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試聴 Altec2.5inch

2016年03月02日 | ALTEC2.5"
机上の計だけの,タンデムドライブ+TQWT+バスレフ・・・・何でもありのスピーカーシステムですが,意外と良くできてます。


送り出しがMUSCAT MP3プレーヤ,アンプがLuxman LXA-OT1で聴いてみました。


口径が60mmに満たない小さなユニットですので,かつてのアルテックのような分厚い中音域というわけにはいきませんが,ユニットとしては帯域を欲張らない安定した鳴り方だと思います。特筆すべきはTQWTによる低域方向ののび。タンデムによる無限大バッフルのような特性にくわえて低域が伸び,また,折り曲げ方式も手伝ってか,TQWTに良くある洞窟現象もでないようで,全体として結構朗々と鳴る感じです。
TQWTはユニットを選ばないアバウトさがありますが,小さなフロントユニットにちょっと大きめのインナーユニットを使ったのは成功のようです。

ただ,音以外でちょおっと欠点が,,,能率がすこぶる悪い。インナーユニットがどうも4Ωだったらしく合成インピーダンスが2.6オーム程度とパワーアンプの負担が増します。大きなアンプを使う必要があります。



そこで,試しに我が家のメインシステム LuxのM7iにつないでみました。
tannoy ARDENと同等はいいませんが,かなりいい感じで鳴っています。下に写っているmercuryの16cmコアキシャルよりバランスがいい。低音も同等以上伸びてます。

このままバスレフを付けなくてもいいかなと思いますが,実験箱ですので,休みに測定をしてみて,共振周波数を決めて追加しようと思います。

デザイン的には幅がもう少しあった方が,見た目が安定するでしょうか?



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