のほうが不滅の空気を余分に吸い込んでいるからである。詩人は自分の思想と行動を、英雄よりも完全な形で後世に遺すことができる。
われわれはホメロスやヴェルギリウスと同じ時代に生きたかのように、二人の行動をすべて知っている。彼らの作品を手に取ることも、枕元に置くことも、声に出して読むこともできる。肉眼で見えるこのような足跡を地球上に残している者は他にはいない。文学者は死んでしまってからも、自分の作品の中で息づき行動しながら生きているのだ。
一方、世界を征服した英雄だとて、骨壺の中の灰になり果てるだけだ。
思想と思想の間に生まれる共感は、思想と行動の間に生まれるそれよりも親密で、生命力にあふれている。炎が炎を燃え上がらせるように、思想は互いに輪をつなげていく。しかし、死んでいった英雄に捧げられる賞賛の言葉は、大理石の記念碑の前で焚かれる線香の煙のようにむなしい。
言葉・観念・感情は時代の流れとともに確たる形に固まっていくが、物質・肉体・行動は崩壊してしまう。人間と一緒に、行動だけではなく長所も高潔な人格も消え失せてしまう。知性だけが不滅であり、形をそこなわずに子孫に受け継がれる。
「言葉は、永久にこの世に残る唯一の存在である」
これはハズリットの言葉である。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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われわれはホメロスやヴェルギリウスと同じ時代に生きたかのように、二人の行動をすべて知っている。彼らの作品を手に取ることも、枕元に置くことも、声に出して読むこともできる。肉眼で見えるこのような足跡を地球上に残している者は他にはいない。文学者は死んでしまってからも、自分の作品の中で息づき行動しながら生きているのだ。
『向上心』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房 (2011/5/21)、p161 )
第4章 見識を高める――「人生の教え」をいつ、どこから学びとるか
3 「最高の人生」を切り開く最良の刺激剤
◆時代の精神を動かしてきたこの偉大な「力」
書物が人類の文化の発展にどれほど大きな影響を及ぼしたかについては、今さら言うまでもあるまい。
書物は人類の知識の宝庫である。書物はあらゆる学問の分野におけるあらゆる営為・業績・思想の成功と失敗の記録である。
書物はいつも、時代を未来に前進させるもっとも力強い原動力となった。
「福音書から民約論(ルソー)に至るまで、革命を引き起こしたのは常に書物だった」と言っている人もある。
事実、偉大な書物は、しばしば大戦争に負けぬ威力を持つ。虚構文学(フィクション)ですら、時によると強い社会的な力を発揮する。フランスのラブレー、スペインのセルヴァンテスは、人間の恐怖の逆の表現である嘲笑を唯一の武器として、中世修道院制度と騎士道精神の権威を同じ時期にくつがえした。
詩人は英雄よりも後世まで生き延びる。それは、詩人のほうが不滅の空気を余分に吸い込んでいるからである。詩人は自分の思想と行動を、英雄よりも完全な形で後世に遺すことができる。
われわれはホメロスやヴェルギリウスと同じ時代に生きたかのように、二人の行動をすべて知っている。彼らの作品を手に取ることも、枕元に置くことも、声に出して読むこともできる。肉眼で見えるこのような足跡を地球上に残している者は他にはいない。文学者は死んでしまってからも、自分の作品の中で息づき行動しながら生きているのだ。
一方、世界を征服した英雄だとて、骨壺の中の灰になり果てるだけだ。
思想と思想の間に生まれる共感は、思想と行動の間に生まれるそれよりも親密で、生命力にあふれている。炎が炎を燃え上がらせるように、思想は互いに輪をつなげていく。しかし、死んでいった英雄に捧げられる賞賛の言葉は、大理石の記念碑の前で焚かれる線香の煙のようにむなしい。
言葉・観念・感情は時代の流れとともに確たる形に固まっていくが、物質・肉体・行動は崩壊してしまう。人間と一緒に、行動だけではなく長所も高潔な人格も消え失せてしまう。知性だけが不滅であり、形をそこなわずに子孫に受け継がれる。
「言葉は、永久にこの世に残る唯一の存在である」
これはハズリットの言葉である。