「国家と言う共同幻想を維持するためには国家としての誇りが必要です。この点、小泉さんはうまく立ち回ったと思います」
対米従属ともいえる姿勢を貫いた小泉純一郎首相が5年5ヶ月も政権を維持できたのは、靖国問題をめぐり中国に対して日本のプライドを強く主張することで「内的自己」を満足させたからだと言える。
対して福田首相は、対米従属路線は維持した上で、中国との関係も重視、靖国参拝は見合わせ、毒ギョーザ問題も追及しなかった。国民の「内的自己」を満足させることはできず、支持率が低迷したのは当然のことだったのかもしれない。
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次に誰が首相になろうと、「外的自己」と「内的自己」の葛藤と言う宿命に翻弄されることは間違いありません。
葛藤を解消する道はあるだろうか。
「一番簡単なのはアメリカと戦争をして勝つことです。(笑)しかしそれはあまりに非現実的。今の日本には、アメリカの衰退を待つことしか道がないように思います」】
と言う内容。いわゆる簡単にいってしまえば、「自己主張」がうまくできていない、と考えれば分かりやすいと言うことか。言い換えれば無理難題や意地悪ばっかり言ったりやったりする輩に対して、いかに自己主張をするかと言うことであろう。
葛藤を解消する道は簡単なことである。
1.大東亜戦争の意義を今一度真剣に見直し、再評価すること。
2.「内的自己」の主張を躊躇させる足かせは、WGIPであることを理解し、それが 間違っていたことを大々的に公表・宣伝することである。
3.そして何もいわれても、靖国神社に堂々と毎年参拝すること。
大東亜戦争を戦った人たちの御霊を慰め尊崇の念をささげるために、少なくとも靖国神社には、毎年参拝すればよい。
それは何も間違ったことではない。堂々と参拝すべきである。
(続く)
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