世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

靖国神社に参拝しよう(11)

2008-09-23 01:39:44 | Weblog

ここに何気なく記載されていた「軍国主義者の責任」と言う言葉を、そのまま鵜呑みにしそうになったのも、このWGIPの活動の効果だったのかもしれない。恐ろしいことだ。

そして「もしこの架空の対立の図式を、現実と錯覚し、あるいは何らかの理由で錯覚したふりをする日本人が出現すれば、CIEのWGIPは、一応初期の目的を達成したと言ってもよい。その時、日本における伝統的秩序破壊のための、永久革命の図式が成立する。」とも主張した。そして更に続ける。

軍国主義者と国民との対立と言う架空の図式を導入することによって、国民に対する罪を犯したのも、現在及び将来の日本の苦難と窮乏も、すべて軍国主義者の責任であって、米国にはなんら責任もないという論理が成立可能になる。大都市の無差別爆撃も、広島・長崎への原爆投下も、軍国主義者が悪かったから起こった災厄であって、実際に原爆を落とした米国人には少しも悪いところはない、と言うことになるのである。」

更に明星大学教授の高橋史朗氏は、この主張をそのまま認め、産経新聞'05.8.4で、次のように主張した。

東京裁判が倫理的に正当であることを示すと共に、侵略戦争を行った日本国民の責任を明確にし戦争贖罪(罪の償いをする)意識を植えつけることであり、いわば日本人へのマインドコントロール計画だった

このウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムは将にその通りのものであり、そのためには「何を伝えさせるか」と言う積極的な活動と、「何を伝えてはいけないか」と言う徹底した検閲などの制限活動の二面でもって進められた。いわゆるすべて「させる」「させない」と言う日本の政治機構への指令であった。

言っておくが、敗れたりとはいえ日本には優秀な統治機構が存在したため、GHQはその統治機構に命令し、監督すればことたりたのである。イラクなんぞの政治と比較できるものではない。日本だからこそ、戦後のアメリカの占領政策はある意味では成功したのである。アメリカは日本の占領活動から何も学ばなかったのである。今から言える事ではあるが、アメリカはクウェートからフセインを追い出すだけで、イラク国内にフセインを押し込めておくべきであった。イラクは日本と違い、万世一系の天皇制などと言う国民すべてが尊崇するものがない。イラク国内をこっぴどく破壊したため、民意を統一して束ねる精神的支柱がもともとなかった国であるため、統治機構そのものも壊してしまった。これではイラク占領政策には苦労するであろう。
(続く)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 靖国神社に参拝しよう(10) | トップ | 靖国神社に参拝しよう(12) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事