ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

『油断大敵』と『獅子奮迅の力』

2008-02-18 19:17:45 | ことば

この寒さは、まさに『リハビリの敵』である。いつもの調子で自主トレを始めると、それでさえ反応が遅い身体が思うように動かずに『ヒヤッ』っとすることがしばしばである。最近、調子が良いので油断もあるのかもしれない。この油断について、あるスポーツ記者がこんな記事を書いている。

素人目とはまったく違うとらえ方だった。”打撃の求道者”といわれる広島カープの前田智徳選手に、打席で最も緊張するのは、どんな場面かを聞いた。すると『自分が有利なカウントになった時。例えば0ストライク2ボールかな・・・・・・』。投手が不利に思えるカウントになると、逆に打者の方に微妙な隙や力みが生じ、凡打に終わることが多い。『油断する自分、調子に乗る自分が一番危ない。最大の敵』と。相手が手ごわかろうが、組みやすかろうが、見くびらず、全力を尽くす。この姿勢を貫き、2000本安打を達成した。昔の言葉に百獣の王、ライオンを獅子王と呼び、このような言葉がある。『獅子王は前三後一といって、蟻の子を取ろうとする時も、また獰猛な動物を取ろうとする時も、前に三歩進んでは一歩下がる同じ勢いで望む』一見、些細に思える局面でも、決して力を抜かず、全力で取り組む。『獅子奮迅の力』これは万般にわたって大切なことである。

と書いてあった。この記事を読んで、私も決して油断せず、またリハビリに手を抜かず、折角、少しずつではあるが良くなってきた身体が、ちょっとした油断で怪我などをして後戻りなどをしないために。そして、毎日のリハビリに手を抜くことなく地道に、また、全力で頑張らねばと思った。