豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

吹屋の町並み

2007-10-25 | 都市計画・まちづくり
弁柄で有名な吹屋の町並みを見学しました。ガイドは地元のボランティアさんで定年後のUターンだそうです。空き家が4割というのもさみしいです。この産業遺産は元は銅山の発掘からで、副産物から弁柄を発見したそうです。精製過程で煙により、周辺の緑は全滅し禿山となりました。製造の許可を得たのは5軒で、片山邸と郷土館が公開されています。バスが通るのに庇がかかりそうですが、山側に新設道路を開発中でした。駐車場を設けて歩けばいいのにと思いましたが、どうでしょうか。過疎化の嵐が押し寄せている感じでした。地域の甘酒接待とまったけの抽選がありましたが、30年ぶりの不作でツアー客は誰も当たりませんでした。
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倉敷

2007-10-24 | traveling, town walking
倉敷は3度目で、今回は重伝建地区での屏風展を訪ねました。写真の大原家旧別邸が特別に見学できました。屋根の瓦の色と高い樹木が美しい景色を造っていました。倉敷といえば大原美術館と河畔の町並みですが、裏通りの町並みも風情があって楽しいです。御坂の家はNPOの倉敷町屋トラストが空き家を改修し、町の再生に取組んでいました。
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うだつの町並み美濃市

2007-10-07 | 都市計画・まちづくり
各務原のついでに、和紙とうだつの上がる町並み美濃市へ足を運びました。駐車場が見あたらず、美濃資料館の裏側にある無料駐車場をやっと捜しました。この町並みは城下町で、美濃和紙と長良川の川湊として栄えた商人の街です。延焼防止の卯建が富を象徴する装飾としても発展しました。原則として各戸に片方一箇所が、2箇所あったり、隣家と争いになったりした所もあり興味深いです。建物は木造2階建て平入りで、目の字形をした町割りは東西400メートル、南北200メートルで、1999年重伝建に指定されています。あかりアート展は10月6、7日です。
「イタリアなど先進国の歴史的市街地の再生は、外部保存から次第に建物内部の空間的価値を見いだし、積極的に利用し活かしていく方向に進んでいます。アートの展示で輝いた美濃の街並みも、豊かな空間資源の可能性を秘めていると思いました」(海道清信)。現在は重伝建の指定基準が緩和されつつありますが、それでも利便性や改修費用など指定に多くの問題があります。足助の町並みも是非指定に向けて動いて欲しいものですが、下水道、電線地中化など観光整備事業が先行して進んでしまっています。事業を一旦白紙にし、歴史的経過の評価、住民の公開討論などで将来計画を先に作る必要があると思います。
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各務原イーオン

2007-10-06 | 都市計画・まちづくり
景観計画の議事録を情報公開したので、各務原市へ取りに行きました。豊田から高速道路で1時間程度です。インターを降りるとイーオンがオープンしていました。大規模な商業施設はあらゆる店舗の業種と映画館などもあり、大駐車場を備えています。屋上からは岐阜駅の10.13オープン予定のタワービルが突出して見えます。「岐阜シティー・タワー43は、完成すれば住居を伴う複合タワーとしては、中部圏No.1となる地下1階、地上43階建ての高さ160mの複合タワーで、敷地面積は5,400平方メートル」です(岐阜駅NEWSより)。分譲マンション「スカイアークス」は2005年4月下旬に分譲が開始され、即日完売されたそうです。
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金沢・武家屋敷跡

2007-10-05 | 都市計画・まちづくり
金沢市は小京都であり、重伝建地区は主計町とひがし茶屋街の2箇所あります。兼六園、21世紀美術館はもちろん行っているので、今回は片町商店街から武家屋敷と近江町市場までを歩きました。武家屋敷跡では栗きんとんを注文したら、皿が九谷焼で「楊枝」が純銀なのには感激しました。
<時の話題>
来年3月に東海北陸道が全線開通することにより、豊田市は金沢市と観光協定を締結の準備をしています。中日新聞によれば、「ともに繊維メーカーをはじめ、さまざまな製造業が集積しており、モノづくり盛んという共通点を生かして交流」とあります。しかし、豊田は車に特化していて多様性や文化性が足りないように思います。金沢の方が伝統と内発的発展があり、この違いを調査してみたいと思います。
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金沢の街

2007-10-03 | 都市計画・まちづくり
金沢の旧市街地の地形は犀川と浅野川が斜めに走り、水路が活用されてきました。中央に城と公園が大きく在り、城下町のため地理的には複雑となっています。海に近く食材の宝庫で、近江市場を中心に庶民の台所と料亭の食材を提供しています。市街地の中心は駅から武蔵が辻、香林坊、片町、城公園、兼六園までの都市軸に集中しています。交流人口も多く、ホテル、マンションが乱立気味です。多様な産業構成は内発的発展を遂げています。まちづくり条例は先進的に多く取組んでいますが、高さに規制を掛ける高度地区や景観計画は不十分と感じました。今回は片町にあるアパホテルにシングル5200円で泊まりました。目測で3m×6m程で狭いですが、設備は整っていました。写真は再開発で進められたpregoで洒落た店が多く、夕飯はここでワインとオードブルとパスタを頼みました。
<時の話題>
ハンバーガーなどファーストフードはあまり好きではありません。人間ミニドックの帰りに、子どもに誘われモスバーガー高橋店へドライブスルーで行きました。注文は鳥バーガーで時間はかかりましたが、暖かく意外においしかったです。癖になりそう。
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宮本憲一文庫記念シンポ

2007-10-02 | 都市計画・まちづくり
最も尊敬すべき一人の宮本氏が蔵書を金沢大学に寄贈し、その文庫の開設記念シンポが行われるので金沢へ駆けつけました。金沢は何度か行ってますが、前日手に入れた格安チケットで、新幹線の米原経由にしました。しらさぎの特急より朝が30分遅いからです。
 先生の本は何冊か読んでいます。主な著書に『社会資本論』、『都市経済論』、『地域開発はこれでよいか』、『環境経済学』、『都市政策の思想と現実』、『維持可能な社会に向かって』などです。それぞれの著作の背景や苦労話を聞くことができました。最も気に入っている思考方法が、四日市公害など現場に飛び込み、そこから理論を考える発想法です。しかも、古典を精読し理論的には学際的な視点で、新しい理論を構築されたことです。式典では地元企業の渋谷学術スポーツ振興財団が、助成したことにより祝辞を述べられました。記念講演で学会論文などは細分化し過ぎて、問題の本質を見失ったり、古典の解釈学などを批判されていたのが印象に残りました。内発的発展論について質問があり、鶴見和子氏との一部違いを話されました。また、金沢は良いまちでサスティナブルソサエティの可能性の高い都市とも述べられました。個人的には内発的発展と維持可能な社会との関係、特に大企業と中小企業の関係、さらにはグローバル化での地域自立と共生について、聞きたいと思いましたが時間がありませんでした。写真は金沢駅のバスターミナルです。
<時の話題>
1 ミャンマー(ビルマ)では坊さんのデモを軍が制圧しました。日本人ジャーナリストも射殺されました。日本はODAの見直し、中国は経済支援の見直しをすべきです。アウンサンスーチーさんの釈放を願います。
2 豊川市長選挙で、市民病院を中心市街地に移設する計画を現市長が訴え、それを見直すと訴えた新人が当選しました。事情はよく分かりませんが、中心地の空洞化を防止し利便性の良い所へ立地した方が、都市計画的には良いと思ったのですが理解されなかったのでしょうか。
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成都

2007-10-01 | traveling, town walking
成都に9時過ぎに着く予定が霧で飛行機が飛び立たず、劉備の祀られる『武候祠』などカットされました。成都は四川省の省都で市区は人口340万人と大きいです。ビルはあちこちに建設されていて、交通渋滞も激しいです。ガイドさんによれば、労働者の平均月収は3万円程度です。スズキアルトが30万円、100㎡住戸が750万円だそうです。8月に上海・南京へ行ったときは、1元15円が今回は16元程度でした。夕食と「変面」のショウを見て、ホテルに帰って、午後9時半頃に街へ出ました。百貨店は10時までで、お菓子を買いました。街には多くの人がいて、露天も出ていました。成都では地下鉄を建設中でした。上海、南京も地下鉄建設が始まっていますが、公共交通の問題は大きな問題で、都市に人口が集中しています。農村との格差是正と地方自治が必要でしょう。環境問題、衛生問題(上下水道、排水、トイレなど)、食品の安心、公務員の生活できる賃金・不正など成長する中国も課題は沢山あるようです。
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九寒黄龍空港

2007-10-01 | traveling, town walking
黄龍と九寒溝では2日間共天気に恵まれました。移動日は又早朝からのモーニングコールで起こされました。空港までバスで1時間。しかし、飛行機はガスで飛び立ちません。やっと晴れてきたのは12時頃で、飛び立ったのは1時過ぎでした。
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