テレビ放送される前から現地視察を、反貧困ネット・居住福祉ネットの岡本さんを通して行く予定でした。短時間の見学でしたが、具体的で実践的だけでなく、理念的な運営に感銘しその一端を記すものです。のわみ相談所はパンフによれば、ホームレス、外国人などの相談、生活支援、入居支援や就労支援を行っています。所長の三輪さんと事務局の鈴木さんの献身的な活動と、当事者の自立した「救生の会」を核に、多くのボランティアや支援企業、行政の協力で運営されています。1995年から名古屋で三輪さんなどがホームレス支援と実態調査を行っていたのが、2003年に稲沢に事務所とシェルターを設置し、2006年に一宮を拠点に「救生の会」設立と事務所とシェルターを移転しました。今はシェルターの拡大と弁当屋などの事業展開まで多角的に行っています。派遣切りで生活保護、失業保険などの一部窓口一本化は形式上行われましたが、生活保護を悪用した「宿泊所」の貧困ビジネスも横行しました。非正規の拡大、パワハラ、ブラック企業など労働者を人間と扱わず、不信を持った人が野宿者となりました。市場と政府の欠陥の中で無縁社会とも言われる中、ここでは当事者に寄り添い心のケアから自立を支援するものです。午後からは救生の会の定例会議にも、参加させていただき交流しました。オープンで一人一人の生活や実状を確認し、激励する運営に感心しました。2月にはチャリティコンサートも行われるなど、文化面にも視野を広げています。会ではテレビでやっていたホームレスの人が職に就けたのに、直ぐ出てい行ってしまい残念という発言がありました。われわれ訪問団も同じ気持ちでしたが、のわみ相談所ではシェルターが少なく、心のケアのないままに急いで就職させたのが失敗の元だった反省していたことに感動していました。相談所では一宮市にもっとシェルターを増やすように要請しています。議員団との交流では40人中関心を示したのは8人(懇談会出席は4名)と少数だったそうです。シェルターは古い建物を自力で整備したもので、決して綺麗ではありませんが、住み心地は良さそうです。今、脱法ハウスが問題となっていて、国土交通省ではその基準を示していますが、取り締まるだけでは解決しません。大企業には減税、特区、労基法改悪など「規制緩和」を行い、労働者・国民に負担と犠牲を押し付ける社会は、持続不可能でなく住みにくい社会になっていると思います。具体的なデータはプロジェクターの不調で、説明不足もありましたが活動内容には大変感銘を受けました。今日の貧困の背景はグローバル化を口実に大企業だけが儲ける仕組みで、その恩恵は労働者、下請け、地域社会へトリクル・ダウンしなくなっています。改めて衣・食・住そして職があって、はじめて人間らしく誇りをもって生きられるものだと実感しました。企業都市豊田で何ができるか、引き続きのわみ相談所から学びたいと思います。写真は操業したばかりの弁当屋さんでした。昼食には300円の弁当をよばれました。
テレビ放送される前から現地視察を、反貧困ネット・居住福祉ネットの岡本さんを通して行く予定でした。短時間の見学でしたが、具体的で実践的だけでなく、理念的な運営に感銘しその一端を記すものです。のわみ相談所はパンフによれば、ホームレス、外国人などの相談、生活支援、入居支援や就労支援を行っています。所長の三輪さんと事務局の鈴木さんの献身的な活動と、当事者の自立した「救生の会」を核に、多くのボランティアや支援企業、行政の協力で運営されています。1995年から名古屋で三輪さんなどがホームレス支援と実態調査を行っていたのが、2003年に稲沢に事務所とシェルターを設置し、2006年に一宮を拠点に「救生の会」設立と事務所とシェルターを移転しました。今はシェルターの拡大と弁当屋などの事業展開まで多角的に行っています。派遣切りで生活保護、失業保険などの一部窓口一本化は形式上行われましたが、生活保護を悪用した「宿泊所」の貧困ビジネスも横行しました。非正規の拡大、パワハラ、ブラック企業など労働者を人間と扱わず、不信を持った人が野宿者となりました。市場と政府の欠陥の中で無縁社会とも言われる中、ここでは当事者に寄り添い心のケアから自立を支援するものです。午後からは救生の会の定例会議にも、参加させていただき交流しました。オープンで一人一人の生活や実状を確認し、激励する運営に感心しました。2月にはチャリティコンサートも行われるなど、文化面にも視野を広げています。会ではテレビでやっていたホームレスの人が職に就けたのに、直ぐ出てい行ってしまい残念という発言がありました。われわれ訪問団も同じ気持ちでしたが、のわみ相談所ではシェルターが少なく、心のケアのないままに急いで就職させたのが失敗の元だった反省していたことに感動していました。相談所では一宮市にもっとシェルターを増やすように要請しています。議員団との交流では40人中関心を示したのは8人(懇談会出席は4名)と少数だったそうです。シェルターは古い建物を自力で整備したもので、決して綺麗ではありませんが、住み心地は良さそうです。今、脱法ハウスが問題となっていて、国土交通省ではその基準を示していますが、取り締まるだけでは解決しません。大企業には減税、特区、労基法改悪など「規制緩和」を行い、労働者・国民に負担と犠牲を押し付ける社会は、持続不可能でなく住みにくい社会になっていると思います。具体的なデータはプロジェクターの不調で、説明不足もありましたが活動内容には大変感銘を受けました。今日の貧困の背景はグローバル化を口実に大企業だけが儲ける仕組みで、その恩恵は労働者、下請け、地域社会へトリクル・ダウンしなくなっています。改めて衣・食・住そして職があって、はじめて人間らしく誇りをもって生きられるものだと実感しました。企業都市豊田で何ができるか、引き続きのわみ相談所から学びたいと思います。写真は操業したばかりの弁当屋さんでした。昼食には300円の弁当をよばれました。
のわみ相談所の見学と交流が午後3時に終わりました。雨も降っていなかったので、バスに乗って旧尾西市の三岸節子美術館に行きました。のこぎり型の屋根のある建物はところどころ散見しました。三岸美術館ものこぎり型屋根をデザインしてあります。常設展では三岸さんの年代別に描いた作品が展示してありました。70歳代の作品は構図も無駄がなく、大体に描かれていて、私はこの年代が一番気に入りました。2階のベネチア特別展を後に観ましたが、常設展の作品の印象が強く特別展はさらっと一回りです。帰りは木曽川の左岸を通り、駅に着きました。途中で雨がぽつぽつ降り出し、天気予報も精度が上がったなと感じました。入場料700円、駅からバスで660円でした。
There are 2 station in the icihomiya downtown.It takes about 20 minutes from Nagoya to Ichinomiya. The condomium near station sold out soon. The population of Ichinomiya city is 386,000. Ichinomiya and Bisashi city combined in 2005.The library is in the station building.The square in front of the station is wide.A route of bus is good.I think comfortable to live in Ichinomiya city.