一日の間に花の色を変えるスイフヨウが京都の寺で咲き始めました。
京都市山科区の大乗寺では、およそ300株のスイフヨウが植えられていて、これから見頃を迎えます。
スイフヨウは明け方に真っ白な花を咲かせ、一日の間に淡いピンク、そして赤へと色を変えます。
酒に酔ったように赤くなることからその名が付いたといわれています。
ことしは夏の暑さの影響か、例年より1か月ほど咲き始めるのが遅かったということです。
参拝に訪れた人たちは、風に揺れる優雅なスイフヨウの姿を写真に収めるなどして楽しんでいました。
大乗寺の副住職の岡澤妙宣さんは「スイフヨウが寺に活気をもたらしてくれる。暑いのによく咲いてくれた」と喜んでいました。
大乗寺のスイフヨウは、今月中旬まで楽しめるということです。
NHK