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ブラジルで旅客機墜落、61人死亡 住宅街に突っ込む

2024年08月10日 | 世界のニュース

2024.08.10 CNN.co.jp

墜落機の残骸の周辺で作業に当たる緊急サービス要員

ブラジル南東部サンパウロ市郊外で9日午後、旅客機が墜落し、航空会社ボエパスの声明によると、少なくとも61人が死亡した。

 

SNSで出回っている動画には墜落時の様子や、大破した胴体部分が地上で炎に包まれる光景が写っている。

 

航空機追跡サイト「フライトレーダー24」のデータによると、墜落した2283便はパラナ州カスカベルからサンパウロ州グアルーリョスに向かう途中、同州ビニェードの住宅地で墜落した。

 

航空機追跡データによると、離陸時刻は現地時間正午前。高度約5180メートルを巡航していたが、午後1時21分に10秒間で約76メートル降下した。その後約8秒間で約122メートル上昇。次の8秒間で600メートルほど高度を下げた後、急降下が始まり、わずか1分で約5180メートル降下した。

 

地元の治安責任者によると、医療チームが現地入りして犠牲者の身元確認に当たっている。当局者は乗客の家族に連絡を取っており、近く搭乗者の氏名を公表する方針だという。

 

ブラジル民間防衛当局によると、事故機は複数の住宅に突っ込んだ。バリーニョス市当局によると、住宅街で死者は出ていない。空撮写真には同機の機首や、地面に散乱する機体の焼け焦げた破片が写っている。

 

ビニェード市当局によると、複数の機関が墜落現場入りしていて、ブラジル空軍が調査に当たる見通しだという。当局は現場でブラックボックスを発見しており、事実関係を見極める助けになるとみられる。航空会社ボエパスは公式サイト上の声明で、墜落原因についての情報は持っていないと説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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