司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

議事録の作り方 その1

2010年07月15日 | いろいろ

株主総会ラッシュが終わってしまいましたので、ちょっと時期を逸した感がありますが、議事録の作り方についてです。
会社のご担当者の場合、自社で作成される議事録しか見たことがないでしょうから、「他の会社はどうやっているのっ??」 ってことも知りたいかも???と思っております。

まず、用紙の大きさから。

日本では、長らく日本工業規格B列(B4又はB5)の用紙を使用しておりまして、ダンダンとA4版に変わって来ましたよね。 ウワサによれば、法務局は大枚はたいて登記簿をオンライン化したけれど、その際はB5版でしたので、それをさらにA版にするための費用を捻出するのは無理=登記事項証明書だけはA4にはならないだろう。。。 と聞いていました。

確かに、周りではダンダンA版へ移行しているのに、登記簿がA4版になるのはとても遅かったような。。。それでも、何とかA版への移行が完了しましたね。不動産登記にいたっては、縦長横書きにまでなってしまいました。

。。。というわけで、一番変化の遅そうな法務局でも変わりましたので、クライアントさんも、議事録はほとんどA4版で作られています。 それでも、今でもB4版(横長袋とじ)を使われている会社さんもあります。
ワタシも登記申請書をA4に変更した時は、「なんだか収まりが悪いのよね~(ーー;)、紙を折らないのもヘンな気がするし~。。。」 と、すごい違和感がありましたケド、今ではすっかり慣れました。

話を戻しますね。
議事録をA4版にしたのはいいのですけど、ワリと記載内容が少ない議事録の場合、A4用紙1枚だと微妙に収まらないのです。申請書も同じだったのですが、最後の記名押印欄がはみ出しちゃう。。。ってことが多いんですよね。
ただ、そうすると契印を押さないと。。。とか面倒ですから、A4用紙2枚の場合に限り、A3用紙を使われている会社も多いようです。

そして、現在では、両面印刷をされる会社さんも、少しずつですが増えて来ました。
やっぱりエコの時代が反映されているのかな~。。。などと想像してます。

用紙の方は、これもやっぱりエコでしょうか?再生紙を使われる会社もたまにあります。

そういえば、以前、事務所で議事録を印刷する場合は、和紙を使ってました。 ワタシがこの業界に入った頃は、プリンターで印刷しやすいように「コピー和紙」などというモノを使っていましたけど、今ではいつの間にか単なるコピー用紙です。

ちなみに、登記申請書もそんな感じです。
以前は、強靭な用紙を使用しなさいよ!ということが商業登記規則に規定されていましたが、今は用紙についての特別な制約はなくなっています。「昔のコピー用紙は質が悪くて、長期間の保存に耐えられないから、和紙を使うんだよ♪」と、昔事務所の先輩に教わりました。 なつかし~~。。。!!!!!

思い出に浸ってみたところで、明日につづく~。

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