豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

原発0

2012-11-28 | 平和・人権・環境・自治制度
 総選挙が近いです。原発をなくしたい人は「首都圏反原発連合」HPの脱原発「あなたの選択」を、参考にするといいと思います。
 「第3極」の離散集合で未来の党ができました。核武装するという石原さんの維新よりはいいと思います。自民党の安倍さんは国防軍や憲法改悪を公約にする始末です。民主党にはがっかりです。原発0、消費税増税反対、TPP反対、オスプレイ帰れの政党を応援したいと思います。
 小選挙区の供託金が300万円、比例は500万円です。立候補の自由がかなり制約されます。定数削減を民主党などは掲げていますが、民意を反映しない小選挙区を廃止すべきです。それに企業献金禁止と政党助成金の320億円を廃止すべきです。
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富裕層に増税の政党選択

2012-11-11 | 市民生活・企業都市

 9回目の「消費税の増税に反対する豊田連絡会」が、11月7日に行われました。消費税の問題点について、事務局の関口さんが行いました。消費税があがると生活が大変になるからいやだ、しかし財政が厳しいからやむを得ない、あるいは福祉を何とかして欲しい、法律が通ったからしかたないなど様々です。でも実施までに2回の国政選挙があります。民自公の談合政治に問題があります。公共事業にも使えるという一文を入れています。福祉目的といいながら福祉は悪くなるばかりです。3から5%にしたときもそうですが、消費税をあげても税収は増えません。講師の話では海外の事例を紹介されました。国によって制度の違いはありますが、名目数字だけではなく食料品の低い税率も見るべきです。また、富裕層の方が税率が安いことが問題です。
 オバマ氏が米大統領に再選されましたが、最大の違いは富裕層の減税ストップだと思います。フランスもサルコジさんからオランドさんに交代しました。富裕層に増税・庶民と同じ税率が必要です。輸出大企業の消費税が還付されるシステムを止めるべきです。トヨタには1000万円以上も還付されています。近いうちに行われる総選挙で、共産党や社民党が第3勢力になって欲しいです。
 写真は幡豆の海岸です。久しぶりに高校の同級生有志と、みかわ温泉で会食しました。介護の話から経済の循環の話など、一時を過ごしました。
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名取市ゆりあげ地区の避難と復興

2012-11-09 | 都市計画・まちづくり

 ゆりあげ地区を見たかったのは、NHKで避難の分析を報道したことと、市議会議員の荒川さんのブログで区画整理と防災集団移転の併用の記事を見たからです。写真はゆりあげ中学校です。バスやタクシーで来て視察されていました。貞山運河より津波は来ないという油断があったのでしょうか。津波の一報が3m位という判断があったのでしょうか。NHKでは平常心のバイアス、愛他精神、同調性バイアスをあげていました。たくさんの犠牲者をだしたこの地区から何を学ぶのか考えなくてはなりません。公民館は撤去したのか見当たりませんでした。

 荒川さんのブログから、防災集団移転事業は断念したとあります。その理由は区画整理事業と格差が生じるからです。災害危険区域に指定されないと既存の土地を買い取ってもらえません。ゆりあげ地区では災害公営住宅の検討をしています。自力再建には補助がされないことに問題があります。気仙沼市では市独自の補助を設け、「住宅再建検討の手引き」を発行しています。また、市民有志で「防潮堤を勉強する会」が、防潮堤の高さをはじめ2ヶ月で13回も勉強会を開催しています。写真は貞山運河の水門です。
 30日は仙台空港が不発弾処理のため突然閉鎖となり、仙台駅へと予定を早め帰りました。そのためジャパンレンタカーは料金を安くしてくれました。1時過ぎのため先回食べられなかった牛タン定職を駅で食べ、豊橋経由のひかりで帰りました。
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災害危険区域に1種、2種、3種

2012-11-08 | 都市計画・まちづくり
山元町の海岸沿いの災害危険区域は1種、2種、3種に分けられ、3種は防潮堤(工事中)のかさ上げで居住可能とされました。そのため集団移転事業の対象でなく、宅地の買い上げがなくなります。被災住宅の個別補償がないため、自力の住宅再建が困難となっています。看板では鉄道の位置と再建の目処、高盛土道路(3m)いわゆる2線堤の間にある住宅は池になる不安を訴えていました。広域、複合的、壊滅的な被害を受け、制度の欠陥もあり住宅再建・地域再生も容易ではありません。

3種地区周辺

2種地区周辺

1種地区周辺
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山元町危険区域に差

2012-11-08 | 都市計画・まちづくり

 最終日30日は亘理町、名取市ゆりあげ地区、仙台市若林地区、山元町を見て仙台空港に行く予定でした。しかし、ラジオから空港で不発弾により閉鎖のニュースが流れました。そこで山元町とゆりあげ地区に予定を変更しました。山元町は29日付けの河北新報に、「危険区域支援 支援に差」と一面で報じていたから行くことにしました。ここは8月に南相馬に向かうときに通った所でした。まず役場の様子をと思い寄りましたが、写真の庁舎は被害で解体予定でした。そして不通になっている常磐線の山下駅に向かいました。そこでは被災者の声が看板に書いてありました。

閉鎖中の山下駅

復興への意見看板
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おしかホエールランド

2012-11-08 | 都市計画・まちづくり

 女川原発からホテルさか井へ向かいましたが、コバルトラインは閉鎖中でした。途中鮎川の港と牡鹿支所と仮店舗に寄り、その後写真のくじら博物館に寄りました。建物は一部残っていましたが、資料がやられていました。写真は職員がくじらの骨を整理しているところです。
 知事が無理矢理「水産特区」にしようとしている、桃の浦はナビで辿り着けなかったので、早めにホテルに着きました。金華山の直ぐ前の景色のいいところでした。宿泊者は復興事業の関係者が多いです。周辺に食べるところも、店もなく食事付きに+1500円で、変更でき助かりました。くじらの刺身もありました。ホテルは高台のため津波の影響はありませんが、地震の被害があり修繕中でした。
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危機一髪・女川原発

2012-11-07 | 都市計画・まちづくり

3日目の宿は牡鹿半島の先端にあるホテルです。途中女川町経由なので、福祉センターの高台から港を望み、地元の方から話を聞きました。女川町は原発のおかげで財政は恵まれ、合併していません。海岸線をくねくねと曲がり、原発PR館を訪ねました。3基は点検休止中で、見学者は他にいませんでした。津波の説明では想定高さが9mだったが、安全をみて海面から計画高を14.8mにしたとあります。津波高さは13mでしたが、地盤沈下が1mありわずか80センチまで押し寄せていました。設計時に平井福社長が社会的責任を考え、安全を見込んだと報じられていますが、危険との隣り合わせであったことも否めません。PR館より原発を望む。
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雄勝の光と影

2012-11-05 | 都市計画・まちづくり

 旧雄勝支所とおがつ店こ屋街の隣に、コミュニティ・集会所が建設中でした。

 この後鯨の缶詰を土産に買って、被災地に建設中の蕎麦屋でそばを食べに行きました。駐車すると店主が出ていて、今日は予約で満席と断られました。どこから来たかと聞かれ、豊田市と言うとざるそばだけなら出来ると言って、店内に案内されました。津波被害の雑誌を見せていただき、コーヒーをサービスしていただきました。写真は自力再建した店から、美しい入江を眺めました。

 復興予算の流用が問題になっているのに、安住財務大臣(当時)は査定で、被災地のことを真剣に考えていたのでしょうか。被災宅地では雑草も生え、看板の復興も消えかかっています。
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石巻市雄勝地区の復興問題

2012-11-05 | 都市計画・まちづくり

 東日本大震災は広域的で津波、原発事故など複合的で深刻な被害となりました。復旧から復興の段階にありますが、高台集団移転や住宅補助の不備など制度による計画が、住民の将来決定への混乱をきたしています。雄勝地区は合併による人員削減と被災により支所機能を失い、責任を持てないアドバイザーと形式的な「まちづくり復興協議会」で、中心地区の再建が困難となっています。中心地の総合的な土地利用や再生計画、検討が不十分で住民合意のないまま、12月には建築制限をかけようとしています。復興のスピードは必要ですが、宮城県石巻市雄勝地区の復興計画は大きな問題を抱えたまま進んでいます。
雄勝地区の経過と復興の問題点
①地形状からも仮設避難が他地区に分散させられ、地元の議論ができない(おがつ救援隊)。
アンケート、意向調査に問題がある(広原)。
被害の共通認識、災害危険区域(補助対象区域)の設定、高台移転案のみが前提で説明・議論が不足している。少数者の再建、戻れない、集落・コミュニティの崩壊(おがつ救援隊)が危惧される。
④中心地土地利用ゾーン構想案(アーキエイド8月)は女川町のように総合計画がない。観光施設など検討に値しない、「白紙に」(広原)。釜石のように津波のレベルによる検討が無い。堤防高さ(TP7.9m)と土地利用、学校、漁業、幹線道路と避難路、避難場所などの検討が不十分。
⑤災害公営住宅の個数、位置が未発表。気仙沼のように買取価格、住宅費用など具体的な制度の資料が無い。
⑥名取市ゆりあげ地区では嵩上げの区画整理と集団移転の制度併用に、保障の格差が生じ混乱している。山元町の「危険区域支援に差」(河北新報)。防災集団移転事業など「街の復興で制度に限界」(毎日新聞)がある。奥尻島の高台移転の検証がされていない。
⑦釜石の奇跡と田老町の防波堤(来年調査予定)高さで、ハードとソフトとの関連がない。
⑧復興税(所得税2.1%、住民税+1000円)、復興予算の流用(3党合意)に問題がある。
写真は雄勝地区の一部で、中央は雄勝中学校です。
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雄勝地区

2012-11-05 | 都市計画・まちづくり
 
 石巻市雄勝地区は今回の調査旅行で、一番尋ねたい所でした。8月に行ったところですが、住宅復興が住民合意の不十分なままに、強行されようとしていたからです。被災後すぐに救援に取り組んだ、石井さんの診療所を表敬訪問しました。おがつ新聞11着き号には「雄勝地区を考える会」の残念な記事がありました。支所から11月12日から高台移転の最終意向確認が、個別に行われるというものです。全体計画や制度の計画・資料など説明が不十分なまま、12月1日には浸水区域に建築制限がされるそうです。合併により支所機能が縮小し、被災で遠くへ分散して仮設に転居し、「高台移転」のみの安全が優先され、戻りたい人の意向が汲み取れず、早期復興が進められているのです。石井さんは分散仮設転居と制度の欠陥を問題としていました。このままでは中心地とコミュニティの崩壊になりかねません。11月11日には考える会が行われます。写真は雄勝まごのて診療所です。

 いままでの経過と問題点はブログ石井「まごのて救援隊」、「広原盛明のつれづれ日記」合併がもたらした悲劇など、松館忠樹「震災日誌in仙台」と、復興計画ではHP日本住宅会議の塩崎「復興予算の流用問題」、「建築とまちづくり」NO402遠州論文など参考にしました。写真は海側から雄勝中心地です。中央が解体が決まっている雄勝小学校、その左が硯伝統産業会館です。
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