豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

表参道ヒルズ

2012-10-31 | 都市計画・まちづくり

 外苑前で待ち合わせ食事の予定でした。時間が十分あるので、数年ぶりに表参道をぶらぶらしました。お茶と軽食でもと思い入ったのが、表参道ヒルズです。同潤会のアパートを改築するという話を聞いて、後で聞いたら設計は安藤忠雄でした。傾斜路を活かして自然と店舗を回る、真ん中は吹き抜けです。あれっ、これって見たことあるよ。ソウルのタプコル公園の隣にある繁華街のビルで、9月に行ったばかりです。同じ発想でした。となると、どちらが先かが問題です。豊田市のトイレコンペでも既にあるトイレと似たデザインがありました。店舗の配置も雑貨、飲食店、ブティックとばらばらで、探させる仕組みです。たまに行く有名店や掘り出し物、街歩きなら楽しいです。これも似たようなレイアウトが金山駅前のアスナルです。アスナルは色といいレイアウトといい、個人的には好きではない集合店舗です。夜の街も表参道なら様々な人が、それぞれの思いで歩いています。ハロインが近く何を着てても自由で、個性が干渉されない東京は国際的な街です。
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日本住宅会議研究・交流集会in東京

2012-10-31 | 都市計画・まちづくり

 今回の東北調査旅行の目的は、石巻市雄勝地区の高台移転が住民合意無しで、強行されないか気になっていたからです。そして、もう一つ民間賃貸住宅の追い出しの相談がありました。そこで時の人、復興予算流用問題の塩崎賢明さんの講演が東京であるのを知り、1ヶ月前に急遽帰りの飛行機と、レンタカーと宿を押さえました。東京の研究会では名市大の山田先生と笹島診療所の藤井さんに偶然お会いしました。塩崎さんの話は「震災復興とこれからの住宅・都市政策」で、大変勉強になりました。レジメが間に合わなかったので、日本住宅会議のHPにアップされるそうです。シーシェパード対策に23億円はあきれます。民主党案に「活力ある日本の再生」を、3党合意で挿入したのが問題です。消費税も福祉のためが、公共事業に使われる文が挿入されました。もう一つ大きな問題に民間住宅の家賃補助制度があります。公的住宅に入りたいの入れない、民間賃貸は空き家が多いというミスマッチがあります。この点は私も以前から主張していたところです。既に補助制度はあることを知りました。特別報告では名古屋の市営住宅について小池さんから、入居制限が厳しくなり森の里荘では33%の高齢化率になっているという話には驚きました。藤井さんと昼食を食べながら、今後は名古屋でも住宅の貧困問題に取り組みよう話しました。
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東北へ行こうPART3

2012-10-30 | 都市計画・まちづくり

 東京で日本住宅会議の研究会があり塩崎さんの講演を聞きに、そして雄勝の高台移転計画、女川町、南三陸町、名取市ゆりあげ地区、亘理町を27~30日調査・視察することにしました。行きは豊橋経由で東京に1泊、2泊目はネットで石巻、3泊目は牡鹿半島で、帰りは仙台空港にレンタカーで乗り継ぐ予定でした。予算は約10万円です。ほぼ順調にスケジュール通り進みましたが、最終日仙台空港から不発弾が発見され、全便欠航となり電車に切り替えました。東北で食べて、見て、考えて、報告するのがささやかな東北の復興に繋がればと願っています。写真は東北新幹線の弁当です。
<特記>
 日銀が政府の圧力で11兆円の追加緩和を決めました。デフレ脱却に取り組むとしていますが、効果は疑問です。国民の消費が拡大する所得の増加、非正規労働者の縮小、医療・福祉の充実がなくてはなりません。サプライヤーでなくユーザーの支援が必要です。所得の減ったユーザーは中国製など安いものに走り、使い捨てから抜け出せません。労働者も派遣、請負などで無年金、無保険の人が増え、不安定社会が増幅しています。
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自治体キャラバンin豊田

2012-10-24 | 平和・人権・環境・自治制度
23日社会保障改善の自治体要請キャラバンの参加で、豊田市役所に行きました。市側は高齢福祉、障害福祉、生活保護、健康増進、子ども、給食、防災、納税、市民相談、秘書課など第一線の職員が応対してくれました。こちらは社保協、新婦人、年金者、自治労連、市民など25人ほどで例年より多い参加でした。高齢化社会と子育ての心配で関心が高まっています。複雑な福祉制度のなか、陳情について市側の説明を受け、その後質疑がありました。市営住宅の入居待ちが300組ある中、高齢者の入居問題の質問がありました。国・県は高齢者・外国人の民間住宅入居支援はいいますが、助成も無く成果はあがっていません。就学援助の申請に民生委員の証明が豊田市はいるので、改善を強く求める声が多くありました。特別養護老人ホームは新増設されていますが、待機者はダブりも含めて2011年9月で814人と増えています。特養は介護認定されると申し込みができます。症状の思い人が優先ですが、施設へ直接申し込みのため公平性が不明です。老人ホームは低所得者用ですが、市の高齢福祉課へ申込み審査会に図られます。社保協の良くできた資料によると、介護認定されると配食サービスが300円程度で受けられます。介護支援に認定されると、地域包括センターのケアマネが月に1度訪問し、アドバイスしてくれます。地域包括センターは1中学校1つは必要ですが、竜神地区はそうなっていません。宅老所には豊田市の補助が年10万4千円出ており、市内に196箇所あります。どこにありどんな状態かは調べてみようと思います。介護認定されていない人のためには、はつらつ事業があることがわかりました。今年から介護保険料が上がり、年金からは各種天引きで福祉は悪くなる一方です。シルバーハウジングも県・市に聞きましたが、空きはありませんでした。老人ホームの入所基準を高齢福祉課に聞いても、担当が次々替わり電話では待たされるばかりでした。議会事務局へメールで質問した時は、翌日に丁寧な回答がありました。
 PS メールの調子が悪かったので、プロバイダのひまわりに電話したら、丁寧に教えてくれました。送信が不備で再度電話したら、無料で着てくれました。ついでにパソコンの遅いのも見てくれました。アフターケアがいいので、ひまわりに戻して良かったかな。
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公契約条例とは?

2012-10-21 | 平和・人権・環境・自治制度

 反貧困ネットワークあいち主催の、「公契約条例とは?」の学習会10・20に参加しました。講演は野田市長根本さん、報告は弁護士の中村さんと連合愛知の山本さんです。野田市の事例で導入のきっかけは、全建総連の職人の単価引き上げを国に陳情する要請があり、国に陳情してもなしのつぶてで、市が独自に制定したとのことです。市長がやる気になれば地方分権を生かせます。合併して大きな市になり、権限を拡大するのが「地方分権」、「自己決定権の拡大」でない事例です。農林水産省、国土交通省2省の労務単価は激減で、15,000円ほどに安値安定です。公共工事も減って落札率も下がりますが、下請け、労務単価の切り下げになり、仕事の手抜きや品質が担保されなくなります。公共の仕事で労働者の生活を維持できなくなる結果になります。そこで市長は単価の最低限度を抑えること、また業務委託、指定管理者の現場労働者の賃金を、ワーキングプアにさせないことを目的にしました。市職員に有期契約公務員やパート・臨時職員の割合を、質問用紙に書きましたが割愛されました。ワーキングプアを出さないことはいいことですが、問題は最低賃金法との関係、生活保護との関係をどう整理するかだそうです。現在関東一円で条例制定が進んでいますが、全国的な広がりはありません。奈良県で検討中です。愛知県では研究会を立ち上げたそうです。名古屋市議会では民主党と共産党が要望しています。実施しない自治体の答弁は、総合評価方式と最低価格制度の実施、それと国や他市の状況をみてから決めるなどで、自主的な政策決定能力に欠けるものです。派遣法の改正がおこなわれましたが、日雇い、登録制度や製造業派遣など骨抜きにされました。有期契約については5年で正社員の申し入れができるようになったそうです。韓国は2年だそうです。非正規労働者が増えれば、生活保護者も増え、年金制度も維持できなくなります。自治体も定住人口を増やすには、定職者を増やさなければ政策効果がありません。企業誘致などに奨励金を出すだけではなく、きちんと正社員を条件に明示すべきです。三重県の元北川知事が進めたシャープへの、県・市から135億円の補助金の失敗が物語っています。写真は三部の質疑応答です。
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原発0・豊田平和パレード

2012-10-21 | 平和・人権・環境・自治制度

10・21はベトナム戦争に反対した国際反戦デーで、全国的には行われなくなりましたが、豊田では現在も継続しています。日曜日が21日だと祭りも考え、金曜日に行われます。駅前のマクドナルド前から中電までの集会・パレードが毎週金曜日に行われているので、今年は原発0のパレードに合流しました。参加者は80人ほどで、時間は40分ほどでした。写真は友人の力作です。
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とよたエコフルタウン

2012-10-20 | 平和・人権・環境・自治制度
 モデル地区(「とよた ecoful town」)の目的は「低炭素社会に向けたまちづくりを実現する足掛かり、新たな環境産業を創出する環境づくり、低炭素社会におけるライフスタイルの情報発信、システム・技術の実社会への普及」としています。場所は中心市街地の旧加茂病院跡地(都心、元城町)1.7haで、10年間の地代約3.7億円は市が負担し、12年5月に1期工事(0.7ha、約3.9億円うち1億4千万円はまちづくり交付金)が完成しました。パビリオン、スマートハウス、新しい交通技術の体験などとなっています。スマートハウスはトヨタホームの展示建設で、実証実験は行いません。モデル地区は「ショーケース」の位置づけで、「取り組みの見える化」及び「産業振興」の促進を目的としています。「整備目的や政策的意図が不明確」という意見もあるように、CO2削減効果は目に見えず、PHV車の普及モデル地区でもあります。環境モデルのPR費には今年度は、破格の8,000万円も計上しています。特定企業の応援事業にも思えます。さらに、客寄せに「地産地消ハウス」も計画しています。
 2期工事は今年度の設計で来年度工事です。2期は生活ゾーンと産業業務ゾーンで、1期工区にも水素ステーションなどを計画しています。また、総合特区として5年間で「スマートハウス300戸や次世代自動車4,000台の普及などを数値目標」としいます。原発事故を考えればクリーン・エネルギーからグリーン・エネルギーに、パラダイムシフトすべきだと思います。
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なぜ豊田市が環境モデル都市に!

2012-10-16 | 平和・人権・環境・自治制度

 内閣官房は09年1月、「低炭素社会の姿を具体的にわかりやすく示すため、温室効果ガスの大幅な削減など高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市」を、「環境モデル都市」として選定しました。13自治体の地方中心都市では、帯広市、富山市、飯田市、豊田市です。環境モデル都市は、「地球温暖化問題に関する懇談会」(座長:奥田碩 トヨタ自動車株式会社取締相談役)の下の選考組織で進められました。募集要領では5つの基準が示されました。①温室効果ガスの大幅な削減、②先導性・モデル性、③地域適応性、④実現可能性、⑤持続性である。また、都市規模のバランスも考慮されたようです。国の補助金制度は特別になく、ネームバリューだけです。しかし、単市の予算が見込まれます。
 選定後すぐの09年3月に、5年間の豊田市アクションプランが発表されました。計画策定が短期間であったこともあり、市民参加の審議会は設置されず、計画へのパブリックコメントも行われませんでした。パブリックコメントは13自治体のうち6自治体が実施していますが、形式的に終わっているものが多く、政策の寄せ集めとも言われています。本来、計画の市民参加による議論での理解が、実効性を担保するものです。むしろ、地球温暖化対策は産業界や企業にとっては、「成長」に影響し関心が高いといえます。国の担当部局は内閣府地域活性化統合事務局です。東工大の中井先生は建築学会の大会で、豊田市の場合は企業に取り込まれていると、ずばり一言コメントされました。写真の樹木に優しくない駐車は竜神交流館です。前向き駐車は事故の危険性が高いからいやですよね。
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豊田市「環境モデル都市」の大成果?

2012-10-15 | 平和・人権・環境・自治制度

 豊田市は2009年に環境モデル都市に選定されました。全国13自治体・区で、地方中心都市では豊田市、飯田市、富山市などがあります。地球温暖化防止のため温室効果ガスの削減を、世界、日本、自治体で取り組むことは大事なことです。選定基準に大幅な温室効果ガスの高い目標を掲げることをあげました。CO2は温室効果ガスの概ね9割を占めます。従って、CO2削減の低炭素社会を中心に取り組んでいます。豊田市は90年比で2030年に30%減、2012年には-6%を掲げました。進捗状況はどうでしょうか。今年の3月議会で答弁では、90年が554万tで2010年は502万となり、-9.4%の「成果」と答えました。これには疑義があります。そこで内閣官房地域活性化統合事務局HP、豊田市「環境報告書」、情報公開、ヒアリングで調べ分かりました。08年と09年は世界経済危機で大幅な生産ダウンがありました。人口の社会減もありました。アクションプランで2.3万tの削減がありました。CO2削減の数値を算定するには電気の消費をベースに複雑な計算をします。それを発表までに当該年より2~3年遅れます。内閣府は「暫定値」を使い、早い政策の経年効果を見ようとします。暫定値は環境省の数値より2~3割低く出ます。つまり内閣府と環境省基準のダブルスタンダードです。先ほどの90年の数値554は環境省、2010年の502は内閣府の暫定値なのです。この比較にトリックがありました。これはペテンと言うか偽装としか言いようがありません。給与・昇格に反映する成績主義で、高い評価を人事課は与えたのでしょうか。このような比較を行う例は、13自治体にはありません。これが新しい豊田市アクションプランのリーフレットにあり、豊田市のHPにも堂々と公表されているのには驚きです。しかも莫大な予算が投入されているし、これからもされようとしているから問題です。政策と効果の検証に疑問です。これが新市長の「企業力」というものでしょうか。
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もったいないけれど

2012-10-15 | 平和・人権・環境・自治制度

日本の文化は「もったいない」ということで、日本人の物を大切にするということをマータイさんは世界に広めてくれました。環境政策として3R(Reduce,Reuse,Recycle)が言われますが、商品を長く大切に使うには修理して使うことが大切で、安くて使い捨て商品と対抗しなくてはなりません。我が家のCanonのプリンターも5年目で黒のインクが出なくなりました。純正でなく再生を使ったのが良くなかったのでしょうか。保証が5年なのでエイデンへ持っていきましたが、会員資格が切れていたので修理費に1万円かかると言われて買い替えを検討しています。修理部品が高すぎます。そういえばナショナルの髭剃りも網が破れたので替えようとしたら、首さら替えなくてはならず3千円も取られました。最近の製品はコスト削減で、適当に壊れるような「限界設計」をしているような感じです。消費者運動の強化と、品質の確保をしっかり保証する品質確保法に改善して欲しいです。機器の高度化で修理専門の技術者も減っています。コピー機はネットで調べ、最後の手段としてインクのカセットをはずして、半身浴をさせましたが効果がありません。今度買い換えるなら、エイデン以外でキャノンはやめようと思います。
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