次は木浦

プサンから慶州は近いのですが、地方都市へ行くのにはソウルからの方がよさそうです。２日目を安東で１泊すれば良かったかもしれません。いずれにしても中部発の大韓航空は午後発、午前帰りで不便です。休日でも中部空港の賑わいはなく、滑走路の拡張は必要ないと実感しました。釜山と日本の関わりは歴史、経済、文化と深く、通信使の催しも５月に予定されています。坂の街で道路にハンプも多く、公園には健康器具の設置もあり健康指向が強そうです。ベンチも多く高齢者を大事にする姿勢が見られます。次は水原、光州、ＫＴＸで木浦などに行きたいと思います。写真は税関事務所の塀です。

チャガルチ市場

２日目の夜は海鮮鍋の予定でガイドブックにあった西面の店を、探しましたが聞いても見つかりませんでした。飛び込んだ店が酒場で、出てきたのがつまみだけで失敗しました。３日目はホテルからチャガルチ市場まで歩き、貝とアナゴそれに鮑の刺身を食べました。ちょっと食べ過ぎでした。後で気づいたのですが、ビルの２階に食堂と刺身センターがありました。先回着たときも分かりませんでしたが、やっとわかりました。
＜時の話題＞
定額給付金のばら撒きが始まりましたが、小手先の経済対策では不況は脱出できません。「米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が前日、中長期の米国債買い入れを柱とする追加緩和措置を決めたことから引き続きドルが売られ、円相場は一時１ドル＝９３円５５銭と、２月２０日以来約１カ月ぶりの高値を付けた。」（時事）これで、日本の株価も8,000円近くに戻したが、また下がりそうです。雇用や社会保障の充実による内需拡大の構造転換がないと、日本社会の再生は難しいようです。

西面（ソミョン）

西面は地下鉄の１号線と２号線の交叉する所で、ロッテデパートもあり名古屋の栄のような繁華街です。ファッションビルのミリオレに行き、安いベルトを買いました。ビルの前ではゲームで客寄せをして面白そうでした。

ロッテアパート

金井山城から地元の人に付いて迷わず近道を下山できました。着いた先がロッテ資本の大団地でした。地下鉄駅に近くスーパーが付属し整備されたアパートです。開発の波は都心から山を削り、そして郊外へと自然を開発し発展します。家賃や居室の広さ、近所付き合い、ごみ出しなど気になりますが、開発の一端を垣間見ました。

金井山城

地下鉄の明倫洞駅から歩いてロープウェイへ行き、そこから金井山城を歩きました。日曜日のためか、健康志向の韓国市民が大勢歩いていました。あまりに広大で梵魚寺は諦めました。疲れたのと風が強いので帰ろうとしましたが、帰る近道が分かりません。幸い日曜日にしたため、人出が多く日本語が少し話せる人に合えました。地元のハイカーの後ろに付いて、1時間ほどで下山しました。やっとの思いで地下鉄駅に付いたので、スーパーを覗いてその後でお茶をしました。朝の９時から歩いて、午後３時は疲れました。基礎体力を考えたスケジュールに無理がありました。

釜山港

釜山の人口は360万人で、国際的な貿易港があり、神戸に似ています。海があり、山が直ぐにあり、高層ビルが立ち並んでいます。日本との交流は古く、鎖国時代でも対馬を通して貿易が続けられていました。地下鉄も３本走っていますが、車の渋滞はあります。また、階段が多く歩くのには疲れます。

コモドホテル

今回の旅行では安東まで行きたかったのですが、高速バスを使っても片道５時間で断念しました。おいしい魚を食べることと、街歩き、それにドルが少しあるのでウォンに買えることが目的です。ホテルも変わるのが面倒なので、同じホテルにしました。初日の夜は近くの参鶏湯を900Wで食べ満足です。レートは１万円が14万ウォンほどで、タクシーも安く日本人旅行者にとってはお得です。

釜山へ

釜山へパートナーと３泊４日で行きました。飛行機はHISの大韓航空機で税込み７万８千円、ホテルは地球の歩き方でコモドを３万円で予約しました。食事、交通費などは３万円ほどです。ホテルでは混んでいたのでスイートの部屋を用意してくれましたが、オンドルで暑くて寝にくいので翌日は替えてもらいました。

夜念仏の寺

時間があったので足助城から、曲がりくねった山中の道を走って平勝寺を訪ねました。太い杉の木から歴史を感じさせます。このお寺では愛知県の無形民俗文化財に指定されている夜念仏の踊りが行われます。見たことのある人の話では「くらーい踊り」だそうです。一度見たいものです。

足助まちづくりサロン

足助まちづくりサロンに参加しました。今年度の足助まちづくり中間案の発表と、加賀市のまちづくりNPO瀬戸さん講演です。司会は西村幸夫さんです。
　発表内容は学生が調査した河川空間、景観形成と観光、まちなか拠点整備の提案です。足助川や紙屋邸を活かしたまちづくりはいい提案だと思いました。町並みの景観整備により、観光の活性化で経済も潤うという考えには疑問があります。商業活性化計画では空き店舗対策が大きな問題となっています。スーパーのパレットが町外れにできたことにも問題があったと思います。デザイン基準の見直しではまちづくり交付金によって、自主的に整備してきたことの再評価から出発すべきです。それに財政事情が悪くなってきた豊田市が、整備費用をどこまでだすか、住民合意をどう引き出すか課題は多いようです。
　瀬戸さんの話は実践に基づいていて大変参考になりました。まず、加賀では住民でやる、次に行政に協力を頼む、それでも出来なければ政治家を動かすという理屈は筋が通っていました。まちづくりの調査も住民が主体で、コンサルや行政に任せないという点は納得です。足助のまちづくりが本庁から支所に、支所から住民主導へと方向が変わりつつあります。今後も目が離せません。
　足助の町並みが綺麗に見える場所を探して、足助城へ行きましたがあまり良くありません。