電脳筆写『 心超臨界 』

幸せは外部の条件によって左右されるものではない
自分の心の持ちようによって決まるのである
( デール・カーネギー )

南京大虐殺という嘘 《 連合国の政治的意図――東中野修道 》

2024-08-02 | 04-歴史・文化・社会
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
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生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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日本軍占領下の南京に在住し WHAT WAR MEANS では匿名の証言者として登場した欧米人たちが姿を現し、書面での口述書を提出し更には法廷に出頭して証言した。これらの証人の中には、スマイスも含まれる。しかしティンパーリー自身は、南京の法廷にも東京の法廷にも、書面あるいは直接の証言のいずれにおいても全く姿を現さなかった。ティンパーリーが姿を現し証言したりすれば、かつての国民党国際宣伝処との関係が明らかになり、「南京大虐殺30万人説」の成立に決定的悪影響を及ぼす事を懸念したのである。


◆連合国の政治的意図

『南京「虐殺」研究の最前線(平成15年版)』
( 東中野修道、展転社 (2003/09)、p50 )

南京と東京の裁判では、多くの証拠と証人が共有された。そして、ティンパーリーが WHAT WAR MEANS で告発していた日本兵による暴行、略奪、放火さらには殺人事件が、「南京大虐殺」を構成する重要な証拠として検討された。もっともティンパーリーが告発した特定の事件が検証されたわけではなく、日本兵の同類の行為が新証拠として提起され論じられた。しかし WHAT WAR MEANS の内容が、裁判開始の前提となり、また裁判を維持する基本的枠組みとして機能した。とりわけ南京の裁判では、 WHAT WAR MEANS はすでに述べた『スマイス報告』とともに、「大虐殺」を立証する重要証拠として判決書の中に特筆されたのである。また二つの裁判では、日本軍占領下の南京に在住し WHAT WAR MEANS では匿名の証言者として登場した欧米人たちが姿を現し、書面での口述書を提出し更には法廷に出頭して証言した。これらの証人の中には、スマイスも含まれる。しかしティンパーリー自身は、南京の法廷にも東京の法廷にも、書面あるいは直接の証言のいずれにおいても全く姿を現わさなかった。ティンパーリーが姿を現し証言したりすれば、かつての国民党国際宣伝処との関係が明らかになり、「南京大虐殺30万人説」の成立に決定的悪影響を及ぼす事を懸念したのである。要するに、国民党の影のエイジェントとしての自らの過去を隠すためでもあったのは言うまでもない。

南京と東京の裁判では、中華民国側が提出した「敵人罪行調査報告」(前出)に記載された南京市内での膨大な遺体の埋葬数が「決め手」となり、「大虐殺」の実在が確定された。崇善堂という慈善団体などは戦後の調査に対し、1938年4月に十万体の遺体を埋葬したと申告していた。これらの調査結果に著しく信憑性が欠けることは、東京の裁判では欧米人をふくむ弁護団により明快に指摘された。しかし弁護団も裁判官らも、この明快な指摘を受け入れ「敵人罪行調査報告」の証拠能力を疑問視することに躊躇した。いい加減な証拠に基づこうが、日本の行動を戦争犯罪として断罪しなければならないという連合国の政治的意図が、最優先されたのである。

かくして東京の判決では死者数は十万人余りと大幅に減少したにもかかわらず、「南京大虐殺」そのものは実在したという判断がくだされる。そしてこれが、死者30万人を主張する南京の判決を補完することになり、「南京大虐殺30万人説」が定着することになる。
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