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次世代エコカー・本命は?(56)

2015-02-16 00:00:00 | Weblog

CEATEC JAPAN 2013
トヨタ、3輪の2人乗り電動車「i-ROAD」を出展
2013/10/02 17:44
林 達彦=日経Automotive Technology



全長/全幅/全高 2,350/850/1,445mm  
パワーとレイン 電動モーター2kw×2個(In-wheel motor)
ホイールベース 1,700mm タイヤサイズ 前80/80R16後130/70R10  
最高速度 45km/h      1充電走行距離 50km(30km/h定速走行時)
最小回転半径 3m バッテリー リチウムイオン電池
乗車定員 2人(前後に乗る)  空車重量 300kg


 トヨタ自動車は幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2013」で、3輪の2人乗り電動車のコンセプト「i-ROAD」を国内で初披露した。2013年3月の「ジュネーブモーターショー」で公開していたが、日本における公開は初めてとなる。

 i-ROADは、前2輪、後ろ1輪の超小型EV(電気自動車)で、都市内での取り回し、駐車のしやすさを考慮して大型バイクと同等の全幅850mmに抑えた。全長は2350mmあり、前後に2人が乗る。全幅が狭いためクルマ1台分のスペースに4台のi-ROADを駐車できるとする。

 出力2kWのインホイールモータを前輪それぞれに内蔵しており、操舵は後輪が担う。前輪に操舵機構を設けると、切れ角の分だけ、ホイールハウスが大きくなり、全幅が増えてしまう。また、前輪を1輪とすると、減速してコーナリングするときに転倒する危険がある。このため、前輪は駆動輪だけとし、後輪を曲がる方向と逆位相に切って旋回する。

 旋回時の安定性を高めるため、操舵角や速度に応じて前輪をリンク機構で傾ける機構を採用した。2輪車や3輪車の場合、旋回時に乗員が体重移動により車体を傾けることで、遠心力がかかっても車体が外側に倒れないようにする。これをi-ROADではステアリングを切ったときに、モータによって自動的に傾ける。乗員はステアリング操作だけすればよく、体重移動は必要ない。

 Liイオン2次電池の搭載容量は明らかにしていないが、30km/hの定速走行時で50kmの航続距離を想定しており容量は数kWhと見られる。なお、電池は床下に積む。

 i-ROADは豊田市で実施している超小型電気自動車、電動アシスト自転車と公共交通機関を組み合わせた交通システムの実証試験「Ha:mo(ハーモ)」で使う予定。その場合は、定格出力0.6kW以下の第1種原付自転車として1人乗りになるという。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/EVENT/20131002/306841/


Ha:moとは「ハーモニアス モビリティ ネットワーク・Harmonious Mobility Network」の略で、このi-Roadなどの超小型電気自動車と電動アシスト自転車などをスマートフォンなどで簡単に予約して、買い物とか通勤先、または訪問先などへ、使いたい時にちょっとだけ乗るモビリティのネットワークのことで、充電設備を設けた専用駐車場(ステーション)に超小型EVを待機させて会員にステーション間をワンウェイで使わせるモビリティ(簡易交通手段)である。

トヨタは2012.10.1より2015.2.28までの期間で、豊田市でその実証実験を行っている。また海外では、フランスのグルノーブル市では2014.10月から3年間の予定で、このi-ROADとトヨタ車体のCOMSを夫々35台の計70台を使ったカーシェアリングの実証実験を行っている。

この実験には、カーシェアリングの運用管理や充電インフラの管理、更には車両の予約管理や鉄道・バスなどの公共交通機関との最適モバイル探索などの管理システムなどの膨大な仕組みの構築が必要となるが、行政や公共機関、トヨタを筆頭にフランスの関連会社などの総力を挙げての実証実験となったものと思われる。

特にハーモは近距離交通用のモバイルなので、それ以上の移動にとっては公共交通機関との連携は必須のものとなる。そのためこの管理システムの構築はこのカーシェアリングの優劣を支配する重要な要素であると思われるが、トヨタは超小型EVの提供と共にシステム開発も進めていたのである。このシステムがなければこのEVも有効に使われないからだ。



トヨタ、グルノーブル市のカーシェアリングに超小型モビリティ「i-ROAD」と「COMS」を提供
櫛谷 さえ子=日経テクノロジーオンライン
2014/07/02 11:27
カーシェアリングに提供する「i-ROAD」と「COMS」   
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 トヨタ自動車は、フランス・グルノーブル市で行われる超小型モビリティのカーシェアリング実証試験に合計70台の小型電気自動車(EV)、「i-ROAD」と「COMS」を提供すると発表した。この実験が欧州で初めてのi-ROADの公道走行試験となる。実験は2014年10月から3年間に渡って行われる。

 今回のカーシェアリング実験では、30カ所の公共交通機関の駅に充電ステーションを設置する。利用者はスマートフォンのアプリで予約と支払いをし、駅に設置された充電ステーションに行ってシステムにスマートフォンをかざす。これにより超小型モビリティのロックが解除され、乗車できる。その後、目的地近くの充電ステーションで乗り捨てる。公共交通機関のITシステムと連動しており、スマートフォンのアプリで目的地までの渋滞状況などが分かり、最適なルートを選択できる。

 この実験は、グルノーブル市、グルノーブル=アルプ=メトロポール都市圏、エネルギー会社のフランスEDF(フランス電力公社)グループ、トヨタ、カーシェアリング会社のCitelib社が協力して計画された。EDFグループの子会社であるSodetrel (ソデトレル)社が充電インフラを管理し、Citelib社がカーシェアリングの運用を担う。

 トヨタは車両提供のほか、車両の予約や公共交通機関のITシステムと連携した最適ルート探索といったデータ管理システムも開発している。

超小型モビリティのカーシェアリング利用のイメージ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140702/362342/?ref=RL3&n_cid=nbptec_tec00001
(続く)
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