今冬一番の冷え込みとなった11日、京都市上京区の北野天満宮で早咲きの梅2輪が咲いた。昨年に比べ約3週間早いといい、天満宮は「最高気温が連日15度超となった今月上旬の暖かさが影響したのでは」としている。
祭神・菅原道真が梅を愛したとされることから天満宮は梅の名所として知られ、境内には50種約1500本がある。例年、年末から3月中旬にかけて順次、紅白の花を咲かせる。
京都市の最低気温が1・3度を記録した11日朝、絵馬所北側の寒紅梅が2輪開いているのを神社職員が確認した。梅は朝方の寒風に耐え、親指ほどの大きさの赤い花を咲かせていた。
【京都新聞 2018年12月11日】