というわけで、今日は朝に雪かきと洗濯をした後、
午前中はNHK-BSで昨年放送された『さよならポワロ!』を拝見し、
午後はベッドで『ポアロとグリーンショアの阿房宮』を読んでいました。
掃除はその後(笑)
***
『さよならポワロ!~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~』
ポワロ役を25年務めたデビッド・スーシェ氏が、
思い出深いロケ地やベルギーのブリュッセル、オリエント急行、
そしてクリスティーの夏の別荘グリーンウェイなどを巡りながら
25年の思い出を語る特別番組。
東京の妹が録画してくれていたのですが、
郵送してくれるまで3か月かかり(笑)
それを観るまでさらに1か月かかったという(かかりすぎだ)。
それにしても、感慨深く拝見いたしました。
スーシェさんの役作りの様子はもちろん、
テーマ曲を作曲した方の話も興味深かった。あの曲、ピアノで弾きたいですね。
一番嬉しかったのは、ベルギーの人々がポワロを愛してくれていること。
「誇りです。英国人に解けない謎を解く」
と言ったブリュッセル市長さんに、ちょっと笑いつつ感動。
もちろん、スーシェさんのことも大歓迎していました。
最終回の『カーテン』を先に撮り、陽光あふれるグリーンウェイでの
『死者のあやまち』の撮影を最後に撮ったというエピソードも素敵でした。
グリーンウェイの前での記念撮影の晴れやかなこと!
『アガサ・クリスティーの秘密ノート』の著者ジョン・カラン氏も登場し、
充実した内容でした。
一つだけ残念だったのは、イギリス本国での制作でしたので、
海外での吹き替え版として紹介されたのがフランス語版とドイツ語版のみだったこと。
日本語版の熊倉一雄さんは、本当に名演でしたので、紹介して欲しかったなあ。
(日本語で話すポワロ、という段階で違和感が大変なんでしょうけどね)
***
『ポアロとグリーンショアの阿房宮』
アガサ・クリスティー著 羽田詩津子訳/ハヤカワ文庫
(注:早川書房は伝統的に「ポアロ」表記なのです)
この間書店で見かけて速攻で購入。
後からよく見たら、今年の1月15日に刊行されたばかりの本でした!
クリスティーが中編として書いたのに、諸般の事情で刊行されず、
あとからプロットをほぼそのままに、長編『死者のあやまち』として出した、
という本作は、クリスティーの別荘グリーンウェイが舞台のモデル。
つまり午前中にDVDで観たグリーンウェイの様子や
劇中のお祭りの風景がそのまま出てきたのです。なんという偶然!
「まえがき」ではクリスティーの孫マシュー・プリチャード氏が、
ドラマの撮影風景についても言及していますし、これは何のご褒美だ、と思うほど。
「あとがき」はジョン・カラン氏だし、大変楽しかった。
もちろん、物語自体の内容もさすがクリスティーでした。
何がすごいって、自分がモデルのオリヴァ夫人について、
どぎつい卵の黄身色のツイードの上着とスカートに、
ぎょっとするようなマスタード色のセーターという格好だった。
とか書いちゃうことですね(笑)
女性作家的には、もっと美人設定で書きたくなると思うんですけど、
そんなはしたないマネはしない、というところが好きですv
グリーンウェイは、いまナショナル・トラストが管理していて、
見学自由になっているそうですよ。
もしもかなうなら、いつか行ってみたいですね。
午前中はNHK-BSで昨年放送された『さよならポワロ!』を拝見し、
午後はベッドで『ポアロとグリーンショアの阿房宮』を読んでいました。
掃除はその後(笑)
***
『さよならポワロ!~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~』
ポワロ役を25年務めたデビッド・スーシェ氏が、
思い出深いロケ地やベルギーのブリュッセル、オリエント急行、
そしてクリスティーの夏の別荘グリーンウェイなどを巡りながら
25年の思い出を語る特別番組。
東京の妹が録画してくれていたのですが、
郵送してくれるまで3か月かかり(笑)
それを観るまでさらに1か月かかったという(かかりすぎだ)。
それにしても、感慨深く拝見いたしました。
スーシェさんの役作りの様子はもちろん、
テーマ曲を作曲した方の話も興味深かった。あの曲、ピアノで弾きたいですね。
一番嬉しかったのは、ベルギーの人々がポワロを愛してくれていること。
「誇りです。英国人に解けない謎を解く」
と言ったブリュッセル市長さんに、ちょっと笑いつつ感動。
もちろん、スーシェさんのことも大歓迎していました。
最終回の『カーテン』を先に撮り、陽光あふれるグリーンウェイでの
『死者のあやまち』の撮影を最後に撮ったというエピソードも素敵でした。
グリーンウェイの前での記念撮影の晴れやかなこと!
『アガサ・クリスティーの秘密ノート』の著者ジョン・カラン氏も登場し、
充実した内容でした。
一つだけ残念だったのは、イギリス本国での制作でしたので、
海外での吹き替え版として紹介されたのがフランス語版とドイツ語版のみだったこと。
日本語版の熊倉一雄さんは、本当に名演でしたので、紹介して欲しかったなあ。
(日本語で話すポワロ、という段階で違和感が大変なんでしょうけどね)
***
『ポアロとグリーンショアの阿房宮』
アガサ・クリスティー著 羽田詩津子訳/ハヤカワ文庫
(注:早川書房は伝統的に「ポアロ」表記なのです)
この間書店で見かけて速攻で購入。
後からよく見たら、今年の1月15日に刊行されたばかりの本でした!
クリスティーが中編として書いたのに、諸般の事情で刊行されず、
あとからプロットをほぼそのままに、長編『死者のあやまち』として出した、
という本作は、クリスティーの別荘グリーンウェイが舞台のモデル。
つまり午前中にDVDで観たグリーンウェイの様子や
劇中のお祭りの風景がそのまま出てきたのです。なんという偶然!
「まえがき」ではクリスティーの孫マシュー・プリチャード氏が、
ドラマの撮影風景についても言及していますし、これは何のご褒美だ、と思うほど。
「あとがき」はジョン・カラン氏だし、大変楽しかった。
もちろん、物語自体の内容もさすがクリスティーでした。
何がすごいって、自分がモデルのオリヴァ夫人について、
どぎつい卵の黄身色のツイードの上着とスカートに、
ぎょっとするようなマスタード色のセーターという格好だった。
とか書いちゃうことですね(笑)
女性作家的には、もっと美人設定で書きたくなると思うんですけど、
そんなはしたないマネはしない、というところが好きですv
グリーンウェイは、いまナショナル・トラストが管理していて、
見学自由になっているそうですよ。
もしもかなうなら、いつか行ってみたいですね。
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