豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

南相馬小高から浪江町請戸へ

2018-07-17 | 都市計画・まちづくり

 南相馬市の小高地区は、先回訪れた時には帰還困難区域であったが、今年一部が解除された。ここに来たかったのは、小高駅と作家の柳さんが本屋フルハウスを、外から見たかったからだ。フルハウスは月曜日休みと知っていた。以前見た死んだような小高の町はどうなったか?新聞屋さんが止まったままになっていたが、体力やスケジュールからゆっくりいわきに帰ることにした。

現在の様子

震災前 計画

 帰りがけ請戸港(浪江町)の看板が目に入ったので、寄り道をすることにした。仮設の足場から見学でき、写真を撮った。港の復興はまだ続いている。漁師としての生業はどうだろうか。堤防をかさ上げし、高台移転して旨く行くのだろうか。外観だけではわからない。宮定さんのFBを注視してみよう。岩手、宮城と違って、特に放射能の「アンダーコントロール」は、経産省資源エネルギー庁発行パンフ「廃炉の大切な話2018」を見ても、信頼性が見通せない。

 

 さらに請戸で被災した小学校の名前を思い出した。naviを頼りに辿り着き、写真に収めた。以前来た時は許可を取り内部を見学できた。この学校では全員高台に避難し、生徒は無事だった。こここは震災メモリーで残す、とどこかで聞いた。霧で見えないが、第1原発はここから近い。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浪江町 | トップ | いわき市「浜風きらら」 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
避難指示解除 (Amenity)
2018-07-23 09:21:12
「帰還困難区域の一部解除」は間違いである。17年3月31日と4月1日に浪江町、富岡町、川俣町、飯館村の「居住制限区域」、「避難指示解除準備区域」の避難指示が解除された。(「帰還困難区域」の避難指示は解除されていない)南相馬小高地区はそれ以前に解除、帰還人口は29.7%となっている。(「住宅会議」103、鈴木浩)
返信する

コメントを投稿

都市計画・まちづくり」カテゴリの最新記事