豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

6月議会傍聴

2012-06-12 | 市民生活・企業都市

議会傍聴は久しぶりです。通告された質問に準備された原稿を読むだけで、面白くありません。後で議事録を読んだ方が効率的です。それでもやはり議場の雰囲気は緊張感があります。一般質問一覧表で、個人的に関心のあるテーマは次のとおりです。近藤議員の東日本震災がれき処理方針、環境モデル都市像、川合、山内議員の職員、組織の改革、根本議員の交通権、太田議員の学校設計のワークショップ、大村議員のエネルギー対策(トヨタの土日対策の見通しは答弁不能)、若者の雇用対策(非正規の比率調査不能)、深津議員の生活保護、鎌田議員の自殺・うつ対策、作元議員の食料自給率、田代議員の防災対策、光岡議員のネガティブな環境問題解決などです。次の議会で議事録を忘れずチェックします。3月議会の議事録をみていたら、私の研究テーマである「環境モデル都市」の質問がオンパレードでした。次はこれを取り上げます。(写真は家庭菜園で採れた変なきゅうりです。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本多勝一の日本論

2012-06-12 | 気になる本

彼の本は南京事件やベトナム戦争の本を読んだ程度です。朝日新聞の時代から世界をまたにかけ、真実を追いかけルポを書いてきた人です。反戦平和を信条とし、権力に屈せず書いています。本では週刊金曜日の記事を転用していて短文ですが、系統的に編集されています。その時々の事件の背景が改めて確認できました。特にⅢの「マスコミの堕落とジャーナリズム」は、大新聞のあり方を嘆いています。人気の本だけあってさらっといっきに読めました。読ませる文を書くには、「日本語の作文技術」を読む必要があるのでしょうか。本で紹介のあった四手井の「私の森林論」(ナカニシヤ出版)も読んでみようと思います。(写真は枝下緑道に咲いている花です。名前知りません。実家にもありました。モンシロチョウが「留まって」いた記憶があります。)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなの防災教室

2012-06-11 | 都市計画・まちづくり

8日名古屋大学で、学生対象でしたが「みんなの防災教室」に参加しました。動機は森さんの紹介で、調査に入った時の写真5000枚のうちパネルにした展示があるということと、夏に東北に視察旅行の参考にするためです。別に、復興計画支援のボランティアに応募していますが、旅費と住宅希望のためかオファーがありません。運営は院生が中心で、参加は30人位でした。学生のボランティアの事例報告と、レスキュー・ストックヤードの報告でした。その後グループごとに関心事や感想を討論しました。感想としてはソフトの復興支援、被災者に寄りそう「つながり」をつくるボランティアの仕組みが理解できました。狭域のコミュニティの問題と全体の復興状況、産業・雇用や生活基盤整備、高台移転との関連、さらにTPP,消費税も気になるところでした。また、福島の状況も原発事故「収束宣言」、除染、がれき処理、避難区域など気になるところです。原発再稼働に熱心な野田さん、結局容認の橋下さんにかじ取りは任せられません。(写真は森さんの被災地パネルです。無料貸し出しなので、活用を検討したいです。)
 <特記>
沖縄県議選では知事の与党は過半数取れませんでした。民主党は1議席へと惨敗、自民党も幹事長が落選と大きな変化です。辺野古への移設は一層困難となりました。基地や原発での地域バラマキでなく、本当の地域経済復興が望まれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿投山

2012-06-06 | traveling, town walking

おニューの靴を履いていないので、今日は3人で大川入山へ行くことにしていました。天気は良かったものの、7時に友人から体調不良の電話が入りました。それに親戚の子どもが熱を出したとの電話でした。急遽、猿投山へ行くことにしました。10時に出発し、コンビニでおにぎりを買い、「猿投の里」へ着いたのは11時少し前でした。武田道を登りはじめ、遭遇したのは2組でした。この道は余り知られていません。蜂はいなかったけど、ぶよが多くいました。この道はほとんど樹林で、谷筋を通り涼しい風も吹きあげます。東宮まで約2時間ですが、1時間半程で休憩をしていると、ばったり友人に会いました。彼女らは週に1回ペースで登っているそうです。駐車は猿投神社の上の公設駐車場だそうです。そこで暫く山情報を話していたので、疲れが出て東宮は次回ということで、少し登って景色のいい写真の所で、昼食としました。気分爽快となる穴場で、休憩30分の後、同じ道を帰り麓へは14時に着きました。
<時の話題>
 総理は問責決議された大臣を解任するため、内閣改造を行いました。そして、自公と消費税法案の修正協議をして、何としても消費税増税法案を通そうとする反国民的な野田内閣です。円高デフレで法人税は下げても、消費税の増税では景気悪化が必死です。庶民に負担の重い逆累進税で、社会保障も悪化の一途です。政党助成金や政治献金の禁止、軍事費の削減、公共事業の見直し、企業への適正な課税こそ検討すべきです。東日本大震災の復興の足かせにもなります。今までの新自由主義的な構造改革路線でなく、庶民の暮らしが良くなる山家悠紀夫流の経済政策が求められます。橋下流は今までの構造改革路線をさらに強行するもので、さらに1院制、首相公選、憲法改悪など政治を早く悪くする方向だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本宮山登山

2012-06-04 | traveling, town walking

街歩きならず山歩きを再開しました。靴を新しく買ったので、連れを誘ったのですが単独行です。猿投山にしようか、本宮山にしようか。結局、まだ登っていない本宮山の豊川コースを登ることにしました。家を8時過ぎに出て高速道路使って半額で、9時に豊川ウオーキング・センター(月曜休み)に到着しました。忘れ物のないように確認しましたが、新品の登山靴がありません。幸い、ウオーキングシューズなので、登れることろまで行くことに決めました。平日にもかかわらず、結構人がいました。年配の方にゆっくりついてい行くことにしました。途中ドカンと爆発音がしましたが、第2東名の現場の発破の音でした。写真は自然破壊の進む第2東名です。くらがり渓谷からは中学の時に、高原先生が有志を連れていってくれました。その後、子ども連れて登りましたが、頂上に駐車場がありブーイングで、それ以来登っていませんでした。先日行った茶臼山も有料だった高原道路を愛知県が造りました。茶臼山も本宮山も観光開発の有料道路は自然破壊で、山の魅力を台無しにしました。本宮山には登りながら話を聞くと、週に1回は登ると言う人など、地元高齢者に愛されているようです。それに、登山口に本宮の湯があるのは最高です。登山の後に温泉で疲れを取るのは、ビールは飲めませんが、最高ですね。それで、神社には1時間45分で到着です。30分昼食休憩で、下山は12時過ぎでした。神社には東北震災を応援しようと、看板がありましたので、めずらしくお賽銭をあげました。社務所の休憩室には、登山番付がありました。しかし、軍隊のカレンダーが張ってあり、お賽銭を上げたのは後悔しました。本宮山は木立の中なので、猿投山と同じく夏でも登れそうです。下山中に聞いた話で、奥三河の良い山は明神山では一致し、さらにお勧めは岩古谷山だそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費税増税の大ウソ

2012-06-01 | 気になる本

山家悠紀夫、井上 伸(2012)『消費税増税の大ウソ』大月書店
 「日本の国家財政は借金(国債)が沢山あり、次の代には残せない。」とか、「ギリシャのようになってしまう。」などと国民の不安を煽り、社会保障を改善するかのような口実で、消費税増税しかないかのような喧伝をしています。これらの欺瞞を分かりやすく完膚なきまでに批判しています。ギリシャのようになってしまうのか?国債は国内で多くが賄われています。それに国内余剰資金は251兆円で、世界1です。橋本内閣は、財政構造改革で国債を増大させました。小泉内閣も財政赤字を口実に福祉を削りましたが、大型公共事業で借金を200兆円近く増やしました。消費税増税しかないのでしょうか?金持ち株主には分離課税で10%と優遇されています。消費税は貧困層に重く、中小企業を圧迫する最悪の税です。諸外国では生活品などは無税であったり、軽減されています。福祉の水準も違います。優遇税制で大銀行では赤字分を繰り越して、黒字でも法人税0があります。また、大企業には輸出優遇税制があります。トヨタでは年2,000億円の還付があります。大企業は下請け単価を下げ、賃金抑制等で内部留保を増やし、結果として円高・デフレを招いています。
 「企業が海外に逃げていく」のウソで、「社会保険料」を含めた「企業の公的負担」の国際比較では決して高くありません。それでも東北の大震災の「復興増税」とセットで、法人税を下げました。菅総理が経団連会長に雇用を要請しても、責任が持てないとつれない返事でした。
 なぜ財政赤字は拡大したのか?一つに90年代の大型公共事業のばらまきです。アメリカから「公共投資計画」で、430兆円(後に630兆円)の計画を押し付けられました。景気が低迷するのは、最低賃金が低く派遣労働者の使い捨てに問題があります。中小企業への行政支援も弱く、利益が循環せず大企業が蓄積することに問題があります。GDPも伸びず財政悪化を招きます。95年の日経連の「新時代の日本的経営」で、労働法制の緩和が進み労働者の流動化、派遣社員、解雇規制緩和などで、低賃金の不安定労働者・「ワーキングプア」が増大しました。民主党政権は「仕分けショー」を行っても、一番大きなムダのある軍事費の削減を行いません。
 政府は本気で財政赤字を解消しようと考えていません。今の円高、デフレの状態で消費税増税すれば、日本経済は一層の不況に落ち込むのは火を見るより明らかです。公約にもない消費税増税に政治生命を賭けるという野田さんには、早期に退場を願わずにはいられません。この本は国家公務員一般労働組合のブログが評判となり、作られたものです。写真は御在所のタテヤマリンドウです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする