豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

総選挙の結果

2012-12-20 | 平和・人権・環境・自治制度

16日の総選挙の結果は自民党の圧勝に終わりました。いくつかの問題が浮かび上がりました。小選挙区制度の欠陥で民意が反映しないこと、投票率が低かったこと、民主党が公約を破り反動の消去論で自民党が漁夫の利、マスコミの世論誘導、第3極の集合離散などです。比例削減を主張していた樽床さん落選です。ツッパリ大臣田中真紀子も落選でした。安倍さんは景気回復にデフレ脱却をいってます。物価上昇率2%いわゆるインフレターゲット論、金融緩和、公共事業のばらまきなどです。株価は上昇を続けていますが、膨大な「借金」・国債の不安が持ちあがっています。物価上昇だけで賃上げがなければ消費は拡大しません。残業を減らし雇用の拡大、休暇の拡大で旅行など消費拡大をすべきです。原発をなくし自然エネルギーで中小企業の仕事おこしをすすめるべきです。自民党圧勝と右翼的な石原軍団で憲法9条の改悪が心配です。7月の参院選が天下分け目の決戦となります。
<特記> 
韓国では文さんで格差是正を期待していましたが、接戦で朴さんが大統領となりました。我が家では耐震改修工事と年末の掃除であわただしいです。写真は平山公園の像です。
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美しき日本の残像

2012-12-08 | 都市計画・まちづくり

 アレックス・カー(2000年)『美しき日本の残像』朝日文庫
 外国人がなぜここまで日本やアジアの文化に興味を持ち、美的価値を発見しこだわれたのだろう。司馬遼太郎いわく学者になれたタイプかもしれないが、ビジネスにも通じています。2000年に書かれていますが、今で言えば景観論です。しかも歴史、文化を踏まえた美意識であります。西山卯三に通じるものがあります。京都は「病気」と著者はいいます。京都タワーに象徴されているのは周知の事実です。それでも最近は景観に留意しつつあります。関西巡りで紹介しているのは、円通寺、知積院の庭、釜ケ崎、飛田、法華寺、室生寺、長谷寺、般若寺などをあげています。気になっていた建築の朱色について、「朱は中国から日本の神道に伝わってきた」とありました。屋根の反りについても疑問でしたが、「元来反りは日本のものではありません。もともとは東南アジアのものでした。」と、そのルーツがタイ、ビルマなどから宗教と関わって説明されています。来年の早春には奈良巡りをしたいと思います。それとアジアはバリ島や経済発展著しいインドネシアに行ってみようかと思います。写真は平山公園にて、題はなんだったけ?
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ふるもと氏推薦否決

2012-12-01 | 平和・人権・環境・自治制度

 連合参加の豊田市役所労働組合は11月19日分会役員会で、衆議院選挙において民主党のふるもと氏を、執行部が推薦提案したが賛成少数で否決されました。民主党は介護保険の改悪、後期高齢制度など福祉制度は悪くなるばかりで窓口に苦情が殺到していて、マニフェストは破られるばかりだという組合員からの反対があり、賛成者が過半数に達しなかったようです。民主党政権に期待していてだけに、労働者、国民の利益が裏切られがっかりした気持ちが反映したのでしょう。(写真の左側が新しくなった豊田市の東庁舎です。)
 民主党の中で古本氏は藤井元財務省の下で、消費税増税法案の成立に中心的な役割をはたしました。それもそのはず、トヨタは2009年分の消費税還付が2100億円ありました。10%になれば倍額になるわけです。多少の政治献金は大きく帰ってくるわけです。
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