日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

冒険家の味

2007-10-23 | トラットリア

温かいものが美味しい季節。
毎朝のニュースでは「一番の冷え込んだ朝」というフレーズをよく耳にする。
そしてその冷え込みは日々更新。

寒いはずだわ。
そろそろ雪の便りもちらほらと聴こえてくるようになりました。

そう最近のハマリモノ、「チャイ」がぐんと美味しくなる。
ちょっとチャイを楽しみたい時のとっておきがマリアージュ フレールの茶葉。

 

茶葉にもしっかり味があるし何よりそのスパイスの具合がいいのだ。
男性的なほどに効いたスパイスは体をしっかりあたためてくれそうな味なのである。

ちなみに名前は・・・・忘れました。
同じものを買おうとお店に出向いたところ「これですか?」それとも「こちらでしたか?」と2種類のものを出される。

そう最初にだしてきてくれたものが正解でした。
だけどちょっと浮気ゴゴロがむくむくとわきあがる。

紹介されたのは「ALEXANDRA - DAVID - NÉEL」

読み方はアレクサンドラ ダヴィッド ネール
なんと女性冒険家の名前を冠したお茶なのでした。

人気のマルコポーロという茶葉にスパイスをブレンドしたもの。
説明文では「チベットの果実とスパイスの深い香り」となっております。

もちろんマルコポーロも冒険家
この冒険家のお茶は黄金の国 ジパングをはじめ東洋を旅したのにふさわしく華やかな花と果実のフレーバード ティー。

そしてその華やかなお茶にスパイスを加えると女性冒険家のお茶へ。

華やかさの中に意志の強さと負けん気が見え隠れする。
個性ある味となるのです。

ちょっと意外な名前の付けられ方。
女性的なほど華やかななのにマルコポーロ。
男性的なスパイスのクセと個性にアレキサンドラ。

そう時と場合によって女性には男性以上の意志の強さと勝気さがないとダメなのだ。

女性が「冒険家」なんてなお更だよね。
おいそれと出来る商売ではございません。
チベットの文化と自然に惹かれたパリジェンヌ。
貧しい托鉢の巡礼者に扮し,鎖国下のチベットでの冒険
普通にカッコイイです。

しなやかさと逞しさと華やかさと。
相容れないようでひっくるめて女性としての魅力。

危険もあるだろう、それを超えてでも人生を変え、魂をゆさぶる「きっかけ」ってなんだったんだろう?

残念ながらこの1杯のお茶からでは答えが分かりそうにありません。
さて彼女の著作でも読んでみましょうか?

お茶から広がる世界旅行、冒険旅行、歴史旅行。
こう考えると「お茶」の世界は深いですな。




 

コメント
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