日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

岩合光昭とねこ歩き

2013-06-02 | ギャラリー
猫は居心地のいい場所をよーく知っている。
猫はゴハンのありつける場所と時間をよーく知っている。
猫は目の前の人物が敵か味方かをよーくしっている。

そしてわたくし、猫にとって『敵』。
こんなに猫好きもいないぞーとアピールするも、
アピール不足なのかいまいち愛情が伝わらない。


愛情の空回り。



否、愛情が濃すぎて鬱陶しいだけ。
最大にして唯一の原因。
『鬱陶しさ』
満面の笑みでも餌で釣っても嫌われ者。
確かに鬱陶しさほどイライラするものはないからな。
それでも、あたしは愛されたい、好かれたい、ニャゴニャゴしたい。
我が望みを体現する猫の神様。
フォトグラファー 岩合光昭






NHKで偶然目にした岩合光昭の世界ネコ歩き
各国の都市に住む猫を猫の目線でとらえたドキュメンタリー
表情豊かで、かって気まま我が物顔で街を行き来するネコたち。
ネコほど優雅で自由で愛される動物はおるまい。
気が向かないならプイ。
気が乗らない時はシャーと怒る。
それでいてなんなの、その愛くるしさ。




ネコはズルい。







スリスリきたらにやけてしまう。
ニャーと鳴かれただけで赤ちゃん言葉で話しかけてしまう。
寝姿は鼻血もの。
あたしは猫族をこんなに愛しているのに嫌われ者。
こんな姿も、あんな姿も見せたことないじゃん。
イワゴーさんにだけでズルい、ズルい、キイッー。
お門違いと存じ上げるも岩合光昭の眼を通してみる猫はこんなにも表情豊か。
あたしが知ってるどのネコよりもイワゴーさんのモデルは輪をかけて、二倍三倍も魅力的。


猫は居心地のいい場所をよーく知っている。
猫はゴハンのありつける場所と時間をよーく知っている。
猫は目の前の人物が敵か味方かをよーくしっている。



岩合光昭だからこそネコが魅せるその瞬間。
悔しいほど無防備で
溜息が出るほど愛らしく
羨ましいほど自然体。
卓越した技術と最大の愛情を持ってネコを撮るフォトグラファー 岩合光昭
その写真展 日本橋 三越 にて。

サインも猫付き。






コメント
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