豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

反貧困ネットワークあいち結成

2010-05-31 | 市民生活・企業都市
 名古屋、豊橋、岡崎、知立の派遣村を経験し、準備期間を得て5月30日に結成総会が行われました。代表に藤井さんと名大の和田先生などがなりました。大きな活動方針として、「反貧困フェスタ」、「全国クレサラ、ヤミ金・・・交流集会in岐阜」、「移住労働者と連帯する全国フォーラム」が計画されます。こどもの貧困も強調されました。組織として部会の強化、地域活動もだされました。朝鮮学校の無償化「除外」をしないでという訴えが生徒からありました。
 講演は「セーフティネットと雇用」と題し、和田先生でした。いくつかの気になるポイントは以下のとおりです。日本の失業率が5.1%で、ヨーロッパより低くなっているけれど、数字の取り方で実際は2~3%高い。パートタイムの賃金格差がOECDより高く、身分が不安定。正規労働者に長時間化、過労死も多い。95年の日経連「日本的経営」より、労働法制が悪化した。「規制改革会議」、アメリカの圧力である。全ての労働者に雇用保険を、現在週20時間、31日以上勤務に適用?日本では派遣は物扱い。セーフティネットで雇用保証、均等待遇、社会保険が必要。時間がないので駆け足でしたが、労働者の立場に立った数少ない労働法学者の話は有益でした。著書に「人権保障と労働法」日本評論社があります。
<時の話題>
 鳩山総理が福島大臣を罷免。社民党は連立離脱へ。筋を通したのは社民党でしょう。
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ハンプ

2010-05-29 | 都市計画・まちづくり
先日、浄水の区画整理内を走っていたら、かなり高いハンプに出会いました。これだけの高さだとスピードを落とさざるをえません。公道から私有地の大学などに入る場合はありますが、公道では初めてです。信号のない交差点などにももっと設置してもいいと思いました。そうすれば必ず減速します。陣中や桜町のコミュニティ道路の平面的なくねくね道より効果的です。設置には周知を徹底する必要もあります。
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融解連鎖

2010-05-28 | 気になる本
風間直樹(2010.1)『融解連鎖』東洋経済新報社
 サブタイトルは「日本の社会システムはどこまで崩れるか」です。前著「雇用融解」に続くもので、現場取材による力作です。雇用問題の追跡をⅠ部とし、Ⅱ部は居住、医療介護、地域社会、公共現場へと社会崩壊の連鎖を警鐘しています。最も根幹になる派遣法の改正案が、民主党の公約とずれて製造業への禁止は常用雇用が1年の有期は可で逃れられ、登録型も26業種が専門的ではありません。しかも、実施が3~5年先と問題はほとんど解決されません。著作が1月のためその点での見解がありませんが、現場労働者の視点、社会システムの維持の流れから危惧されていることは推察されます。弱い人たちは法律を知らなく、無権利状態に置かれています。現場の声を集めるのは容易ではなく、苦労がにじみ出ています。希望が見えてきたのは、反貧困の運動をすすめている宇都宮弁護士が日弁連の会長になったことです。民主党の支持率も下がり、派遣法の抜本改正を要求する共産党、社民党が参議院選挙で伸びるかどうかに関わります。ただ人気の出てきたみんなの党は、従来の「構造改革」路線と単純な公務員削減論しかないように思えます。
 特に私も関心のある住宅問題は、雇用と住居と生活保護は3点セットだと思います。第5章でハウジングプア、日本の住宅政策の貧困(市場任せ)を取り上げています。貧困ビジネスとして生活保護を受けさせて、ピンはねするという方法が横行しています。岡崎市でも発生し裁判となっています。公的住宅の新築が少ないことが根本問題です。民間賃貸は空室が多いので、入居の家賃補助をすればミスマッチがなくなります。廃止を決めていた雇用促進住宅の入居を認めたことは評価できますが、再就職の見込みのない人は入居が困難となっています。ワンストップの窓口相談でなく、政策の連携が行政で出来ていないことに問題があります。現場で対応している自治体の生活保護課、社会福祉協議会、労金、住宅課、産業労政課、ハローワーク、労基署などの実務レベルの論点整理が必要です。公務員の人件費削減を優先するのではなく、制度設計の改善を住民参加で公開討論すべきだと思います。(写真は久しぶりのデンパークです。土曜日でも人があまりいませんでした。)
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トヨタシンポジウム

2010-05-27 | 市民生活・企業都市
 5月16日に豊田市産業文化センターで、26回目のシンポが90人程の参加で開催されました。この日は名古屋でトヨタの研究開発施設の事業説明会が、環境団体も参加で開催されました。当日は名城大学の谷江先生の「トヨタの内部留保と労働者」という、講演がありました。トヨタは2010・3月決算で黒字化しました。しかし、それは「コスト削減を原動力」(日経5・12)としたもので、自動車全体でも国内生産と輸出は減少し海外生産の増大となっています。トヨタの内部留保は13兆円あります。換金可能な資産は4兆円にものぼり、別途積立金が6兆円もあります。08年の世界経済危機を理由にトヨタを先頭に、大量の非正規社員を切ったのは問題です。愛労連の基調報告では、トヨタ総行動によるアンケートで初めて中小企業から、沢山回答が寄せられ悲痛な状況ということでした。
 以下特徴的な報告、発言をメモ的に箇条書きします。知立団地で派遣村に取り組んだNさんの報告では、知立で生活保護世帯が急増したそうです。「緊急一時保護所として、市内のビジネスホテルを指定し、住居扶助費を48,100円と1万円引き上げさせた。」と成果がありました。JMIUのOさんから、「派遣法は低価格労働力の調達と首切り自由で、中間搾取を認める職安法44条にも問題がある。」としています。労災の実態として表面化していない、労働監視管の減少を指摘していました。豊田のO議員は、「行政は中小企業や労働者の実態を掴んでいない」。農協関係者からも「トヨタの一人勝ちではだめだ」ということが、言われたと報告しました。民商のMさんは、アンケートの結果から「単価の下請け要請があり7割が今後を見通せない」、「収入は労働者の半分で300万円以下の収入は6割」、という中小・零細業者の実情を報告しました。アイシンのSさんは、またサービス残業代を払わせたという内容です。トヨタ高岡工場のNさんは、2ラインの休止延長で「コンパクトカーからミディアム車を作る予定となった」と、報告しました。「エコ減税」が終わると低調となり、下請け・労働者へは一層のコストダウンで厳しい状況が続きます。愛知県はトヨタ依存を表向き転換としていますが、「政策指針」には持続する地域づくりの戦略は描けていいません。
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銀行交差点

2010-05-25 | 市民生活・企業都市
 駅前の通りと国道248号線の交差点にあったファミリーレストランの跡地(喜多町)は、百五銀行が建設中です。これで碧海信用金庫、大垣銀行と交差点の3隅が銀行です。
<時の話題>
 浄水で車を運転したらカラスがスズメを襲い、毛をむしって食べていました。「スズメが減っている」という声を聞きますが、カラスのせいかもしれません。
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うどん屋

2010-05-24 | 市民生活・企業都市
高橋の端にうどん屋さんが出来ました。正確に言うと、道路の拡張による移転のようです。豊田大正庵本店で、一度入ろうと思っていますが、売り切れごめんでまだ行ってません。
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西尾の新茶

2010-05-10 | traveling, town walking
母の日ということで実家に帰りました。途中若林の「丸源らーめん」で、特性ラーメンを食べました。どんぶりが小さく汁が少なめなのは環境を考えてかいいです。味は良かったですが料金が1000円強はちょっと高いです。何回か行くと割り引くという囲い込みシステムを、行っていました。西尾の憩いの農園は駐車場が満タンで停めれません。諦めて西野町のお茶屋さんで新茶を買ったら、抹茶をサービスで頂きました。写真はお茶屋さんの庭です。
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ステーキの侍

2010-05-07 | 市民生活・企業都市
ステーキが美味しいと聞いていた西山町の侍に、初めて行ってきました。子どもの日には満員だったので、平日の午後1時ころだったのですいていました。ランチ1200ですが、デザートが付くスペシアルランチにしました。肉は柔らかく味もおいしいですが、120gと量はちょっと少なかったです。この次は大盛りステーキランチ1800円にトライです。
<時の話題>
 ギリシャの財政危機でユーロの全面安となりました。ドルに対抗してEUの経済圏には、サスティナブルな環境政策、都市政策にも、期待していただけに残念です。原因が政府一族の不正や脱税が横行との報道がありました。公務員の賃金、年金カットで国民犠牲では、国民が怒るわけです。今後はポルトガル、スペイン、イタリアなど財政の弱い国に飛び火しないかが不安です。しかし、財政危機は他人事でなく日本も財政破綻寸前です。郵貯の2000万円枠の拡大も日本国債の引き受けで、危機の先延ばしにも思えます。
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猿投山登山

2010-05-06 | traveling, town walking
三度目の正直で、天気の良かった昨日5日に、やっと猿投山の西宮まで登ることができました。10時半に家を出て、コンビニでおにぎりを購入し11時10分に里山に着きました。武田道の登山口に向かいましたが、途中鶯と蝶と蛇(多分シマヘビ)に出会いました。11時25分からゆっくり登り始め、広沢の滝の音を聞きながら、息が切れたので直ぐに5分ほど休憩しました。12時なったので桜の木の根元で弁当を食べました。樹間を通り直射日光を避けれますが、景色が悪いのが難点ですが、途中の山桜のある所はビューポイントです。食事中下山の人は赤猿まで行ったそうです。武田道分岐点に12時40分に到着しました。途中すずめ蜂とやまかかしに遭遇しました。熊出没注意の看板もあり小動物も多く、武田道も急峻な尾根を登る感じで、生物が多様で深い森林を実感しました。平日一人で装備なしで登るには要注意の山です。13時大碓皇子墳墓を後に広沢川沿いの林道を下山し、14時半に里山に着きました。ネットで猿投山を検索すると、大碓皇子は蛇にかまれて死んだという説もありました。
<時の話題>
 鳩山総理が沖縄を訪ね、公約の「普天間移設を国外・最低でも県外」が現行案修正となり、安保、基地、憲法の認識不足を示しました。5月末合意不可能は誰の目にもわかっていたことですが、余りにも軽い首相の言動には呆れるばかりです。公約が党の幹部だけで選挙目当てで決めたこと、アメリカのオバマ大統領や米民主党の軍事戦略を見誤り、日米安保の「しんか」・友好関係の再構築の見通しの甘さです。平和を米軍抑止力で維持する姿勢も詭弁といえます。
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