2005年6月26日(日)栗駒

2005年06月26日 | 花山湯ノ倉温泉
■ 2005/6/26(日)5:00-9:00 【天気】曇り

【場所】栗駒
【種名】カルガモ2,シノリガモ(留守),トビ2,キジバト4,アカショウビン1,アカゲラ♀1不明1,オオアカゲラ♀1,コゲラ3,ツバメ,イワツバメ,キセキレイ+,ヒヨドリ,モズ,カワガラス+,ミソサザイ,コルリ4S,ウグイス,センダイムシクイ,キビタキ+,オオルリ+,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラS1,ホオジロ,ノジコ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(20科31種)
【備考】おにぎり2個におかず,コーヒーの入った水筒を持たされて,自宅を3時3分に出,最初のフィールドには5:00に到着。本当は4時前の予定だったのだが,寝過ごしてしまった。ポイントの小滝の上で待つが簡単にはアカショウビンは出てくれない。1時間待って到底出そうな気配もなかったので,2番目のフィールドに移動。登山口で1時間ほど睡眠を取って,登山道を登りはじめる。朝早かったのとちょっと疲労気味で,息がけっこう上がる。やっと下りにかかる。進行方向左側は奥まった薄暗いブナの林,右手は遥か下の渓流への急斜面。そこをとぼとぼ目的地に歩いて行くと,目の前を音もなく左から右へ横切って飛んで行くのは,ちょっと明るいクリムゾンレッドのアカショウビン。おー,ぱさぱさ飛んでるなあ・・・出るのが早すぎるし,ここで出ても写真には撮れないなと諦めて,また黙々と歩き続ける。コルリがチッチッチッ,の前奏からいきなりサビの部分を大声で鳴く。1回目はP音主体,2回目はB音主体の鳴き声。センダイムシクイも負けずに鳴いている。フィールドに着くと,お目当てのSガモは留守でいない。アカショウビンもさっき出てしまったので,もう望み薄。仕方がないので,コーヒーなぞ,座って飲んでいると,カワガラスがすぐ近くまで何回かやってきたが,暗いので写真を撮ってもしようがないから,肉眼で見ることにした。渓流に潜っては餌を取り,岸近くを潜水しながら歩いては,岩の上にあがってまた潜るのを見ていた。渓流の上空を横切ってブナの林を飛んでいく黒いかたまり。大きさと体型からして,オオアカゲラの可能性!かなり遠かったが,幹に止まった写真を撮ってみると,やはりオオアカゲラで♀だった。アカゲラが,オオアカゲラのすぐ近くの木にやってきて,2羽はけっこう近い距離で採餌していた。
【写真】写真は場所が暗く,手持ちの1/25秒f5.6プログラムAE部分測光,パラメータ1です。最近ハヤブサやチョウゲンボウの流し撮りばかりしていたので,動いているのを見るとすぐ流し撮りが癖になっています。こんな暗い場所で,しかも低速シャッターの流し撮りをしたらどうなる,というのをすっかり忘れて,幹を登っていくアカゲラを流し撮り
してしまいました。

■アカゲラ♀(1/25無意識にどういうわけか流し撮り)■クリンソウ(金華山よりずっと遅い開花)

■オオアカゲラ♀(1/25手持ち)■オオアカゲラ♀


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