日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

夏は鳥 Alice Mccall (枕草子)

2013-06-17 | ドレステリア
年々、坂を転げ落ちるように年をとっていくことを感じる時間。

自分の誕生日
セールの案内(年、2回)
最低でも年、3回は自分の立ち位置について非常にナーバスになるのである。
梅雨がくる前に夏のセールのご案内が届き、
何も成し遂げてないのにきっちり年ばかり重ね、
冬物、どうしようと悩んでいる間にもう冬物セール。-そして夏がくる前に夏物セール。


ああ、無常!(レ・ミゼラブル)


人の命とはいとも儚きものよ。
セールに踊らされるあたしは偏に風の前の塵に同じ。(平家物語)
ついでに我が欲の権化たる洋服も
よどみに浮かぶうたかたのよう。
そのうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。(方丈記)



生きるってこういうことよねと達観の境地に達したところで本日のワンピース。
夏は鳥 
春は曙(枕草子)の流れでalice McCall(アリス マッコール)
今季は鳥ガラが秀逸。
グラフィカルでオリエンタルな孔雀。

  

そしてカラフルな熱帯のジャングルと真っ赤なオウム。


 
 

げにや安楽の世界より 今この娑婆に示現して我のためのワンピース(曽根崎心中)

スカート丈も短いし、もう少し落ち着いたものをとも思ったけど、
セールにかかってしまったら仕方がない。
あたしが買わずに誰が買う?
セールになる度思い出すはこの名言。


あやまちも失敗も多かった。だが、後悔する余地はない byヘルマン・ヘッセ



本日はこの名文でお別れです。

つれづれなるままに、日ぐらしぱそこんにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしいほどにものがほしけれ。(徒然草もとい日々草)









コメント
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