豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

石垣島

2005-10-01 | traveling, town walking
 石垣島へ行くのは20年ぶり2回目です。中部空港から直行便があるのはうれしいですね。3日目はりっちにフサキリゾートビレッジでのんびりと考えました。人工の海岸とプライベートビーチは落ち着きません。ここまで港のバスセンターから300円でした。700円払って川平の自然の海水浴場へ行けば良かったと反省です。
 1日中も海で過ごせないから、午前中は市街地の商店街と市役所へ行きました。市役所では新空港早期建設と福祉の垂れ幕がありました。受付では男性職員が当番で案内をしていました。職員はクールビズで地元特産の色物のシャツをかっこよく着ていました。財政が厳しいためか、庁舎は古く、各種資料はあまりありませんでした。それでも中学生を戦後60年ということで派遣し、ロビーで報告していました。また、非核自治体宣言も多くの自治体がしており、平和への思いを実感しました。
 都市計画課へ行って都市計画図を400円で買いました。都市計画マスタープランは概要版もパンフレットもありませんでした。石垣市は港とバスターミナルを拠点に市街地がコンパクトにまとまっています。人口は4万6千人で、面積は228k㎡、財政力指数は0.35で、3次産業の構成が67%と高く観光の街といえます。気候は暑いですが、日影は涼しく、物価は安く、食べ物、文化、それとユイマールがあり、老後を暮らしたい街の一つです。政府がこれから地方交付税を削減すると、人員と福祉水準の切り下げとなります。決算状況の歳出で目的別では、民生費が24%、土木費が15%、公債費が15%です。新空港建設より、国民の休暇を増やし、滞在型の消費による景気対策の方が効果があるのではないでしょうか。特に、昨年訪れたシーガイヤなど大資本のリゾート開発の破綻をみていると感じます。
 写真は石垣市役所です。
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