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アベ・スガ政治の流れを許さないin豊田

2021-10-05 | 平和・人権・環境・自治制度

10月3日作家の澤地久枝さんの呼びかけの全国統一行動、豊田に参加し以下の発言を行いました。野党連合政権に交替しないと、続きそうです。

 自民党の新総裁に岸田氏が選ばれました。果たして暮らしは良くなるのでしょうか?総選挙を前に自民党の総裁選は、異常なまでにテレビなどで連日報道されました。国民の1%の投票です。日本の針路を決めるのは国民の総選挙です。岸田氏は特技が「聞く耳」だと言ってます。誰の言うことを聞くのか、アベ、麻生など派閥のいうことではないでしょうか?自民党役員人事で麻生氏は副総裁に、金銭授受の甘利氏は幹事長、タカ派の高市氏は政策を決める政調会長と報じられています。これでは岸田氏はアベ・スガ政治の枠から一歩も抜けられません。9年近くに及ぶアベ・スガ政治は悪政の数々でした。

1 憲法違反の安保法制強行と森友学園、桜疑惑など政治の私物化です。

2 アベノミクスで株価だけ釣り上げ、非正規の拡大、消費税増税です。

3 コロナ対策は後手後手の無策で、Gotoトラベル、オリンピック強行で、

そして、アベ、スガ前首相は支持を失い、共に政権を投げ出したわけです。

岸田氏に自民党の顔は変わっても、アベ・スガ政治を引き継いでは、国民の命と暮らしの改善は期待できません。岸田氏の政策は、

 第1に、アベ2次内閣で外相を5年ほどやっていました。その時に安保法制が強行されました。総裁選では憲法改悪をしないと言わないだけでなく、9条の改憲、緊急条項などの自民党の改憲4項目を推進すると言っています。また、広島出身でありながら、核兵器廃止条約に一貫して反対しています。

 第2に、政治と金で、森友問題で赤木さんの調査をやり直せるかです。初めは再調査を口にしていましたが、裁判の結果を見て、必要ならと先送りし、封印しました。1億5千万円の自民党本部からの前河井議員への政治資金の流れを、きちんと調査・報告し説明できるか?これも疑問です。自民党幹事長に収賄疑惑の甘利幹事長と報道されています。

 第3に、貧困と格差を拡大したアベノミクスの失敗の反省がありません。医療削減、後手後手のコロナ対策も失敗を認めない。岸田氏は自民党政調会長として、アベ・スガ政治を支えてきたからです。

 成長の分配と言って、看護師などの賃金をあげる、と耳障りの良いことを言ってますが、アベノミクスの反省なしでは実現できません。消費税を下げ、大企業への税率を中小企業並みにできるか。アメリカのバイデン大統領も法人税を28%に戻すと言ってます。

 これから行われる総選挙で、市民と野党の共闘で連合政権をつくり、自公政権を替えましょう。改めて、野党4党の共通政策の柱は、安保法制を廃止し憲法を守る。核兵器禁止条約を批准する。原発を無くし、自然再生エネルギーを増やす。ジェンダー平等。コロナ対策で医療・公衆衛生の整備し、給付金の再開をする。消費税を引き下げる、などです。国民の命とくらしを守るために、選挙に行って政権交代を実現しましょう。

 

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原俊彦「縮減に向かう世界人口」

2021-10-01 | traveling, town walking

原俊彦(2021年8月号「世界」)「縮減に向かう世界人口」

 要点メモ

 世界の人口には、自然動態と社会動態がある。

 自然環境は気候変動で脆弱性が高まる。少子高齢化、人口減少で林業・農業・牧畜生産の急速な衰退、生産地の粗放化による環境破壊が懸念される。(中山間地は生活できる仕事がなく過疎化する。災害で自然はあれるばかりであり、維持可能な管理のための居住者には補助制度で自然環境を担う必要がある)

 電気・ガス・水道、道路、バス・鉄道・公共交通、公共サービスなど、生活基盤は人口規模の拡大に合わせ発展・整備されていたが、人口減少により更新・新設が困難になる。

 人口減少が急速に進むと、海外からの労働力の移動、移民・難民が進むが、国内の低所得者との軋轢ができる。トランプのような自国優先を打ち出す国が増える。

 

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