定時株主総会のタイトルは？

現在、3月決算の会社さんの定時総会のピークを迎えております。
おかげ様で、ワタシも毎日忙しくさせていただいていますが、蒸し暑いのでダルイ～。。。
登記はダイタイ７月上旬までに申請が終わります。登記所の方も、会社の方もタイヘンですが、もう一息頑張りましょう！！

一昨年のことです。
新規のクライアントさんがいらっしゃいまして、議事録のドラフトを確認していたところ、「間違いかな？」って箇所がありました。
(仮に）第10回定時総会なのに、第９期事業年度となっています。う～ん。。。どうなんだろ。。。？
通常は、株主総会の回数と事業年度（第○期）は一致するものですよねぇ。

会社の方にお電話で確認すると、「モトモトは有限会社だったので、何かの拍子にズレてしまったようなんですが、間違ってはいないようなんですよね～。。。」とおっしゃっていました。

こういうことはタマにありまして、有限会社は社員総会だったけれども、株式会社は株主総会なので、株主総会になってから新たに第１回から数え始める、という感じです。ただ、こういう場合、事業年度は有限会社のときから通算するんじゃないかしら？と思っていました。ですから、そうすると、株主総会の回数の方が少なくなるんですけどね。。

結局、担当者の方も昔の事情は分からないらしく、ま、ワタシとしても「間違ってないならいいかな。」と思っておりました。
すると、今年になってその会社さんから、「株主総会は第○回でしょうか、それとも第○期でしょうか？」というお問い合わせがありました。
ナルホド。。。第○期定時株主総会ならば、定時総会の開催の回数ではなくて、第○期事業年度にかかる定時株主総会ってことになるから定時総会のタイトルと事業年度を一致させられますよね♪

実際皆さんどのようにされているか、といいますと、どっちもあります。さらには、定時総会は単に「定時株主総会」なのであって、特に○期も○回も付けない会社もあります。
いずれにしろ、普通は一致しているので、ワタシとしてはあまり気にしたことはなかったのですが、改めて考えてみると、意味は微妙に違います。
おっしゃるとおり、ズレているのはキモチの悪いモノでしょうし（しかも１回分だけズレているので妙にムズムズします）、ムリに合わせようとすると第○回定時総会が２回あるとか、通算してきた事業年度が１つ消えてしまう。。。ってことになるので、これはなかなか良いアイデアだと思いました。

。。。というわけで、今年から株主総会のタイトルを第○期と改称（？）いたしました。
また担当者が変わると、このことも謎の一つになるかもしれませんが(^_^;)、とりあえずはメデタシ！