世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

年央雑感(6)

2010-06-28 13:59:47 | Weblog

中国は日本に対して、ハードな侵略とソフトな侵略の二方面からアプローチしている事は、確かである。ハードでは、小生のブログ2009.5.13の中国人民解放軍退役軍人の遅浩田の論文「日本殲滅」を紹介しているので是非一読願う。同9.10では中国の戦略的国境概念と地理的国境概念、領海法を紹介している。地理的国境は軍事力や国力で拡大できるとし、それを戦略的国境概念としている。そしてその戦略的国境を領海法という国内法で守れると定義しているのである。正しくは、中国が欲する国境概念を戦略的国境概念として、それを軍事力やその他のソフトパワーで維持拡大すれば、地理的国境概念がそれについてくる、と言うのが中国共産党の考え方である。だから、張景子や蓮舫のような工作員が深く静かに潜行して日本を乗っ取り、日本を中国寄りに維持してから、速やかに中国軍が日本に侵攻すると言う戦略なのである。尖閣諸島だけでなく日本列島そのものを手に入れようとしているのである。それが第二列島線の概念であり、ハワイ近海までも中国の勢力圏とする考え方なのである。だから太平洋を中国と米国で分割して統治しようと、米国海軍大将ティモシー・キーティングに投げ掛けたのである。この件は2008.6.11の当ブログに詳しく載せてあるので参照願いたい。

中国が支配しようとしている第二列島線とは、正しく伊豆諸島、小笠原諸島、グアム、サイパン、パプアニューギニアをつなぐ線であり、この西太平洋からインド洋までを中国の支配下に置き太平洋を米国と分割統治しようとする戦略である。当然日本はその時は中国の属国となる。だから日本最南端の領土「沖ノ鳥島」をただの岩として日本の排他的経済水域を否定し周辺海域の調査を進めているのである。

だから蓮舫をはじめとする中国の手先のような考え方をする民主党に、この日本は任せられないと言っているのである。蓮舫の言う「2位ではダメなのか」の科学技術をないがしろにすることは、日本の国力を弱め中国の侵略を容易にするための手段である。それはまさしく、中国の手先として活動をしていることの表れなのである。次の記事にある属国心理の扶植工作そのものである。



台湾は日本の生命線中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢えて語らぬ生命線防衛の重要性を考えたい。
-2中国海軍力の脅威ーもはや第一列島線の突破は可能
2009/02/13/Fri冷戦時代、大陸勢力に対する防波堤の役割を担ってきた日本列島だが、今やその波に呑まれるのか。

米国のマレン統合参謀本部議長が打ち鳴らす警鐘に耳を傾けよう。同議長は二月五日の講演で、「中国の戦略的意図に対して最も配慮している。なぜなら空母など先端兵器を建造中だからだ」とし、「中国海軍はすでに第一列島線を越える能力を有している」と指摘した。

(Photo) マレン統合参謀本部議長

中国は日本本土、沖縄、台湾、フィリピンへ、ボルネオへと延びる列島線を第一列島線と呼ぶ。それに対し伊豆諸島、小笠原諸島、グアム、サイパン、パプアニューギニアを繋ぐ線を第二列島線とする。

第一列島線はこれまで、米軍によって中国封じ込めの役割を果たしてきたが、中国は逆にその内側海域(日本海、東支那海、台湾海峡、南支那海)で制海権を固め、その列島線を台湾有事などにおける対米防衛線にしようとしているのだ。

そしてその上で第二列島線まで進出し、支配海域を西太平洋にまで拡大する計画だ。沖ノ鳥島を「ただの岩」として日本の排他的経済水域を否定し、周辺海域の調査を進めたのも、すべてはそのためである。

(Photo) 第二列島線までの海域支配を目指す中国。すでに第一列島線を突破する力はあると言う


なお、下記URLには沖ノ鳥島をはじめ、第二列島線近くで挑発演習をした中国最新鋭の5隻艦隊の写真も掲載されている。上図はこれより引用している。http://mikitogo.at.webry.info/200907/article_14.html

中国が今年一月に公表した国防白書では「遠洋での作戦能力の向上」が掲げられた。ソマリア沖への駆逐艦派遣や空母の建造計画などは海軍の遠洋型への脱皮の象徴とされているが、それを達成するために、第一列島線の突破を目指すのは当然である。

第一・第二列島線の概念を打ち出し、遠洋型海軍の建設を提唱、指導したのが小平の下で中央軍事委副主席だった劉華清だが、その戦略計画によれば、二〇〇〇~一〇年に第一列島線内部の制海権を、そして一〇~二〇年に第二列島線内部の制海権を確保し、二〇~四〇年に太平洋、インド洋において、米軍と制海権を競うことが目指されている。

朝日新聞(二月十三日)も、中国軍は「15年をめどに2隻の通常型空母を完成させ…20年までに運用体制を確立し、沖縄、台湾、フィリピンなどを結ぶ防衛ライン『第1列島線』を越え、沿岸防衛からの脱却を目指す」上、 「20年以降、同国として初めてとなる原子力空母2隻の建造を計画」、「将来的には日本列島からグアム島、インドネシアに至る『第2列島線』内の西太平洋海域の制海権を確保したうえで、インド洋や太平洋全域で米海軍に対抗することを目標に掲げている」と報じた。

制海権確保で欠かせないのが潜水艦戦力だ。アメリカ科学者連盟が二月三日に発表した報告によると、「中国の潜水艦の活動が活発化し、昨年の哨戒活動は十二回。ロシア海軍を上回った」とのこと。「太平洋の防衛ラインをより東側へと拡大するためだろう」と分析されている。

また、米本土やインドを射程内に収めることができる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「JL-2(巨浪二号)」を搭載した晋級原子力潜水艦を来年初めまでに実戦配備する計画も、最近報じられている。

(Photo) 巨浪二号を発射する晋級原子力潜水艦の想像図

もし第二列島線までの海域が中国に制せられることは、すなわち日本が中国の勢力範囲に転がり落ちることを意味する。それなのに日本国内では、政府からして「中国は脅威ではない」との公式見解を打ち出し、あの国への刺激を避ける始末。日本属国化の前提である属国心理の扶植工作に、すっかりやられているとしか思えない。

第一列島線の要は台湾、そして日本だ。現実を直視した国防論議の喚起を
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-659.html
(続く)
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