豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

中越沖地震とトヨタ

2007-07-21 | 市民生活・企業都市
新潟中越沖地震で部品工場が被害を受けてトヨタは全面的に操業を停止しました。自動車の部品は3万とも言われ、その影響の大きさに驚かされます。同時にジャストインタイムのトヨタ看板方式の弱点が現れました。写真は本社工場裏門ですです。
 柏崎、刈羽村は3年前に支援に入った所です。合併すると災害があるときに問題が発生する不安がありましたが、刈羽村は合併しませんでした。それにしても、原発の火災を初め危機管理は、想定外では済まされません。
<時の話題>
梅雨がなかなかあけません。蝉も鳴き始めましたが、クマゼミが先に鳴いているのにはちょっと不思議です。
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トヨタ本社隣で造成工事

2007-07-15 | 市民生活・企業都市
台風が太平洋岸を通り豊田市では被害は少なかったです。午後には蝉も鳴いていました。これで梅雨明けでしょうか。久々のブログですが、本の原稿を頼まれ悪戦苦闘中です。
 7月からは事務に通って体を鍛えていますが、平日会員のため今日は近くの枝下自転車道を1時間ほど走りました。結構人もいて、あいさつする人もいました。これは市民の社会的共有財産だと思いました。
 枝下緑道は矢作川の高いほうの河岸段丘にあり、斜面は緑が多く残っています。写真は本社事務棟の隣接地前田町で造成工事が行われているところです。本社機能強化の1つでしょうか。
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不完全都市ーニューヨーク

2007-07-02 | 気になる本
平山洋介「不完全都市―神戸、ニューヨーク、ベルリン」学芸出版社、2003年
 この本は以前手にしたことがありましたが、読みきれませんでした。ニューヨークから帰って、改めて手にするとニューヨークの部分は一気に読み終えました。貧困者の住宅事情、ホームレスの実態、「綺麗に安全」になった市長の政策などが理解できました。背景にある新自由主義、新保守主義と歴史的経過を踏まえ、冷徹に都市空間の変化を分析しています。ニューヨークは経済のグローバル化の中で、世界を動かしています。大都市は成長し、限界を超えれば衰退し、破壊と再建を続けます。コルビジェの輝く都市のように、高く成長したニューヨークは、WTCが破壊され再建されつつあります。都市とは「誰が、誰のため、何を再建するのか」という社会的・政治的な競合関係にあります。成長をコントロールできない都市は死滅するだろうし、都市住民の生活の質が向上しなければ、対立と不安の都市となるでしょう。ル・コルビジェを批判したジェーン・ジェコブスの「アメリカの大都市の死と生」を原著で読んでみたいものです。特に、都市密度の原則の程度についてです。写真は柵で囲まれたニューヨークの公園。
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