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北野天満宮で「ずいき祭」

2019年10月05日 | 京都の寺社
 


京都の北野天満宮で秋の豊作に感謝をささげる「ずいき祭」が行われ、4日はサトイモの茎「ずいき」で屋根をふき、秋の野菜で飾りつけたみこしを奉納しました。

京都市中京区のお旅所を出発したのは、「ずいき」と呼ばれるサトイモの茎で屋根をふき、稲穂や赤なす、五色とうがらしなどおよそ50種類の野菜や穀物などで飾りつけた「ずいきみこし」2基です。

北野天満宮で行われる「ずいき祭」は、学問の神様、菅原道真の神前に秋の豊作への感謝のしるしとして野菜や穀物を供えたのが始まりとされています。

4日は、地域の子どもたちなどおよそ600人が交代でみこしを担ぎ、道真をまつったみこしとともに北野天満宮へと練り歩いていきました。

ことしのみこしには、開催中のラグビーワールドカップを記念して、赤と白の横じまのユニフォームをまとった日本代表の選手の姿もほおずきやにんにくなどを使って表現され、沿道の人たちは色とりどりの飾りを揺らしながら進む様子を楽しんでいました。

近所に住む女子大学生は、「いろいろなお野菜が飾ってあって秋の豊作のお祭りの雰囲気が感じられました」と話していました。
また一緒にいた女子大学生は、「ラグビーの飾りがまるで絵のようで、本当に植物なのかと驚きました」と話していました。
 
NHK

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