私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2009年9月5日(土)石巻雲雀地区

2009年09月13日 | 石巻雲雀地区
■2009/9/5(土)10:00-12:00【天気】晴れ 
【場所】石巻雲雀地区
【種名】カワウ+,スズガモ♂1,ミサゴ1,トビ,コチドリ,メダイチドリ25,ムナグロ幼羽1,キョウジョシギ幼羽5,トウネン幼羽180+,コオバシギ幼羽1,キリアイ幼羽1,キアシシギ幼羽1,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒバリ,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス(11科18種)
【メモ】前回木曜日は11時過ぎの到着だったが,今日は10時に来ることができた。K先生がすでに観察を始めており,朝,例によってハジロコチドリがいたが今は見えないということだった。天気が良く,今日は青い水面を波立たせて,シギチがたくさん土手先の干潟で採餌していた。トウネンは木曜日は250羽を数えたが,群れ一つ足らないようで,180羽しかいない。数が少ないということは,新しい群れが来ている可能性が低いと言うことにもなる。実際,木曜日とほぼ同じメンバーで,ミユビシギが見あたらないくらいだ。カメラの銚子(と変換してしまう)ではなく調子が悪く,年月日時間がクリアされており,しかもいつの間にかISOが125,シャッタースピードまでダイヤルが回ってTvの位置で1/125秒になっていた。途中気がついて直したが,タイムスタンプは帰宅してから気づいた。やはり,蔵王で壊してから調子がおかしくなったのだろうか。今日は,例によってメンバーは変わらないが,前回曇りで色がよくでなかったシギチの羽色や嘴,足の色がきれいに見えた。何しろ,シギチまでの距離がやたら近いので,肉眼でも羽が擦れているのが見えるくらいだ。キリアイとコオバシギは,しばらく一カ所で採餌していたが,そこに餌がある(生きているので「いる」を使うべきだが)ということなのだろう。コオバシギは,いつも食べている小さな巻き貝やつぶ貝ではなく,ゴカイ風のを食べていた。キリアイは泥の中に嘴の根元まで突っ込んで泥の中から餌を漉しとっている感じだ。2時間ほどいたが,特に別の群れが来そうでもなかったので,名取・岩沼に行くことにした。後でヨロネンもいたということだったのだが。
【写真】
  
■普通に見れば成鳥夏羽か第3回夏羽から冬羽への移行個体だが,初列風切が第2回夏羽のように茶色(褪色?)で,大雨覆や中雨覆に茶色の羽が混じっていたため,撮影した。/コオバシギ幼羽とトウネン幼羽
  
■お気に入りの場所で採餌するコオバシギ幼羽/キョウジョシギ幼羽 1/125秒の威力?速い動きのところだけぶれているのが分かる。あまり動かないところはぶれていない。
  
■コオバシギとキリアイ
  
■キリアイの採餌/干潟の一部に海水が流れ込む穴があってそこに海水がどんどん吸い込まれていた。その脇でトウネンが採餌していたが,渦に小さな体で吸い込まれそうに見えた。/トウネンの餌場の縄張り争い
  
■メダイチドリ幼羽とコオバシギ幼羽
  
■キョウジョシギ幼羽の採餌/ムナグロ幼羽


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