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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『おんな城主直虎』もあと2回

2017年12月10日 | NHK大河ドラマ
今日も今日とて快晴です(そして寒い)。
【訂正】今日は少し暖かかったです。雪が解けました。


さてそんな中、NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』もあと2回。

しっぽの先の先までぎゅうぎゅうにあんこの詰まった鯛焼きのように
展開が充実していて目が離せず、胸が躍ると言ったらありません。
昨年の本能寺の変がとても印象深かったので、反対側から描く今年もとても楽しみです。

あまりの盛り上がりぶりに、
「前半がだれていたのが悔やまれる」的な評価を見ましたが、
待って、どこがだれていました?
綿花の栽培や、鉄砲作りや材木業や、「気賀を取ったぞ」の頃?
あの頃があればこその今でしょうが! と思うのですが。

一生懸命生きている人々が、
つかの間歴史の一大事に遭遇する、あるいは歴史的な流れに翻弄される、
そのさまがとても良く表されているドラマだなあ、
これぞ大河ドラマの醍醐味、という風に私は思います。
そして、一昨年の『花燃ゆ』も本当はこんな感じにやりたかったんだろうなあ、
NHKもいろいろ試行錯誤しながら物語の紡ぎ方を深化させているんだなあ、
なんて思ったりもします(えらそう)。

そして、多くの人が言っていますが(ネット上で)、
昨年の『真田丸』と今年の『直虎』が相互に補完関係にあって、
両方見ていると面白さがさらに倍、みたいになっているのも、すごくいい。
(あと、ちょっと『軍師官兵衛』でその頃の西国情勢もプラスとか)

今週の『あさイチ』に柴咲コウさんが出演されたとき(録画で観ました)、
「(おとわが歳を取っていくので)あえて肌の保湿をしなかった」
というようなことをおっしゃっていて、役者魂にほえ~っとなりました。
確かに、万千代が出てきてからは、殿の目尻にしわが出ていたので、
そういうほのかな年齢の刻み方に「どういうメイクだろう」と思っていたんですよね。
すごいなあ、と感心すると同時に、保湿を再開した途端にぴん!となるお肌に羨望(^^;

そんな風に丁寧に丁寧に創り上げられてきたこの物語。
あと2回、心して拝見いたします。
コメント (4)
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