豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

全州市韓屋マウル

2008-11-30 | traveling, town walking
2日目は高速バスで全州に行きました。地下鉄の乗り方が良く分からなかったので、ホテルからタクシーで高速バスターミナルへ6800Wで行きました。ターミナルは2つあるとネットで調べていましたが、若い人を探し片言の英語で切符売り場を見つけました。バスは15000Wで2時間半くらいです。ソウルへ向かう車は渋滞でした。全州へ行けばソウルや慶州のように観光案内所が有るだろうと思い、地図を持って行きませんでした。ところが到着のバスターミナルには観光案内も地図もありません。それからコンビニ行ったり、スーパーの本屋を聞いたりで、1時間くらいポストマンをやってしまいました。結局わからずもう一度バスターミナルに戻ったら、韓屋の看板を発見したのでタクシーと何とか交渉して5500Wで、目的地にやっと着きました。
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南大門復元中

2008-11-29 | traveling, town walking
ソウルの象徴である南大門は復元中でした。復原ですと価値は半減です。手持ちのドルは忘れたので、円をインチョンの空港とソウルの銀行でウォンに換えました。日によってレートが違うけれど、銀行が率が良く新札です。日本の空港で変えるのが一番損ですね。5万円で75万ウォンで、9月の時は10倍でしたから大分特です。韓国の通貨安は輸出割合が多いためだそうです。日本の場合は円高で不況・首切りが続いています。低金利の銀行支援策と内需(内発的発展、地域経済、農業振興)拡大の失敗ではないでしょうか。ソウルは日本より寒く、緯度的には青森くらいでしょうか。おでんの屋台がにぎわっていました。写真の左のほうに屋根の一部が見えます。
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ソウル・全州の街歩き

2008-11-28 | traveling, town walking
今回の旅行はソウルの北村韓屋マウルと清渓川、全州の古い町並みです。それにウォン安なので、手持ちのドルを交換したかったからです。2泊3日と短いですが、指差し韓国語の本を持参して、フリーのパッケージツアーです。費用は1人のため割り増しがあり、サーチャージ込みで食事なしの三ツ星ホテルで6万9千円です。
飛行機が点検で30分遅れとなりました。安全のANAと期待しましたが、コードシェアでした。9月に済州島に行ったばかりですが、ソウルへは10数年ぶりです。ホテルに到着が午後3時過ぎのため、地図を貰って歩き地下鉄の乗り方を覚えることにしました。市庁舎へ向かって歩くと、大漢門の前で太鼓の音が聞こえ、つられて入場しました。それからあちこちあるきましたが、清渓川にたどりつけません。結局暗くなってから見つけました。目印はアイスクリームのような、カタツムリのようなモニュメントで、最初に見落としました。
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住民参加とまちづくりシンポ

2008-11-12 | 都市計画・まちづくり
 愛知弁護士会西三河支部主催のシンポに参加しました。基調報告矢作 弘氏(大阪市大教授)の話は「文化資産を生かしたまちづくり」で、金沢の芸術村、同美術館、舞鶴市のレンガ建物の保存、門司港の保存、秋田の広楽館など2級の産業遺産の保全の価値でした。さらに米の登録文化財の優遇税制やサロモンのNPO論、市場の失敗、行政の失敗などでした。岡崎城より高いマンションが出来て失望したという質疑に、規制はトップの姿勢に関わるということでした。そして、都市の高さ基準は連続性とヒエラルキー(階級性)でお城や教会、歴史建造物などは大事にされるべきだという話は納得でした。京都で採用されたビスタの説明もされました。パネリストから岡崎市の「協働のまちづくり条例」準備の話がありましたが、行政の参加はありませんでした。課題と制度と主体の関係が整理される必要があります。中間的で調整役のNPOも非営利だけでなく、非政府の自立した組織でなくてはと思いました。まちづくり団体の補助金の決定も公正でないという意見も会場からでましたが、神戸市のようなまちづくり協議会がひも付き団体の危険性もあるなと感じました。竜美丘で高層マンション反対の運動が進んでいますが、事後の運動は「適法」とされ困難であります。景観法によるざっくりした高さコントロールが必要です。都市内分権で利害に関わる決定の議論の場・公聴会の仕組みも必要だと思いました。(写真は岡崎市のマンション反対運動)
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中濃圏域の予備調査まとめ

2008-11-10 | 都市計画・まちづくり
都市計画学会中部の基調報告で、東海環状自動車道の影響で岐阜県はH16から17年で、国土交通省の資料によると工場数が増加していると報告がありました。しかし、豊田市では工場数が減少しています。そして、世界不況、円高でトヨタも大幅減益(それでも高収益)で、中小関連企業、労働者の所得に影響が懸念されます。そのため、可児市、美濃加茂市、御嵩町、美濃市の資料収集とヒアリングの予備調査を行いました。共通して感じたことは、①工場団地造成、産業誘致で財政基盤は充分でないが向上している。そのため合併をほとんどしていない。企業誘致では「正社員採用」の奨励金を出している。②都市計画区域と用途地域は設定しているが、未線引きである。都市計画税は徴収している所、いない所がある。③御嵩を除いて工場増設の計画で、県の後押しもあるが見通しは不明である。④美濃加茂市などの外国人が多い、御嵩の亜炭鉱跡地、鉄道の廃止などの問題がある。⑤これまでの資料整理をし、豊田市の工場数の減少、自動車産業との関連、岐阜県などのヒアリングなど次の調査とする。
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美濃市の概要

2008-11-09 | 都市計画・まちづくり
 美濃市はうだつの町並があり、街歩きしたことがあります。東海北陸道と東海環状自動車道が交叉する交通の要衝でもあり、中央に長良川が流れています。人口は23,000人、面積は117K㎡、「水とみどりを守り伝統に根ざした産業文化交流都市」で、合併せずに自立を目指しています。H18年度決算で歳出規模は90億円、財政力指数は0.55、経常収支比率は98%とあまりよくありません。歳入では人口減少もありますが、市民税(法人も)、固定資産税、都市計画税がなぜか減っています。工場誘致に力を入れていて、美濃テクノパークは未建設もあるけれど11社に完売しています。さらに工場団地を増設のようです。高速道路と工場進出年度、さらに誘致奨励金の内容については再調査です。H15産業中分類で、事業数はプラスティク製品が125、金属が91、パルプ・紙が53です。従業員数は一般機械が1320人、プラスティックが962、パルプ・紙が619人です。製造品出荷額は一般機械が466億円、プラスティックが176億、パルプが111億円の順です。輸送用機械は高くありませんが、一般機械、プラスティックなど車部品もあります。H16~.H18の工業統計を調べたかったのですが、自治体では不明でした。市内の事業所数の従事者規模は9人以下が80%と高く、小口融資制度も設けています。中小零細企業の労働者の賃金、労働条件も調べたいところです。また、東海北陸自動車道の開通による影響と、岐阜県の調査が必要です。さらに、岐阜経済大の竹内さんの「統計的分析」(05)のその後を調べる予定です。(写真は加茂地域の中山間地です)
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御嵩町の概要

2008-11-07 | 都市計画・まちづくり
2回目は御嵩と美濃市に行きます。まずは産廃で住民投票した御嵩町です。産廃問題は事後処理で停まっていますが、今は亜炭鉱の住宅地盤落下が問題となっています。御嵩町は人口が2万人弱で面積は56K㎡です。統計書を可児市、美濃加茂市は作っていましたが、どこの自治体も工業統計は作っていません。4人未満の独自統計も無く、国調の最新情報もすぐみられません。それでも担当職員は親切に資料を提出してくれました。特に、売れ残っていた「グリーンテクノみたけ」は、東海環状自動車道の開通で一気に完売しています。トヨタ系の自動車産業も進出しています。H18年度では奨励金が1億2千万円ほどですが、税収効果も予想されています。町の真ん中を流れる川を中心に、両サイドは小高い山があり、中仙道の面影もあります。平地が少なく乱開発も少ないです。用途地域はありますが、線引きはなく、都市計画税は徴収していません。高規格道路の効果もあったようですが、名鉄の撤去が計画されています。財政力指数は0.62、経常収支比率は82.5%、地方債残高も多くあまりよい状況ではありません。それでも自立して「ひと・みどり・ものづくり」をめざしています。
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美濃加茂市概要

2008-11-06 | 都市計画・まちづくり
 東海環状自動車道(東周り)が03年に開通し、岐阜県の工場数等の増加と効果を確認するために、インター周辺の都市・自治体調査を進めています。2つ目は美濃加茂市です。当市は人口5万2千人で自然増も社会増も停滞しています。外国人が5,500人で、ブラジル3,700、フィリピン1,000人、中国360人です。面積は74.8k㎡で合併はしていなく、市街地はコンパクトにまとまっています。05年国調で常住地の1次産業就業者数が4%、2次が減少し35%、3次が増加し52%です。市外への通勤者が増加し、可児市、関市、さらに各務原、川辺、坂祝、そして名古屋、犬山へと出るベッドタウンでもあります。産業分類による事業所数は一般、金属が多く、従業員数は電気、一般が多く、製造品出荷額は電気が圧倒的に高い。4人未満も多いが工業統計では把握していない。市民1人あたりの市民所得は98年度の355万円をピークに減少している。生活保護世帯は04年度の791をピークに減少しているが、自殺者数は10人前後で豊田市と同等以上の割合です。財政規模は172億円で、財政力指数は0.79とまずまずですが、地方債現在高も多いです。歳入は固定資産税、市民税が多く事業所の影響もあります。歳出は民生費が一番となり、土木費は抑え気味です。都市計画税は徴収しています。工場団地は完売し、次の予定地を検討していて工場の用途地域を拡大しました。工場建設奨励金では正規雇用を条件(1年以上)にし、雇用促進奨励金に1人5年間5万円を出している点は注目できます。年度別適用数と非正規雇用者の全市の割合、さらに県の総合事務所で建築確認の状況を再調査する予定です。
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可児市行財政概要

2008-11-05 | 都市計画・まちづくり
可児市は合併のためか兼山町が飛び地であります。H18年度の住所地の産業構造は1次が1.8%、2次が34.9%、3次が62.5%です。人口の伸びは1969年の9.8%をピークに07年は0.6%と停滞です。07年の外国人は6,675人でブラジル人が4,666人です。流動人口で市外へ26,000人出て、18,000人流入しています。通勤・通学の移動は多治見市、美濃加茂市へは流出入が同等の3~4千人です。しかし、名古屋、犬山、小牧へは圧倒的に流出が多くなっています。03年に東海環状道路が美濃市まで開通しました。国土交通白書では工場数が05年に岐阜県は愛知、三重より伸び率が5%で多いとありますが、影響はどうでしょうか。数と面積、場所と業種を調べたいと思います。可児市では工業統計を独自に発行していません。統計書からでは03から05年度には一般機械、輸送が各2社で電気が4社の増加です。伸び率が5%といっても分母が小さいです。御嵩の塩漬けの工場団地は別としても、再度詳細なヒアリングと調査が必要です。次回は岐阜県と御嵩町、美濃市へも行こうと思います。既往の研究、調査情報がありましたら教えて下さい。
 財政状況はH18年度決算カードから、一般会計予算は249億円で財政力指数は0.9です。5年前よりも予算規模は縮小し、投資的経費を削減しています。法人市民税は12億円で、市民税の48億円の1/4程度です。固定資産税が60億円と大きな割合です。歳出は民生費が22%,土木費が19%です。地方債残高が211億円は多く、建設事業のつけでしょうか。ゴルフ場の多いのも特質できます。産業誘致政策に熱心で雇用にどのように効果が出ているでしょうか。地価や市民の生活・福祉水準も気になります。
 写真は可児・御嵩インター近くの「民間」(多分)造成地です。
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可児市の都市構造

2008-11-05 | 都市計画・まちづくり
 可児市は人口9.7万人、面積は87K㎡です(05年国調)。あらかじめネットで決算カード(H18 、H13年度)、総合計画、都市マスなど下調べはしておきました。まず統計書と都市計画図を購入(各千円)しました。工業統計は作っていないとのことでした。鉄道はJRと名鉄の2系統で、市外通勤者の多い都市です。そのため犬山、小牧方面と多治見方面での住宅開発が虫食い的に行われてきました。土地利用計画を持っていますが、線引きがなく多核分散型で、コンパクトな都市になっていません。木曽川が流れ緑に囲まれ風光明媚なところです。地形的に谷になっていて開発も谷筋の高台で細長く行われています。そのため、産廃の埋め立てには適した地形になっています。新規開発地は高台で地震ハザードマップでも予想震度は低くなっています。14階建てのマンションもありました。最近は駅周辺が見直され、かに駅では区画整理が行われていました。新規団地と既存集落の交流はなく、自治会も規模がまちまちです。この地縁組織とアソシエーションのまちづくり協議会でのまちづくりが、これからの課題でありまちづくり条例制定のきっかけのようです。
(写真は高層マンション)
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