日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

もう一つの旅 台湾『路』をゆく、 高雄 無関実験書店へ

2020-12-22 | Weblog
高雄の強い日差し、白い棺、カーテンの先の漆黒の世界。


スポットライトをあびてステージに立つ、マイケル・ジャクソン。
孤高のマイケルを想う。
これからはじまる期待と興奮を具現化したマイケル・ジャクソン
歓声の中、微動だにしないのは自分の価値の尊さを見せつける最大の演出であり、作戦であり。
live会場の期待のボルテージが最高潮に達し、焦れたところではじまるイントロ。
究極の2分間ともいわれるMichael Jackson のdangerous tour in Bucharest
たっぷりと微動だにしない1分39秒、首だけ動かして10秒弱、サングラスを取るのに10秒強、Michaelが歌い出すまでにたっぷり2分以上が費やされている。
動かないだけで、観客の興奮と期待を増幅させる稀代のアイドル(偶像と呼ぼう)Michael Jacksonを彷彿とさせたのでした。


どこで?


本屋で!
台湾の第二の都市、高雄。
行く機会があるのなら、数多ある観光スポットをさしおいていくべき場所。

旅に行くのなら、
そこでしか出会えないアートに出会い、


夜の帳に沈める一杯を求め、


土地神様にご挨拶をして、


地元の本屋をマーキング。


地元食をいかに家で再現するかを考えて、名物にうまいものありと叫びたい。






高雄でも。

面白い本屋に出会った。
暗闇の本屋。
駁二藝術特區 無關 實驗書店
高雄の観光おすすめ スポット アート特区にある無関実験書店、まさに実験という名にふさわしい本屋なのである。
高雄の強い日差し、白い棺、白いカーテンの先の暗闇。本屋。








どうよ、孤高のマイケル・ジャクソンの居並ぶ漆黒の空間。



読めない本を買ってもと思うけど、本屋という場所はお国柄を色濃く出すから観光地にもなり得るのです。
入場料をとられますが、その金額がそっくり買い物に使えるというのも良心的。
高雄の粋とでも申しておきましょう。
読めない本を買ってもしかたないからと手ぶらでで帰ろうとしたら、本でなくてもいいし、なんでも選べるからと親切な店員さんが勧めてくれたのはフォーチュンクッキー。





読めないけど。


アートと本好きなら絶対にここ好き!
微動だにしないマイケル・ジャクソンを知る人にも薦めたい摩訶不思議な本屋。
旅先で自分の好きなものを色眼鏡を通してみるというも、特別な旅の体験である。

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