ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今日のニュースで・・・。

2008-02-14 19:56:23 | 日記・エッセイ・コラム

今日は『木曜リハ』だったが、急激な冷え込みで筋肉が硬くなり、身体がいう事を聞かず思うようにリハビリが出来ませんでした。『まぁ、こんな日もあるさっ』と自分に言い聞かせています。さて、今日、夕飯を食べながら日本テレビの『ニュースプラス1』の特集を見ていたら、不幸にも9年前に交通事故に合い、脳に大きな損傷を受け『中途障害』になってしまった女性の特集をやっていました。全身に障害が残ったものの、懸命なリハビリにより言語と手の動きが不自由ではあるものの回復してきたが、車椅子の生活を余儀なくされている女性に結婚相手が現れ、結婚式を挙げるまでの葛藤と新婚生活が放送されていた。ご主人は、事故にあう前から彼女を知っていたそうですが、付き合い始めたのは事故にあってから・・・。その理由は『彼女の笑顔が事故にあう前より、とても素敵だったから。』その女性は不自由な手でご主人のお弁当を作っていました。現在のご主人が現れてからリハビリを更に必死に取り組んだ成果です。レポーターがその女性に『恋の力は強かったですか?』と質問したら、照れながら『強かったです。』と答えていたのがほほえましかった。結婚式を挙げたいと女性が彼に相談したときに、彼は中々『うん』とは言わなかったそうで、その理由は『自分はみんなの前で、彼女を幸せにしますといえる男なのか?』ということだったそうだ。彼女が結婚式を挙げたい理由を彼に説明した。『今まで自分のために努力してくれたり、助けてくれた方にこんなに幸せになりました!』と感謝したいんだと・・・。それを知った彼は、結婚式を挙げることに喜んで同意しました。女性にはもう一つの願いがありました。『彼と並んで手をつないで歩きたい。』披露宴が終わりに近づいたとき、彼が彼女にささやいたのです。『立つ?』彼女は『うん』と答え、彼の腕に捉りながらではあったけれど、立ち上がることが出来たのです。それも彼と手をつないで!今、幸せな新婚生活を送っている二人の言葉・・・。『絶対に諦めず、前を向いて!そして周りの人に感謝をする。』それが二人の心の中にある共通の思い。この気持ちがあれば、どんなことも乗り越えられると・・・。私は、放送を見ていて涙が止まらなかったし、私と同じ思いを持って病気と闘っている人がいるということを知り心強くした。