日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

江戸の華

2010-08-21 | Weblog
江戸の華といえば

火事と喧嘩

そして夏の風物詩
朝顔。
ちょっと盛りは過ぎてしまったか。


朝顔といえば一般的には赤紫、青紫を思い浮かべるけど、
なんと茶色の朝顔があるそうな。
その名は「團十郎」
なんとまあ江戸ごのみだこと。

団十郎といえば市川団十郎のこと。
歌舞伎は観たことがなくても歌舞伎役者は知っている。
二枚目に恥じない歌舞伎界の名門です。

團十郎といえば歌舞伎十八番「暫」



正義の味方を演じる團十郎は今で言うイケメンヒーローなわけで
その人気もすざましいものであったとか。

現代の歌舞伎以上に歌舞伎が娯楽の中心であった頃には
芝居だけでなく文化、風習にも強烈に影響を与えていた訳です。

暫の衣装の茶色は團十郎と呼ばれ、
海老蔵が人気になれば海老蔵様に気兼ねして河岸ではエビが売れなくなったそうな。
忠臣蔵に至っては史実すら変えてしまった感があります。

かくいうあたしも
昨晩,NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀ースペシャルに心踊らす。

市川海老蔵だったの(LOVE)

結婚披露宴の特番も見ちゃった。


やっぱり、梨園のサラブレットだわ。
それ故の気苦労も重圧も多いだろうけど
幼い頃から仕込まれた立居振舞いはつけ焼刃な人間には到底かなうまい。
そしてやはり「傾く」ことを生業にしている人の凄さみせつけられる。

来年こそ団十郎の名をも朝顔をてにいれるぞ。
朝顔市行くぞ!!

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