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秋の京都観光「うんざり」バス混雑 増便、乗り場分離…市が対策

2019年11月02日 | 京都のバス



 秋の観光シーズンのバス混雑を抑えようと、京都市交通局は11月2日~12月1日の土日祝日、「秋のおもてなしキャンペーン」を行う。バス運転手へのアンケートを基に、乗客が集中する四つのエリアを抽出し、京都バスと連携して増便したり、観光案内員の活動を充実させたり、あの手この手の対策を実施する。 

 同局は6~7月、車内混雑の実態を把握するため、初めて運転手に聞き取りや記入式のアンケートを実施。顕著な混雑が出る京都駅前(下京区)と金閣寺(北区)、祇園や五条坂周辺の東山(東山区)、四条河原町の4エリアで運行する5号や100号、206号など九つの系統について対策を練った。

 新たな取り組みとして、京都バスと連携して増便する。京都駅前-祇園の区間では、市バスの増便と京都バスの臨時便により通常3~4分の運行間隔を1~2分に短縮する。大原地域(左京区)への輸送力を向上させるため、京都バスが地下鉄国際会館駅前-大原で通常15本の運行本数を42本に増やし、観光客に地下鉄と京都バスを組み合わせた移動を促す。

 市内の主要観光地に向けた京都駅前発の一極集中を緩和する対策も行う。訪日観光客向けにJR西日本が発行している「関西エリアパス」に市営地下鉄1日券を組み入れ、山科区の寺院の特別公開をPRするなどして分散化を図る。

 金閣寺エリアでは、今春に実施した臨時停留所を再び設け、市民向けと観光客向けを分離する。また、観光案内役「おもてなしコンシェルジュ」を京都駅前だけでなく四条河原町などの停留所にも配置する。同局は「市バスに地下鉄やJRを組み合わせ、快適な京都観光を楽しんでもらいたい」としている。

京都新聞

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