豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

裾野市とWOVEN CITY

2022-02-28 | traveling, town walking

 2月26日は天気も良く、富士山が奇麗に見えました。写真は裾野市の総合運動公園からです。近くには自衛隊の東富士演習場とトヨタのwoven cityの予定地があります。トヨタの予定地はフェンスと木々で囲まれ何も見ることができません。富士山の裾野は広大で美しいですが、富士山が噴火しないか不安はないのでしょうか?

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韮山反射炉見て感じたこと

2022-02-26 | 平和・人権・環境・自治制度

 家族が子守に東京へ行くので、車で三島まで送ることにした。25日は江川邸をみて、共通券の韮山反射炉をみた。反射炉の構造に興味があった。大砲を作るのがメインのようで、パンフには「日本に進出してこようとする列強国と、いかに対峙するするか具体的な(江川の)方法論」とある。古今東西の歴史から、戦争(殺し合い)は強いものが勝つ。軍備拡張や武器の進歩は必要悪なのだろうか?富国強兵の明治から、日清、日露戦争を得て、「中国などアジアに侵略した」、と呟いたら、ボランティアガイドの人が、「軍事力が弱いと侵略されてしまう」、と言われた。軍事力強化の究極は核兵器であろう。イラクはアメリカに「大量破壊兵器がある」、と嘘の口実で侵略された。だから北朝鮮も核兵器を開発しているのでは?もはや核兵器は抑止力にならず、岸田首相の言う「敵基地攻撃能力」に行き着く。今のロシアも、核の脅威でアメリカを牽制し、ウクライナを侵略している。核戦争に勝者はいないが、如何なる理由でも他国への侵略・殺人は許されない。しかもチェルノブイリ原発を制圧したと言う。ロシア国民もプーチンの仕掛けた戦争に抗議している。

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日経新聞「トヨタの未来 生きるか死ぬか」

2022-02-13 | 気になる本

日本経済新聞社(2020)『トヨタの未来 生きるか死ぬか』日本経済新聞出版社

 自動車はEVかPHV(プラグインハイブリッド)、FCV(ミライ)かエンジン車か。世界の自動車産業は大きく揺れている。今や車は日本にとって最後の産業である。トップを走るトヨタの今後の戦略は気になるところである。企業秘密も多くどこまで真相に迫れるか不明であるが、ヒントとなるいくつかのポイントを以下抜き書きする。

 自動車、産業界全体を取り巻く環境が激変し、「生きるか死ぬかの瀬戸際」のなか、ディスラプション」(創造的破壊)を主導していくのか、トヨタの改革の成否を世界中が注目している。

 トヨタ創立80周年を迎えた2017年、豊田社長は「未来は誰にもわからない。ぬるま湯ではなく、意志による決断と痛みも伴う行動が必要」と発言した。(2021年10月の総選挙で、11区の現職古本候補は組合推薦がなく、立候補を直前に辞退した。) 

 トランプ大統領が望んでいるのは米国での投資や雇用の増加だ。豊田は5年間で100億ドルの米国投資やケンタッキー工場増強など発表した。

 EV先進国の中国。EVの出遅れは客を逃すリスク。中国首相はFCVに強い関心。資金をレクサス店に集中。カーシェア本格参入狙う。(レクサス営業所は車検でデーター偽装した)

 トヨタと燃料電池や触媒で取引のある掛川のキャタラー社長は、防災管理から研究開発を移転した、と語っている。(トヨタも老朽化した裾野市にあるテストコースに代えて、本社に近い旧下山に研究開発施設として県企業庁が開発している。裾野市で実証都市としてwoven cityを着手している。ここでCASE(Connected、Autonomous、Shared & Services),AI,パーソナルモビリティ、ロボットなどの実験を行う。国のスマートシティ構想に豊田市は応募していない。愛知県は刈谷市で独自でスマートシティの実証実験を行うとしている。豊田市駅前広場は、車の乗り入れ禁止の「社会実証実験」を行った。市民への公開と参加で生活の質が良くなるかが問題である。)

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岡本「中国史とつなげて学ぶ日本全史」

2022-02-05 | 気になる本

岡本隆司(2021)『中国史とつなげて学ぶ日本全史』東洋経済新報社

父が出兵(中国、フィリッピン)の時、日の丸に書いた寄せ書きが、昨年78年ぶりにどういう経過か実家に返ってきた。アジアは良く旅するし、昨今の憲法問題は歴史認識の違い(修正主義)にあると思う。この本は中国と日本の関係を史実に基づいて分析しながら、大局観で本質的な問題点を書いていて興味深い。林さんのFBを見て、近代を中心に拾い読みした。以下は、気になった部分の抜き書きである。(  )内は私のコメント。

 経済成長と大開発で米の生産量は増える一方。元禄時代から金銀の生産量が追い付かず、デフレとなった。デフレ対策は難航した。白石の時代に金銀が減り中国貿易が減った。そのため国内でお茶、絹・生糸も信州で生産し、地域経済の発展につながった。貨幣政策で金の価値を下げた、通貨発行主体の信用が必要である。今日の中央銀行同様、一両の価値のない貨幣を金属や紙片で保証する幕府である。(借金の増大と国債を買い過ぎる日銀の信用はいつまでもつか?MMT(Modern Monetary Theory)では国民の税金が担保されているというが、消費税を上げて大企業に減税である。賃金は上がらず国民の購買力は下がり「デフレ」は抜けられない。米はインフレで、FRPは金利を上げるが、日本は借金財政で上げられない。コロナ禍で国債も当面はやむを得ない面もあるが、そもそも出口戦略がないからデフォルトの危険性もある。国債の長期金利も上がり始めた。国民はどうやって生活防衛すべきか?)

 日清戦争は日露戦争の「延長戦」だった。

1894年日本が仕掛けて始まった日清戦争は、予想外に日本の圧勝で終わり、朝鮮半島のみならず遼東半島まで制圧し、北京まで迫る勢いだった。勝ちすぎが日本に「禍根」を残すことに。1904年から始まった日露戦争は、辛うじて日本が勝った。

 19世紀の中国は内憂外患だった。19世紀半ばにイギリスとアヘン戦争・アロー戦争を立て続けに経験した。アヘンの密貿易を取り締まった結果、「倍返し」を受けた。

 中国の産業革命は日本が「牽引」した。

 中国も自らの手で工場を建設し、紡績業を営むようになり、中国の産業革命も本格化した。日本からの輸出・技術移転がなければ、中国の工業化・産業革命もなかった。(その後の電機産業も同じ道を歩み、日本は空洞化した。)

 「大東亜共栄圏」とは、単に武力で制圧するだけではなく、日本がアジアを自国のように欧米の帝国主義支配から解放すると言う名目で、「皇国」をアジアに拡大することを指す。だからアジアの各地に神社を建て、日本語の学校を建て、現地の人々を「皇民」、つまり日本人にしてしまおうとしたわけである。(アジアを旅すると鳥居や神社が多く見られる)。アジア各国の中には、日本の圧力を利用して利益を得たところもある。また日本や日本人も多大な被害を受けた。その点を捉えて、戦前・戦中の日本を弁護または擁護する意見も少なからずある。もっと根本的なアイデンティティ、それに基づくアジア各国との接し方に破綻の根源があったことに間違いない。(接し方とは?アジアへ無謀に侵略したこと、台湾領有と韓国併合・植民地化と皇民化、慰安婦問題、徴用工など、歴史を捻じ曲げないことが重要に思う。ミャンマーへの対応を、日本政府と進出企業は誤らないで欲しい。)

 「帝国」の滅亡

 日清・日露戦争で予期せぬ戦勝を通じ、「帝国日本」へ、半島を植民地化し、大陸に巨大な権益を有する国家、「帝国」へと変貌した。無理矛盾に対する試行錯誤を重ねた末に起きたのが、先の日中戦争・太平洋戦争だった。敗戦によって「帝国日本」は挫折、破綻し、ひいては「大日本帝国」も破滅・解体したことは衆知の事実である。(歴史修正主義者はこれを認めない。特に、アベ自公政権とそれを引き継ぐ岸田政治、そして維新が加わり改憲で日本を、アメリカに従属した「帝国日本」に戻そうとするのか?今、問われている。)

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川崎「核兵器禁止から廃絶へ」

2022-02-03 | 気になる本

川崎哲(2021)『核兵器禁止から廃絶へ』岩波ブックレット

 核兵器禁止条約が発効して1年経った。しかし、被爆国日本は加盟どころか、オブ参加も決めていない。岸田首相は広島出身である。核保有国アメリカに慮っているのだろうか。核保有5か国ですら、「核戦争で勝者はいない」と表明している。核による抑止力、敵基地攻撃能力は人類滅亡への道である。以下、本からのメモ書きである。

 核の恐ろしさを忘れてはならない。核は無くなくすことが出来るか?と聞くと、難しいと返事がくる。使われることがないだろう、と希望的観測である。

 ソ連が核実験を1949年に行い、イギリス、フランス、中国が加わり軍拡競争がすすんだ。1989年に冷戦が終結し、軍縮がすすんだ。2001年に9・11事件があり、アメリカは「テロとの戦争」で、アフガン、イラクへと軍事進攻した。世界で約3800発が実戦配備され、半数が短時間に発射できる。米のプリンストン大学のグループは、ヨーロッパに1発核兵器が打たれると、それを引き金に核戦争となり、数時間で9千万人以上が死傷すると、シミュレーションしている。

 イラクは大量破壊兵器の疑いで、フセイン政権は倒された。イランは開発疑惑があるが、「原子力の平和利用」だと主張している。核兵器は生物兵器、化学兵器と総称して大量破壊兵器と総称される。生物兵器禁止条約が1972年に、化学兵器禁止条約が1993年に作られ、対人地雷の禁止197年、クラスター爆弾の禁止2008年に、2017年に核兵器禁止条約が作られた。核兵器を規制するさまざまな取り組みが行われてきた。核兵器禁止条約で締結国は、開発、実験、保有だけでなく、使用の威嚇、協力することを禁止している。未臨界実験やコンピューターによるシミュレーションも禁止している

 核兵器は持って良い国、悪い国があるのではなく、核兵器そのものが悪である。日本政府が核兵器禁止条約に反対しているのは、日本の安全保障にアメリカの核兵器が必要と考えているからである。条約に加われば、アメリカによる核抑止力を損なう、と国会で答弁してる。東西冷戦で日本は、アメリカの軍事戦略に位置付けられた。朝鮮戦争が休戦した後、安保が改定され、アメリカが日本を防衛する代わりに日本は米銀基地を受け入れる日米安保体制が作られた。1967年佐藤首相は非核三原則を発表し、国是としてきた。が、持ち込ませずには密約があった。2013年安倍政権下で「核兵器の脅威に対しては、核抑止力を中心とする米国の拡大抑止が不可欠」とした。

 核抑止力という神話。1,抑止力とは、こちら側が攻撃する姿勢を示すことで、相手側が行動すること思い留まる(抑止)という軍事理論である。2,核保有国に核抑止の力が働くという仮説は、証明されていない。運がよかっただけである。3.抑止力を主張すれば、他の国も主張する。アメリカの銃社会が無くならない。4.核戦争になった時、結果責任を誰がとるのか。

 アメリカが率いる西側諸国は「自由、民主主義、人権など普遍的価値」を重んじると語られる。日本は、米中対立の中でアメリカ側の軍拡のプレイヤーになるのではなく、双方に軍縮義務の履行を働きかける立場に立つべきである。核兵器の廃絶は、紛争が瞬時に世界的破滅を招くような危険を回避するための取組である

 日本の場合、安全保障をメリカの軍事力一辺倒で考えることじたい時代にあわない。アメリカ自身、約20年間アフガニスタンやイラクで行ってきた「対テロ戦争」が挫折し、軍事力では平和や安定を築けないとういう現実に直面している。日本にとって、アジアにも軸足を置いた新たな国際協調のバランスを模索することは急務だ。

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豊橋のまちなか図書館

2022-02-01 | 都市計画・まちづくり

 保健所のレストランで食事ができなかったので、豊橋名物の豊橋カレーうどんを食べました。玉川が休みで、勢川本店に行きました。その後、まちなか図書館を見学しに、駐車を勢川近くの30分150円の公園駐に車を停めて、裏通りを歩きました。駅前通りの高層ビルの2,3階です。駐車券は契約してない所だから、無料になりませんでした。

 

 図書館はゆったりし、喫茶店もあり、最新の雑誌が沢山あります。本を借りるのではなく、ゆっくり本を読む場所・読書空間でした。真ん中にあるひな壇の階段は、どうやって活用するのか?運営は指定管理なのか、聞き忘れましたが、羨ましい。中央図書館は別にあり、分館もあります。都心の裏通りは賑やかでは無いですが、市電が走り、まちなか図書館は魅力ある市民の文化施設になりそうです。

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豊橋の保健所・保健センターなど

2022-02-01 | 都市計画・まちづくり

今日は豊橋へビラまきに行きました。ついでに近くの、「ほいっぷ」を視察しました。国立豊橋病院の跡地で、広場、駐車場、建物2階、レストランと大変広いです。ほいっぷは、保健のほ、医療のい、福祉のふです。大きな施設で、保健所・保健セター、休日夜間・障害者歯科診療所、子ども発達センター、医師会館などです。医師会館には薬剤師も入っています。レストランはランチが無かったので、豊橋名物の豊橋カレーうどんを食べに行きました。

 豊田市では西山に医療センター、休日夜間診療、医師会館、近くに子ども発達センターがあるが、保健所と保健センターが市役所の中に暫定的にある。この違いをどう判断するのか?岡崎も保健所は独自に別にある。中核市としてのコロナ対策の独自性は?

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