豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

茶臼山

2012-05-29 | traveling, town walking

月曜日に芝桜を一目見ようと茶臼山へ行きました。8分咲きと言われていましたが、ほぼ満開です。日曜日はかなり渋滞だったようで、平日ならいいだろうと思いましたが、どっこい駐車場に入るのに2Km45分待ちでした。どんぐりの湯を過ぎ稲武の信号で右折して、高原道路に入るつもりでしたが、ナビが旧道を指していたので曲がり、旧道を走りました。スキー場のゲレンデに咲いていると思ったら、リフトの頂上でした。またリフト待ちで30分ほどかかりそうなので、新しい登山靴で歩きました。部分的には斑な所や、草に負けていたりで管理の大変さを感じました。これだけの人を引き付けるまでに、発案から維持管理の苦労が窺えます。スキー場は衰退していますが、一時的ではあるにせよ、都市から山村へ沢山の人がやってきます。持続的な都市と農村の共生になればいいのですが、5年後も続くでしょうか。会場ではシンセサイザーが弾かれていました。駐車場が1台500円は大きな収入です。香嵐渓のように一過性にならない工夫が必要でしょう。
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飯田市環境モデル都市

2012-05-21 | 平和・人権・環境・自治制度

先週火曜日に、飯田市の環境モデル都市の予備調査に出かけました。生憎の雨でしたが153号線を走り、途中で桜エビのかき揚げそばを食べました。博物館を見学し、リンゴ並木と古い街並みを散策しました。写真はリンゴ並木とエコ住宅でしたが、当日は休みでした。市役所の地球温暖化対策室へアポなしで行きましたが、親切に担当係長が質問に応えてくれました。豊田市のCO2排出は産業が6割ですが、飯田市は産業、生活、交通部門が同等でした。主に、太陽光と薪ストーブ、ペレットなど市民共同で行っていること、中小企業のビジネスチャンスを進めていることです。豊田市の場合はトヨタ、豊田通商、中電、東邦ガスなどが中心で、ハイブリッドカーとスマートハウスの節エネです。飯田市の方が住民説明会を行い、市民参加など地域資源を活かすなど評価は上だと思います。しかし、どちらも計画策定が急で、住民参加が不十分です。しかも、原発事故を考慮して電気から、地域の自然エネルギー再生では不十分です。それに、トヨタへの大企業依存、リニア新幹線促進、幹線道路建設など大規模事業推進の問題も残ります。
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御在所岳

2012-05-18 | traveling, town walking

月曜日が雨のため火曜日に、御在所岳に久しぶりにグループで登りました。家を8時に出て9時半頃に中道と裏道の間に駐車しました。登り始めてすぐに靴の底が剥がれてしまいました。それでもなんとか登ることができました。平日に関わらず、天気が良かったので多くの人が登っていました。1212mの頂上には12時過ぎに着きました。アカヤシオはほとんど散っていました。かわいい立山りんどうは最盛期でした。下りは裏道を下りました。途中自衛隊が岩場の降下訓練をしていました。大雨により川は大きな石がごろごろしていました。登山口の山小屋は自衛隊が貸切で、冷やしていたビールは自衛隊が調達し、非売品となっていました。車についてのは16時頃で、途中温泉に入り帰宅は20時前でした。
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名古屋駅前柳橋中央市場

2012-05-10 | 都市計画・まちづくり

テレビではたまに放送していましたが、名駅に行っても市場が駅前のどこか、長年分かりませんでした。反貧困ネットワークあいちのパレードで、最近わかりました。高裁から地下鉄の市役所でなく、丸の内駅から名駅へ出たので、昼食がてら見学しようと決めました。それにしてもシャッターが下りているのはなぜかと考えながら、探し当てたのがまぐろ屋でした。あなご丼700円、あら汁が200円でした。雨が降っていたのであら汁はサービスになりました。帰りがけにわかったのは、その日は市が定休日でした。7月6日の判決の日にまた来ることにしました。今度は海鮮丼にしようかな。写真は古い建物と、高く聳えるミッドランドスクエアです。です。
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トヨタテストコース裁判

2012-05-09 | 市民生活・企業都市

トヨタに代わって愛知県企業庁が造成を行う下山のテストコースで、共有地を持つ地主が企業庁より売るように裁判を起こされました。地主は1企業のために行う公共性がない、自然が破壊されることで売ることを拒否しました。そしたら土地収用法でもないのに、県に訴えられ地裁で負けてしまいました。現在は弁護士を代理人として、控訴されました。9日には控訴の追加資料として、公共性の理由がないこと、環境アセスでミゾゴイ、サシバ、ホトケノドジョウなど保全策が十分でないこと、適地評価地がいいかげんなことなどを提出しました。審議は5分で終わり、判決は7月6日と通知されました。写真は裁判所に向かう途中の県警前で、歩道に1本なんじゃもんじゃの花が咲いていました。
 帰りは地下鉄市役所より、丸の内の方が近いかと思いましたが、結構遠かったです。名駅経由のが30円高くつきました。
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池上彰の「日本の課題」

2012-05-02 | 気になる本

池上 彰(2011)『日本の課題』角川書店
 著者はNHKで小学生向けのニュース解説を長年やってきました。難しいニュースを分かりすく解説するには定評がありました。今では東工大の教授になっています。本屋で見つけたこの一冊が気になりました。制度や課題は簡潔に解説するけれど、消費税は外国と比べて低いとか、財政赤字で先送りできない課題(止むなしなのか)とありました。ちょっと違うのではと思い、図書館で借りることにしました。人気の著者だけに1カ月待ちでした。全体はさすが博識で、簡潔に分かりやすく書かれています。ただ、学術書ではないにしても、参考文献や引用文献、記事もあるはずですが、そこは不明です。以下気になった点を列記します。TPPでは参加すればこうなる、しなければこうなると解説は分かります。「農産物を少数の国に頼るのは、食料不足や価格高騰などのリスクが大きい。」と、ではどうするということがないのは、物足りなさを感じます。「TPPがなくても、日本の農業はあと10年で立ちいかなくなるほど高齢化が進んでいる!」とありますが、どのみちだめなら早くTPPに参加を決めろとも読めます。円高問題も仕組みは説明されていますが、輸出が産業の貿易黒字が円高を進めてきたとかで、為替投機のヘッジファンドについて規制をかけるなどの解決策には触れていません。日本の企業は6重苦があり、法人税は外国より安いとして、法定実効税率だけの比較で、優遇税制や還付税などを含めた実質税負担を言っていません。だから空洞化が進むという財界と同じ発想に見えます。文献では藻谷の「デフレの正体」を唯一引用しています。著者も帯に「目からウロコ」と推薦の言葉を使っています。藻谷の本ではデフレは国際化でもなく、生産年齢人口の減少を一番にあげています。切り口が常識的でなく、目からウロコで池上との違いを感じます。池上は「少子高齢化が日本社会を構造的に変えていく。」として、やがては子ども一人が高齢者を1.5人支えるとして、福祉削減、消費税増税止むなしの口実と同じ理屈です。日本はなぜ借金大国になってしまったのかで、増える社会保障費と多すぎる公共投資をあげています。
だから消費税増税は必要でしょうか。単純な外国との税率比較だけです。EUでは生活費は非課税です。消費税は累進課税であり、不公平税制です。3から5%に引き上げた時も、景気が落ち込みました。大企業だけが栄えてもトリクルダウンのない時代です。企業・労働組合などの政治献金の規制や政党助成金の廃止、軍事費の削減こそが必要だと思います。日本の政治経済課題は分かりやすいですが、藻谷と違って本質的な分析がなく、常識的で寸止めになっているのは解説者としての限界でしょうか。
 写真はレモンの木で、この冬の寒さで枯れたかなと思っていたのに、芽がでてきました。いなくなった猫も5か月ぶりに帰ってきました。
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